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1月27日(月)群馬大学医学部「医の倫理学 講義・実習」 [お仕事(講義・講演)]

1月27日(月) 曇り  前橋  6.4度  湿度52%(15時)

年に一度の群馬大学(前橋)医学部非常勤講師のお務め。

「医の倫理学 講義・実習」(服部健司教授)の枠で2コマ(3時間)の講義。

(第1講)「性別を移行することは「病気」なのか?-「病気」の線引きを考える-」
(第2講)性別越境の歴史

120人以上の医学部1年生が熱心に聴いてくれた。
講義の後、質問に来る学生も5~6人。

私が医学部の教員だというと、「冗談でしょ」と笑う人も多いが、今年でもう11年目。
医学部は6年間だから、来年度で2周というこになる。
私の講義を聴いてくれた学生がどんどん国家試験を通って、お医者さんになっている。

私としても、最初の講義の時は、性別移行の脱病理化の動きが見え始めた頃だった。
それから、DSMの改訂(2013年)を経て、ICDの大改訂(2019年)で、11年目にして、ついに「性同一性障害」概念の消滅と性別移行の脱精神疾患化を、確定的なこととして話すことができた。
とても感慨深かった。

聴講してくださった生体構造学(昔でいう解剖学)の教授が、高校(埼玉県立熊谷高校)の後輩とのこと。
年次はずっと下だけど、うれしかった。
聞くと、細菌学の教授も同窓とのこと。

医学部の教授に2人も熊谷高校の出身者がいるのは、すばらしい。

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服部健司教授が昼食(講義前)準備してくださった「登利平」の「上州御用 鳥めし」。
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左がムネ肉のみ(これが本来)、左が(ムネ肉とモモ肉)

今年は右側(ムネ肉とモモ肉)をいただいた。
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講義を終えて、教授のご自宅で夕食。
教授お手製のマレーシア風・豚バラ肉の煮込みバクテー(肉骨茶)。
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チキンカレーとチャパティ。
同じく教授がスパイスから配合したカレー。
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本格的で辛い!

帰路、高崎駅で恒例の達磨さんとのツーショット。
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