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埼玉県知事選、野党系候補が勝利 [政治・選挙]

8月25日(日)

25日、投開票の埼玉県知事選、激戦が伝えられていたが、野党系無所属の大野元裕候補(元参議院議員)が、与党系無所属の青島健太候補(スポーツ・ライター)に、5万7000余票の差をつけて、当選。
事前の情勢調査では青島候補がややリードと伝えられていたが、追いつき逆転した。

大野候補は保守地盤の県北や郡部でも、リードする自治体が多く、上田前知事の全面支援が大きかったと思われる。
青島候補は、出身地(春日部市)に近い県東部でこそリードしたが、全県的に自民党支持層をかなり浸食された。
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埼玉県知事選、野党系候補が勝利 [政治・選挙]

8月25日(日)

同じ北東北の県庁所在都市の市議会選挙にレズビアンが立候補して、ここまではっきり明暗が分かれるのは、なぜなのだろう?

青森市議会選挙(2018年10月28日)
定数35 候補者39 最下位当選1666票
岡田実穂候補(33歳:無所属) 1639票 36位(次点落選)

盛岡市議会選挙(2019年8月25日)
定数38 候補者44 最下位当選1931票
加藤麻衣候補(25歳:無所属) 4425票 2位(当選)

選挙の条件は、ほぼ同じ。
青森市と盛岡市の政治風土って、そんなに異なるのだろうか?
青森の政治的後進性って、底知れない。

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盛岡市議会選挙でレズビアン議員が当確 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

8月25日(日)

25日、投開票の岩手県盛岡市議会選挙(定数38に44人が立候補)で、レズビアンであることを公表している加藤麻衣候補(25歳)が当選。
4425票の大量得票、44候補中2位の上位当選、すばらしい!

これで、LGBTをであることをオープンにしている地方議員は10人、レズビアンは2人になった。

【地方議員】
L 2人 滑川友理(茨城県水戸市議:立憲民主党)
     加藤麻衣(岩手県盛岡市議:無所属)
G 2人 石坂わたる(東京都中野区議:無所属)
     小原明大(京都府長岡京市議:共産党)     
T 6人 渕上綾子(北海道議:立憲民主党)   TW
     上川あや(東京都世田谷区議:無所属) TW
     細田智也(埼玉県入間市議:無所属)TM
     赤坂マリア(京都府亀岡市議:無所属) TW
     依田花蓮 (東京都新宿区議:無所属)  TW
     高月真名(東京都新宿区議:共産党)  TW

【国会議員】
L 1人 尾辻かな子(衆議院議員:立憲民主党)
G 1人 石川大我(参議院議員:立憲民主党)

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LGBT公表の加藤さん・盛岡市議に 2位で初当選 パートナー制導入目指す
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当選が決まり、支持者と握手を交わす加藤さん(右)=26日午前2時20分ごろ、盛岡市大通の事務所

25日投開票の盛岡市議選(定数38)で、性的少数者(LGBT)であることを公表する無所属の新人加藤麻衣さん(25)が初当選を飾った。「差別や偏見が見え隠れする社会を議会から変えたい」と「当事者」が立ち上がった。識者は、7月の参院選で重い身体障害のある2人が議席を得た「れいわ新選組現象」の全国的な広がりを指摘する。

26日午前1時半ごろ、市中心部の繁華街に構えた事務所に当選の知らせが入った。獲得票は候補者の中で2番目に多い4425。多くの有権者が「地盤」「看板」「かばん」のない加藤さんの訴えに呼応した。
「たくさんの方に押し上げていただいた。本当にありがとうございます」と加藤さん。遅くまで開票状況を見守っていた支援者約10人と笑顔で握手を交わした。
レズビアンであることを公表し、市内の会社で働く。岩手大在学中に性的少数者の団体を設立し、2018年にはLGBTの権利擁護を訴えるパレードを企画した。
告示直前に25歳となり、被選挙権を得たのを機に立候補を決意。加藤さんの行動に自らの心情を重ねる人や、少数者の代表を議会に送り出したいと考える人が一人、二人と事務所に集い始めた。
街頭演説では自らが感じる「生きづらさ」を率直に語り「たくさんの人が自殺に追い込まれるほど生きにくい日本社会を盛岡から変えたい」と訴えた。
議員活動では、柔軟な働き方の推進や同性カップルを「結婚に相当する関係」と公的に証明するパートナーシップ制度の導入を目指す。「若者であり、女性であり、LGBTの当事者として、市民の声を議会に届けたい」と抱負を語った。
「当事者」の直接的な政治参加について、地方議会制度に詳しい岩手県立大の斎藤俊明特任教授(政治学)は「これまで議員が少数者の利益を本当に代弁してきたのかが問われている証し」とみる。
多くの支持を集めた加藤さんを「単一争点を提示する戦い方が、地方議会に根強い地域選出の枠組みを超えた」と評し「れいわ新選組が参院選で突き付けた多文化共生社会の在り方に対する問題意識が、地方議会にも波及してきた」と分析した。

『河北新報』2019年08月27日 火曜日(岩手)
https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201908/20190827_33011.html?fbclid=IwAR3x7oQpQcNPnjFsRHWQK8eSxbHhGOGIFJIG9R_r4kGdwq_hJZMsVR2GBT8
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