SSブログ

10月29日(火)都留文科大学「ジェンダー研究1」第4講「『性』の4要素論 ―『性』を要素分解してみる―」 [お仕事(講義・講演)]

10月29日(火)  雨  大月  14.0度

5時、起床。
朝食は、アマンドショコラとコーヒー。
IMG_0704.JPG

7時10分、家を出る。
小雨。
東急東横線・東京メトロ副都心線で新宿三丁目駅へ。
地下道を歩いてJR新宿駅東南口へ。

新宿駅8時30分発、特急「富士回遊1号」に乗車。
復旧直後のせいか、やや空席あり。
都留文科大学前駅まで乗り換えなしの直行。
先週の各駅停車4本乗り継ぎ(エスカレーターなしの跨線橋渡り2回)+タクシーに比べれば、天国のように楽。
体力の消耗がまったく違う。

9時57分、都留文科大学前駅に到着。
10時05分、都留文科大学に到着。
レジュメは、2枚×410部を印刷。

10時50分、講義開始。
まず、第2講の「ジェンダークイズ」の答え合わせ
続いて、大量に残っている第3講「『性』と社会を考える(2)― セクシュアリティ論の基礎 ―」の解説。

1 セクシュアリティを考える
 (1) セクシュアリティ(Sexuality)とは何か?
 (2) セクシュアリティの構築性
----------(ここから)----------
 (3) セクシュアリティにおける「正常」と「異常」の問題性
 (4) セクシュアリティ観の変遷
2 性的指向・性的嗜好・性幻想、そして性行動
 (1) 性的指向 セクシュアル・オリエンテーション(Sexual Orientation)
 (2) 性幻想 セクシュアル・ファンタジー(Sexual Fantasy)
 (3) 性的嗜好 セクシュアル・プレファランス(Sexual Preference)
 (4) 性的指向と性的嗜好の関係 (説明省略)

2-(4)は解説を省略。
残り10分で、やっと第4講「『性』の4要素論 ―『性』を要素分解してみる―」に入る。

性の4要素
------------------(ここまで)------------------------
1 身体の性(生物学的性) セックス(Sex)
 (1) 身体の性の要素
   a 遺伝子の性
   b 染色体の性
   c 性腺の性 
   d ホルモンの性
   e 内性器の性
   f 外性器の性
   g 脳の性
   h 身体外形の性 
 (2)「イブ原理」-性分化の仕組み-
 (3)性分化疾患(DSD)/インターセックス(IS)
2 性自認(性同一性)ジェンダー・アイデンティティ(Gender Identity)
3 社会的性(性役割/性別表現) ジェンダー・ロール/ジェンダー・エクスプレッション(Gender Role/Gender Expression)
4 性的指向(性愛対象) セクシュアル・オリエンテーショ(Sexual Orientation)

ほんの頭しか入れなかった。
大きく積み残しすのは例年のことだが、今年はとくに遅れが大きく、かなり非常事態。
来週、本気で頑張らなければ。

昼食は、の「常陸・牛べん」(1050円)。
IMG_0706.JPG

IMG_0709.JPG
↑ 昼休みの中庭。雨がやまない。「桂川祭」(学園祭)のためにテントの準備。

IMG_0710.JPG
↑ 定点観測の銀杏の木。

15時15分、辞去。
IMG_0713.JPG

雨、ようやくほぼ止んだが、周囲の山は雲の中。
IMG_0719.JPG
(続く)

nice!(0)  コメント(0) 

10月28日(月)ゲラのチェックと加筆 [日常]

10月28日(月)  晴れ  東京  21.4度  湿度57%(15時)

10時半、起床。
朝食は、洋梨のデニッシュとコーヒー。
191028-1 (2).JPG

午前中、「学術の世界」のゲラをチェック。
指定字数で書いたのに、末尾にだいぶ余白があるので、加筆。
この原稿「です、ます」調で書いて送ったら、
「ウチの雑誌は『である』調だけのきまりだから直してください」と言ってきた。

