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カナダ大使館 [日常(花・街・山・猫・蝶)]

11月13日(水)

「赤坂御所」の向かい側、青山通りに面したカナダ大使館(港区赤坂7丁目)は、かなり目立つ建物だ。
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私は外国語がしゃべれないし、外国公館の厳しいセキュリティ・チェックを潜れない怪しい人なので(今回は特別)、今まで足を踏み入れたことはなかったが、前は何度か通ったことがある。

カナダ大使館の庁舎は、日系カナダ人の著名な建築家レイモンド・モリヤマ氏の設計で、1991年に竣工した。

来館者は、長大なエスカレーターでまず4階に上がり、そこ(ホール)から中に入る。
この日の会場は地下2階だったから、すいぶん上がって下がってだった。
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↑ エスカレーターから。隣は高橋是清翁記念公園。

4階のテラスには、日本の「石庭(枯山水)」のようなものがある。
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ビルの隙間から東京タワーが見えた。
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トランスジェンダー女性のスポーツ参加 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

11月13日(水)

今日(13日)のカナダ大使館のパネルディスカッション「LGBTIとスポーツ」の質疑応答で、「トランスジェンダー女性のスポーツ参加」についての質問が2つ出た(質問内容ほとんど重複)。
パネラーの松中権さん(「プライドハウス東京」代表)の返答は、だいたい次の通り。

① オリンピックなどの競技会では、国際オリンピック委員会(IOC)が2015年に定めた現行の出場規定を遵守する。
② 大勢の人が楽しむスポーツでは、参加登録、更衣室などに配慮して、トランスジェンダーが参加しやすい方向へ。
③ 2020東京は、トランスジェンダーが参加する初のオリンピックになる可能性が高い。改善すべき点があれば、それをベースに議論すればよい。

私もまったく同意見。

IOCはもともとヨーロッパの発祥で、現在でも先進的な人権施策をとっている西欧諸国が強い影響力を持っている。
加えて、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、アルゼンチンなど、性的マイノリティの人権に敏感な国々があるわけで、トランスジェンダー排除派が望むような「トランス女性の競技からの全面追放」というような事態にはまずならない。

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