6月21日(金)牛すじを煮込む [日常(料理・食べ物)]
6月21日(金) 曇り 東京 29.5度 湿度64%(15時)
10時半、起床。
朝食は、チーズクリームパンとコーヒー。
ブログ「日記」の整理。
昼食は、冷やし月見うどん。
今日は、家にいられたので、冷凍してあった、家猫さんの好物の牛すじを煮込んだ。
いつもより量が多かった(830g)ので、下ごしらえがたいへんだったけど、まずまずおいしくできた。
夕食は、牛すじと玉ねぎの卵とじ。
生野菜。
お風呂に入って温まる。
就寝、3時。
10時半、起床。
朝食は、チーズクリームパンとコーヒー。
ブログ「日記」の整理。
昼食は、冷やし月見うどん。
今日は、家にいられたので、冷凍してあった、家猫さんの好物の牛すじを煮込んだ。
いつもより量が多かった(830g)ので、下ごしらえがたいへんだったけど、まずまずおいしくできた。
夕食は、牛すじと玉ねぎの卵とじ。
生野菜。
お風呂に入って温まる。
就寝、3時。
「性同一性障害の概念廃止」「『患者』からの解放」 [現代の性(性別越境・性別移行)]
公明党が「性的指向と性自認に関する政策推進」を官房長官に申し入れ [現代の性(性別越境・性別移行)]
6月20日(木)
公明党が「性的指向と性自認に関する政策推進」を官房長官に申し入れ。
「性同一性障害者特例法の見直し、特に子なし要件の削除を図ること。手術要件に関しては、国民的合意を得ることを前提に、その要件の削除についての検討に着手すること。」
http://www.m-taniai.net/info/21366?fbclid=IwAR2oT4HJREkYjsS2V5fgkkBn9EOOJjM_J_v9GS2aUpZWeQdu3UCq9sH2ZC0
与党である公明党が、「国民的合意を得ることを前提に」という条件付きではあっても「手術要件」の撤廃に言及した意義は大きい。
わずかだけど前進。
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公明党が「性的指向と性自認に関する政策推進」を官房長官に申し入れ。
「性同一性障害者特例法の見直し、特に子なし要件の削除を図ること。手術要件に関しては、国民的合意を得ることを前提に、その要件の削除についての検討に着手すること。」
http://www.m-taniai.net/info/21366?fbclid=IwAR2oT4HJREkYjsS2V5fgkkBn9EOOJjM_J_v9GS2aUpZWeQdu3UCq9sH2ZC0
与党である公明党が、「国民的合意を得ることを前提に」という条件付きではあっても「手術要件」の撤廃に言及した意義は大きい。
わずかだけど前進。
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「看護婦」と「看護師」 [お仕事(講義・講演)]
6月20日(木)
今日の看護学科のゲスト講義で、私が歴史的な話をするときは「看護婦」、現代の話をするときは「看護師」と使い分けていたことを、「とても感激しました」とコメントしてくれた受講生がいた。
私としては、用語・概念にこだわるのは学問的に当然のことなので、逆にびっくり。
なんでも、非常勤の先生の中には、いまだに「看護婦」「看護婦」としか言わない人がいるとのこと。
1学年約90人の中には、男子学生も5人ほどいるわけで、その前で「看護婦」を連呼したら、まずいのは当たり前だろうに。
ちなみに、看護師が男性患者から受けるセクシュアル・ハラスメントについて話したときに、「男性看護師も他人事ではありませんよ。患者さんの中にはゲイの男性もいますからね」と、ちゃんと言及した。
今日の看護学科のゲスト講義で、私が歴史的な話をするときは「看護婦」、現代の話をするときは「看護師」と使い分けていたことを、「とても感激しました」とコメントしてくれた受講生がいた。
私としては、用語・概念にこだわるのは学問的に当然のことなので、逆にびっくり。
なんでも、非常勤の先生の中には、いまだに「看護婦」「看護婦」としか言わない人がいるとのこと。
1学年約90人の中には、男子学生も5人ほどいるわけで、その前で「看護婦」を連呼したら、まずいのは当たり前だろうに。
ちなみに、看護師が男性患者から受けるセクシュアル・ハラスメントについて話したときに、「男性看護師も他人事ではありませんよ。患者さんの中にはゲイの男性もいますからね」と、ちゃんと言及した。
シャーマンを治療していいのか?問題 [お仕事(講義・講演)]
6月20日(木)
今日の「精神看護学Ⅱ」のゲスト講義の1コマ目「非典型な『性』の病理化と脱病理化」では、なにが精神疾患で、なにが精神疾患ではないかという線引きは、けっこうあいまいで、しばしば線引きは変わるという話をしてきた。
これは、群馬大学医学部「医療倫理」の講義で話している内容とほぼ同じ。
それと、精神疾患であっても、必ずしも治療しない方がいい例もあるのではないか?という話もした。
例として、神様が見える、神様の声(お告げ)が聞こえるという人は、しばしばシャーマン(神と人との仲介者)という職能をになう。
いない人が見える、いない人の声が聞こえるというのは、幻視・幻聴であって、そうした症状がしばしばあるということは、統合失調症の可能性がある。
で、精神科医が統合失調症の診断をしたとして、治療していいのか?