私は、文体というものは、書き手が適切だと考えるものを選ぶものと考える。
「ですます」調が「である」調よりランク(格)が低いわけでもない。
論文なら「である」調もしかたがないが、たかが4000字のエッセー風の論考。
懇切に説いて多くの方に理解してもらうには「ですます」調が適切だと思うからそうした。

偉い大学の偉い教授がご高説を垂れる雑誌だから「である」調限定なのだろう。

でも、私はそうではない。
だから「では、載せていただかなくてけっこうです」と返事した。

そうしたら、即、編集者から「失礼しました。そのままでけっこうです」と返信が来た。
腹が立っていたので数日放置したが、まあ、仕方がないと思い、「ゲラ、お待ちしています」と返事をした。

昼食は、長崎・五島の手延べうどんを茹でる(きのこ乗せ)。美味。
191028-2.JPG

夕方、都留文科大学のコメント票を読む。

夕食は、沖縄出張(9月)土産の「てびち」。
191028-3 (1).JPG
現地で食べるより、薄味のような気がする。
191028-3.JPG
生野菜。
191028-3 (2).JPG

お風呂に入って髪を洗う。
明日の講義の準備。

就寝23時半。

nice!(0)  コメント(0) 

中央本線の特急が復旧 [日常]

10月28日(月)

台風19号の被害で運休していた中央本線の特急が28日(月)から復旧。

当初は、「月末まで運休」と言っていたので、今日(29日)の都留文科大学も先週同様の過酷な通勤になると覚悟していたので、うれしい。

各駅停車4本乗り継ぎ+タクシーと、特急座席に乗ったままとでは、体力消耗がまったく違う。

実は、「もしや」と思って、特急券をキャンセルしないで持っていた。
IMG_0705.JPG
キャンセル→再購入の手間がかからず、ラッキー。

nice!(0)  コメント(0) 

女優、八千草薫さん逝く、88歳 [訃報・追悼]

10月28日(月)

女優、八千草薫さん逝去、88歳。
八千草薫1.jpg
宝塚歌劇の娘役トップスターとして一時代を築き、テレビドラマの女優に転じた。
私の世代(24歳差)にとって、母親のイメージに重なる女優さんだった。

事実上の遺作となった「やすらぎの郷」(2017年、テレビ朝日)、「やすらぎの刻〜道」(2019年 - 2020年、テレビ朝日)気品のある往年の大女優 (九条摂子)役は、まさに八千草さんそのものだった。
八千草薫2.jpg
ご冥福を祈る(合掌)。
nice!(0)  コメント(0) 

NHK総合「首都圏ネットワーク」特集「オリンピックとLGBT」 [お仕事(出演・取材協力)]

10月28日(月)

10日に取材を受けて(11日放送予定)、台風19号関連と即位礼で延び延びになっていた、NHK総合「首都圏ネットワーク」の特集「オリンピックとLGBT」がやっと放送された。

約7分ほどで、思っていたより長尺。
IMG_0687 - コピー.JPG

スタジオの導入部分の後、二丁目・ゲイタウン(昼間だけど)を歩く私と山下記者。
IMG_0689 - コピー.JPG
「現地」の場面、こんなに使うとは思わなかった。
IMG_0692 - コピー.JPG
続いて、スタジオでのコメント。
IMG_0697 - コピー.JPG

その後、現役の女子サッカー選手でレズビアンであることをカミングアウトしている下山田志帆選手の語り。
IMG_0699 - コピー.JPG
IMG_0701 - コピー.JPG

そして、最後が「プライドハウス」。
IMG_0703 - コピー.JPG
プライドハウスの様子とスポーツ関係者のインタビュー動画。
松中権さんは出てなかった。
もっと「プライドハウス」重点かと思っていたが、そうでもなかった。
まあ、東京オリンピック&パラリンピックの「プライドハウス」はこれからだから。

nice!(0)  コメント(0) 

トランスジェンダーの学生受け入れ 全国の女子大で広がる [現代の性(性別越境・性別移行)]

10月28日(月)

TERF(trans-exclusionary radical feminist:トランスジェンダーを排除する過激派フェミニスト)に影響された女性たちがどれだけ強硬に反対しようが、進むべきものは進む。
--------------------------------------
トランスジェンダーの学生受け入れ 全国の女子大で広がる

