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コロナ感染症死亡事例の「水増し」と「隠れ」 [世相(新型コロナ肺炎関連)]

5月9日(土)

昨夜、自治体の報道発表資料を調べていて思ったこと。
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市内在住の90代男性  基礎疾患あり
3 死因
嚥下性肺炎
老衰
新型コロナウイルス感染症
(直接には死因に関係しないが経過に影響を及ぼした傷病)
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こういう事例も「新型コロナウィルスによる死亡」にカウントされている。
普通に考えたら、直接の死因は「嚥下性肺炎 」だし、間接的には「老衰」だと思うのだけど。
なんか変だと思うのは私だけか?

極端な例だが、高齢者が不幸にして交通事故に遭って亡くなった。
念のため検査したら、新型コロナウィルスに感染していた。
その場合、「コロナ感染死」にカウントするのだろうか?ということ。

つまり、新型コロナウィルスの死者数には、(特に高齢者の場合)けっこう水増し分があるのではないか?という疑い。

一方で、カウントされていない「隠れコロナ死」は確実にあるので、プラス・マイナスでバランスが取れているのかも。

いや「隠れコロナ」の方が多いな。
「水増し」はおそらく数10人規模だけど、「隠れ」はおそらく数100人規模だろうから。
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ロックダウンは必要なかった? 「外出禁止は感染抑制と相関がない」と研究結果 [世相(新型コロナ肺炎関連)]

5月9日(土)

ああ、本当のこと言っちゃった。

① 休校や大規模集会の禁止、一部のサービス業の営業停止は、感染拡大の抑制に効果があった。
② 感染拡大の抑制と最も高い相関が認められたのは休校措置。
③ 外出禁止や、生活必需品を扱う店舗以外の営業停止は、感染者数や死亡者数の抑制に顕著な効果が認められなかった。
④ 現時点において、公共の場所でのマスク着用の義務化にも特段の効果は確認されていない。
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ロックダウンは必要なかった? 「外出禁止は感染抑制と相関がない」と研究結果

<欧州30カ国を対象に、ソーシャル・ディスタンシングに基づく施策が新型コロナウイルス感染症の感染者数や死亡者数の減少にもたらす効果について分析した......>

新型コロナウイルス感染症の感染拡大を抑制するための公衆衛生戦略として「ソーシャル・ディスタンシング(社会的距離戦略)」が世界各国で採用され、欧米諸国の多くは、2020年3月以降、国民や市民、企業の活動を強制的に制限する「ロックダウン(都市封鎖)」の措置を講じてきた。

それでは実際、ロックダウンなど、ソーシャル・ディスタンシングに基づく施策は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の抑制にどのくらい寄与しているのだろうか。

外出禁止は感染抑制に顕著な効果が認められなかった
英イースト・アングリア大学(UEA)の研究チームは、英国、ドイツ、フランスなど、欧州30カ国を対象に、ソーシャル・ディスタンシングに基づく施策が新型コロナウイルス感染症の感染者数や死亡者数の減少にもたらす効果について分析し、2020年5月6日、未査読の研究論文を「メドアーカイブ」で公開した。

これによると、休校や大規模集会の禁止、一部のサービス業の営業停止は、感染拡大の抑制に効果があった一方、外出禁止や、生活必需品を扱う店舗以外の営業停止は、感染者数や死亡者数の抑制に顕著な効果が認められなかった。また、現時点において、公共の場所でのマスク着用の義務化にも特段の効果は確認されていない。

研究チームは、欧州連合(EU)の専門機関「欧州疫病予防管理センター(ECDC)」が毎日発表している各国の新型コロナウイルス感染症の感染者数および死亡者数と、休校、大規模集会の禁止、店舗の営業停止、外出禁止、マスクの着用といった各施策の各国での実施開始日をもとに、統計モデル「一般化加法混合モデル(GAMM)」で分析した。

