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都留文科大学「ジェンダー論1」の履修登録者数 [お仕事(講義・講演)]

10月1日(火)

都留文科大学「ジェンダー論1」の履修登録者数。
ピンチヒッターだった1年目を除く、2年目以降の増減。

2年目(2011年度) 282名(最終確定)
3年目(2012年度) 327名(最終確定)
4年目(2013年度) 260名(最終確定)
5年目(2014年度) 222名(最終確定)
6年目(2015年度) 247名(最終確定)
7年目(2016年度) 271名(最終確定)
8年目(2017年度) 436名(最終確定)
9年目(2018年度) 409名(最終確定)
10年目(2019年度) 415名(暫定)

明らかに8年目(2017年度)から状況が変化している。
いわゆる「LGBTブーム」の影響なのだろうか?
でも、私の講義内容は、シラバスを読めばわかる通り、LGBTのことばかり話しているわけではない。
LGBTのことは1コマだけ、専門のトランスジェンダーの話が2コマ、14コマ中3コマだけだ。
まあ、講師自身がTであるのは確かだが・・・。

都留文科大学は、総学生数3400人足らずの小さな大学。
「ジェンダー研究1」は、ジェンダープログラムの選択必修(4講座から2つ)、及び一般教養科目(共通科目)。
それを考えると、400名以上の履修登録数(全学生数の約12%)がいかにとんでもないか、わかってもらえると思う。


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都留文科大学「ジェンダー研究1」第1講「ガイダンス-「性」を考えることの意味-」 [お仕事(講義・講演)]

10月1日(火)
(続き)
10時03分、都留文科大学に到着し、教務課へ。

私「おはようございます。今期もよろしくお願いします。ところで、ジェンダー研究1の履修者は何人ですか?」
教務課員(パソコン画面を呼び出して)「え~と、先生の科目は、Aが185人、Bが230人です」
私「はい?」
教務課員「Aが185人、Bが230人です」
私、「えっ?合わせて400人越えているのですか?」
教務課員「そうですね。現在のところ、合計415人です。Bは履修制限が掛りましたから、これ以上は増えません。ご心配なく」

私(気を取り直して)「ところで、TAさん(ティーチングアシスタント)は見るかりましたか?」
教務課員「いえ、見つかってません。引き続き募集します」

なんか、すごく既視感(デジャヴュー)あるんですけど。
なんで、昨年から改善がないのでしょう?

ということで、レジュメ3枚×420部=1260枚を印刷。
自分1人で4階の教室まで運ぶ羽目に。
コンピューターをいっしょに運ぶのは無理なので、講師控室と教室を2回往復。

今日の大月の最高気温は28.1度。
教室は、人の体温でさらに気温が上がるので、少し冷房を入れる。

10時50分、2限(A組)の講義開始。

第1講は「ガイダンス-「性」を考えることの意味-」。
まず、シラバス(授業計画)のプリントを渡して説明。

次に、講師の自己紹介を兼ねて、私が研究してきたこと、そして、今までの軌跡について話す。
時間の関係で、パワーポイントで写真を見せながら簡潔に。
1 講師のプロフィール
2 私の軌跡 -新宿歌舞伎町の女装ホステスからトランスジェンダー研究者へ-
(1)性別違和感の自覚と女装技術の習得
(2)ネオンの似合う「女」になる
(3)トランスジェンダーの当事者として語る
(4)「女」性研究者としてのスタート
(5)大学の教壇に立つ
(6)海外に視野を広げる
(7)トランスジェンダー研究者として 

最後に、ジェンダー研究の講義を受講する「動機づけ」として、「性」を考えることの意味について話す。
3 「性」を考えることの意味
(1)「生」と「性」の不可分性
(2)「性」を内省することの必要性
(3)性別二元社会の仕組みを知る
-----------------------(ここまで)----------------------
(4)女性と性的マイノリティが果たしてきた役割
(5)「性」を考えることの普遍性と今日性

ちょっと残ってしまったが、まずまずの進度。

昼食は、新宿駅で買った小淵沢駅「丸政」の「八ヶ岳高原の鶏めし」(980円)。
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最近流行りの薄味で、私の口には合わなかった。
もう買わない。

中庭は初秋の景色。
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定点観測の中庭の銀杏は、まだほとんど色づいていない。
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15時15分、辞去。
都留文科大学前駅15時33分発の「富士回遊16号」に乗車。
ほぼ満席、やはり外国人客が多い。
車中、コメント票の整理と読み。
「おぎの」で買ったアップルパイ。
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16時32分(2分延着)立川駅に到着。
16時45発のJR南武線に乗り換える。
17時33分、武蔵小杉駅に帰着。
帰路は昨年度と変わらず。
ただ、大月駅のホームで特急を待つ時間がなくなったのはありがた。
あれ、冬場はけっこう厳しいから。

駅構内の「タリーズカフェ」で休憩とコメント票の整理。
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家猫さんと待ち合わせ。
息子を呼び出して東急スクエアの「おぼんdeごはん」で夕食。
しばらく来なかったら、セルフサービス度が増している。
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↑ 豚肉と茄子の胡麻ダレつけうどん(1100円+税)
う~ん、肝心のうどんがイマイチ。
「丸亀製麺」に学ぼう。

20時、帰宅。
やはり疲れた。
1時間ほど仮眠。

夜中。週末の鹿児島出張の準備。

就寝、4時。


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