先月、仙台市の宮城学院女子大学が、戸籍上の性別が男性で本人が認識する性別が女性の、トランスジェンダーの学生を受け入れることを発表しました。トランスジェンダーの学生を受け入れたり、受け入れを検討したりする動きは全国の女子大学で広がっています。

先月、仙台市の宮城学院女子大学は、戸籍上の性別が男性で性自認が女性のトランスジェンダーの学生を2021年度から受け入れることを発表しました。

本人が認識する性別=性自認が女性だという確認に医師の診断書などは必要なく、大学側は「本人が自分は女性である、女性として生きたいという認識があればよい」と説明しています。

受け入れを決めたことについて、在校生にはおおむね好意的に受け止められているということです。

トランスジェンダーの学生の受け入れはここ数年、全国の女子大学で検討されるようになっていて、すでに東京 文京区にあるお茶の水女子大学と奈良市にある奈良女子大学が2020年度からトランスジェンダーの学生の受け入れを決めています。

2つの大学とも、医師の診断書は必ずしも必要ではなく、自分が女性であると認識する経緯や、入試や入学にあたって配慮を希望する内容などについて事前に書類を提出するということです。

また、東京女子大学や日本女子大学、津田塾大学、福岡県の筑紫女学園大学も、トランスジェンダーの学生の受け入れについて検討をすすめています。

私立大学では初めてとなる受け入れを決めた宮城学院女子大学の平川新 学長は会見で「それぞれの学生が自分らしく生きられるように背中を押すことが大学の使命であり、キャンパスだけでなく、社会全体を豊かにすることにつながると考えています」と話していました。

「NHKニュース」2019年10月28日 4時40分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191028/k10012152701000.html?fbclid=IwAR3XU3431yDGe65lJZild9tVoEJMVpXXUvJfOD4oYRyt9JnfmYu8QBTjJ-0

nice!(0)  コメント(0) 

性的少数者カップルに生殖補助医療 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

10月28日(月)

レズビアンカップル、あるいはTrans-manと女性のカップルが第三者の男性から精子提供を受けて、妊娠・出産するのは、ほとんど問題ないと思う。
一方、ゲイカップル、あるいはTrans-womanと男性のカップルが、第三者の女性から卵子提供を受け第三者の女性の子宮を借りて出産する、いわゆる「代理母」を使うケースについては、女性のリスク(妊娠・出産にともなう身体の安全)という面から、慎重な議論が必要だと思う(はっきり言って反対)。

-----------------------------------------------------
性的少数者カップルに生殖補助医療、4施設から実施回答

性的少数者のカップルに対し、第三者が提供した精子を人工授精するなどの生殖補助医療が、少なくとも全国の4施設で実施されていたことが、岡山大の研究チームの調査でわかった。性的少数者のカップルの生殖補助医療は関係学会で想定されておらず、研究チームは「安全性が不十分な精子バンクの利用など、水面下で不適切な生殖医療が広がっている恐れがある」と指摘する。

レズビアンやゲイらの性的少数者のカップルが出産によって子をもうけるには、第三者の精子で人工授精させたり、卵巣や精巣を摘出する性別適合手術の前に卵子や精子を凍結したりする生殖補助医療が必要になる。

だが、日本産科婦人科学会(日産婦)の見解は、提供精子による人工授精の対象は「法的に婚姻している夫婦」としている。日本生殖医学会の指針も、がん治療で生殖機能に影響が出る恐れがある場合などとしているが、いずれもレズビアンのカップルなどは想定していなかった。
(小川裕介)

『朝日新聞』2019年10月28日10時29分
https://www.asahi.com/amp/articles/ASMB744S4MB7PLBJ001.html?fbclid=IwAR3OFKaC8ojI4PCY8_lNB46-uWzSUOnfiz1Opet6qLivoDCb3XvJTDiWc_I
nice!(0)  コメント(0) 

「イスラム国」最高指導者、米軍作戦で自爆死 [軍事]