感染拡大の抑制と最も高い相関が認められたのは休校だった
感染拡大の抑制と最も高い相関が認められたのは休校だ。ただし、小学校、中学校、高校、大学のうち、いずれの教育機関での休校が感染抑制に最も寄与したのかは明らかになっていない。

大規模集会の禁止は、休校に次いで、感染拡大の抑制に高い効果が認められた。研究論文の筆頭著者であるイースト・アングリア大学のポール・ハンター教授は「これまでにも、音楽フェスティバルと関連した呼吸器感染症の発生が確認されている」と指摘。2009年には、欧州の6カ所の大規模音楽フェスティバルのうち3カ所で新型インフルエンザが発生している。

人々が集まるレストランやバー、レジャー施設、イベント会場の閉鎖も感染拡大の抑制に寄与した。その一方で、ハンター教授は「これら以外の業種における営業停止は、感染拡大の抑制にほとんど影響がなかったとみられる」と考察している。

また、外出禁止は、新型コロナウイルス感染症の発生率の減少との相関がなく、むしろ、外出禁止の日数が増えるほど、感染者数は増加した。

相関のメカニズムについては解明されていない
一連の研究成果では、各施策と感染拡大の抑制との相関のメカニズムについては解明されていない。また、各国で複数の施策が短期間に次々と導入されたため、現時点では、施策ごとに感染拡大の抑制との因果関係を証明するのは困難だ。

ハンター教授は「制限の緩和が欧州で徐々にすすめられるなか、新型コロナウイルス感染症の流行の動向を注視していくことが不可欠だ。そうすれば、施策ごとの効果の有無がより明らかとなるだろう」と指摘している。

「NEWS WEEK」2020年5月8日(金)17時50分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/05/post-93360.php?fbclid=IwAR1-ZJqnX3Im2gHc_6TS2oGd7RrwRGDeN4IWAAvarp8ZQ3sYHlRIJdnexcM
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久しぶりに「ケシのニュース」 [日常(花・街・山・猫・蝶)]

5月9日(土)

久しぶりに、私が大好きな「ケシのニュース」。
ケシ(熊本).jpg
↑ 熊本県の道端に咲いていたケシ
きれいなだ。もっとあちこちに咲いてないかな。

(参照)
2016年4月27日「麻薬原料のケシ、堺市の住宅街で自生」
https://junko-mitsuhashi.blog.ss-blog.jp/2016-04-27-1
2014年5月15日「ちょっと変なポピーの季節」
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2014-05-15-1

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きれいだが違法 身近に自生するケシに注意 熊本県「見つけたら連絡を」

この時季にかれんな花が見頃となるケシの中には、アヘンの原料になる種類もあり、注意が必要だ。熊本県は4~5月を撲滅運動期間として、毎年数万本を除去。昨年度は約2万本を取り除くなど対策に力を入れている。

県薬務衛生課によると、あへん法が栽培を禁じるケシのうち、県内ではソムニフェルム種(草丈約100~160センチ)とセティゲルム種(同約50~100センチ)が多い。

熊本市東区上南部の津川美清さん(79)は今月3日、近所を散歩中に気になる花を発見。写真を撮って熊日の「SNSこちら編集局」に投稿した。同課が確認すると、セティゲルム種だった。

車道と歩道を仕切る縁石に沿って自生しており、同課の職員が除去。津川さんは「町内会のメールが違法なケシに注意するよう呼び掛けていたので、気付くことができた」と話した。

これら違法なケシは種子が風に乗って飛散するなど繁殖力が強く、道路沿いや空き地などに根を張ることも多い。一方、違法と知らずに「花がきれいだから」と栽培しているケースもある。

違法なケシには(1)茎が無毛に近い(2)葉の付け根が茎を抱き込むような形態になっている-などの特徴があるという。同課は「違法薬物の製造などに利用されたら大変。見つけたら県や保健所、警察に連絡を」と呼び掛けている。(鬼束実里)

「熊本日日新聞」2020/5/9 13:00 (JST)
https://this.kiji.is/631702514515903585
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