10月27日(日)

アメリカ軍の暗殺計画を何度もかわしてきた「不死身のカリフ」もついに討ち取られたか・・・。
DNAで遺体(の破片)が本人のものであることが確認された。
最後はもう「影武者」を置く余裕もなくなったのだろうな。

彼が目指した「イスラム帝国」再現の夢も潰えた。
4191937f.jpg
--------------------------------------------
「イスラム国」指導者、米軍作戦で自爆死…トランプ大統領発表

【ワシントン=海谷道隆】米国のトランプ大統領は27日午前(日本時間27日深夜)、ホワイトハウスで記者会見し、米軍がシリア北西部イドリブ県でイスラム過激派組織「イスラム国」の指導者アブバクル・バグダーディ容疑者を標的にした作戦を実行し、バグダーディ容疑者が死亡したと明らかにした。米国が2001年の同時テロ以降、続けてきた対テロ戦争で重要な成果となる。

トランプ氏によると、作戦は26日夜に実行された。米軍側に犠牲はなく、遺体のDNAを調べ、バグダーディ容疑者と特定した。バグダーディ容疑者は爆発物を仕込んだベストを爆発させ、自爆したという。

トランプ氏はバグダーディ容疑者の死亡について「完全にテロ組織の破壊を目指す米国の決意を示した」と語った。

バグダーディ容疑者は14年6月に「建国」を宣言した「イスラム国」で、カリフ(預言者ムハンマドの後継者)を自称し、世界各地のイスラム教徒にテロを呼びかけていた。米国の対テロ戦争で最重要標的の一人とされ、死亡説が流れたこともあったが、今年4月にはバグダーディ容疑者とされる人物の動画がインターネット上で公開されていた。

『読売新聞』2019/10/27 22:34
https://www.yomiuri.co.jp/world/20191027-OYT1T50220/
nice!(0)  コメント(0) 

10月27日(日)左足の具合が良くない [日常]

10月27日(日)  晴れ  東京  22.5度  湿度72%(15時)

10時半、起床。
朝食は、さつま芋と栗のパン(大きいので半分)、それとコーヒー。
191027 (1).JPG
今日は左足の具合が良くない。
脹脛に痛みがある。
本当に微妙で、軽い痺れだけの日もあれば、今日のように痛む日もある。

昼食は、残りご飯をむらさきつる菜のお浸しで。
191027 (2).JPG
ちょっと足りないので、そうめんを1把だけ茹でる(鴨肉乗せ)。
191027 (3).JPG

午後、都留文科大学のコメント票を読む。
ときどき眠くなり、意識を失う。

夕食は、麻婆豆腐を作る。
191027 (5).JPG
下平目のムニエル。
191027 (4).JPG
もう少しバターを効かせた方がよかった。

お風呂に入って温まる。
足のマッサージ。

就寝、2時。



nice!(0)  コメント(0) 

近日刊行! 谷口洋幸編著『LGBTをめぐる法と社会』 [お仕事(執筆・成果)]

10月27日(日)

近日刊行! 予約受付中
谷口洋幸編著『LGBTをめぐる法と社会』
  (日本加除出版、2019年10月、 A5判、256頁)
定価: 2,860円 (税込)

私は、第3章「LGBTと法律:日本における性別移行法をめぐる諸問題」を執筆しました。

【目次】
第1章:LGBTと裁判 中川重徳(弁護士)
第2章:LGBTと差別 風間 孝(中京大学国際教養学部教授)
第3章:LGBTと法律 三橋順子(明治大学非常勤講師)
第4章:LGBTと行政 鈴木秀洋(日本大学危機管理学部准教授)
第5章:LGBTと司法 石田京子(早稲田大学大学院法務研究科准教授)
第6章:LGBTと企業 東 由紀(Allies Connect代表)
第7章:LGBTと家族 石田若菜(駿河台大学法学部講師)
第8章:LGBTと大学 長島佐恵子(中央大学法学部教授)
第9章:LGBTと人権 谷口洋幸(金沢大学国際基幹教育院准教授)

nice!(0)  コメント(0)