効果的な薬を投与した結果、幻視・幻聴の症状が消えたら、その人はシャーマンとしての職能を失ってしまう可能性が高く、QOLの低下につながってしまいかねない。
また、そのシャーマンのお告げを、生活の拠りどころにしていた人々も拠りどころを失ってしまう。
それでいいのだろうか?という話。
この話、女性シャーマン(ユタ)が現代でも社会的に機能している沖縄の精神科医の先生に「三橋さん、どう思う?」と意見を求められたことがある。
考えた末に「やっぱり、治療しない方がいいんじゃないですか」という返事をしたが、けっこう難しい問題。
看護師の卵の学生さんに通じたかな?
今日の「精神看護学Ⅱ」のゲスト講義の1コマ目「非典型な『性』の病理化と脱病理化」では、なにが精神疾患で、なにが精神疾患ではないかという線引きは、けっこうあいまいで、しばしば線引きは変わるという話をしてきた。
これは、群馬大学医学部「医療倫理」の講義で話している内容とほぼ同じ。
それと、精神疾患であっても、必ずしも治療しない方がいい例もあるのではないか?という話もした。
例として、神様が見える、神様の声(お告げ)が聞こえるという人は、しばしばシャーマン(神と人との仲介者)という職能をになう。
いない人が見える、いない人の声が聞こえるというのは、幻視・幻聴であって、そうした症状がしばしばあるということは、統合失調症の可能性がある。
で、精神科医が統合失調症の診断をしたとして、治療していいのか?
効果的な薬を投与した結果、幻視・幻聴の症状が消えたら、その人はシャーマンとしての職能を失ってしまう可能性が高く、QOLの低下につながってしまいかねない。
また、そのシャーマンのお告げを、生活の拠りどころにしていた人々も拠りどころを失ってしまう。
それでいいのだろうか?という話。
この話、女性シャーマン(ユタ)が現代でも社会的に機能している沖縄の精神科医の先生に「三橋さん、どう思う?」と意見を求められたことがある。
考えた末に「やっぱり、治療しない方がいいんじゃないですか」という返事をしたが、けっこう難しい問題。
看護師の卵の学生さんに通じたかな?
6月20日(木)神奈川県立保健福祉大学でゲスト講義 [お仕事(講義・講演)]
6月20日(木) 晴れ 横浜 29.1度 湿度58%(15時)
10時、起床。
朝食は、マンゴーデニッシュとコーヒー。
12時半、家を出る。
東急東横線で横浜へ。
昼食は、京浜急行、ホームの「タリーズコーヒー」。
↑ チキンと彩り野菜の瀬戸内レモンパスタ ~青唐辛子風味~
14時過ぎ「県立大学」駅へ。
京浜急行の「県立大学」駅の旧称は「安浦」(2004年改称)。
進駐軍兵士の慰安施設「安浦ハウス」があった所。
「OFF LIMITS」指令で米兵が立ち入り禁止になると、日本人向けに転換して、横須賀エリア最大の「赤線」に移行した。
なので何度も現地調査に行っている。
今日もちょっとだけ現地確認。
地図で調べたら、大学は安浦の旧海岸線(海岸近くまで「赤線」だった)から先の海を大きく埋め立てた場所(平成町)にある。
県立大学の校舎は、神奈川県が裕福だったバブル期に設計した感じの大きなデザイン性の高い建物で、ちょっとびっくり。
神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部看護学科「精神看護学Ⅱ」(榊惠子教授)でゲスト講義。
↑ 6階の研究室から海が見える。
14時40分講義開始。
(1コマ目)非典型な「性」の病理化と脱病理化
(2コマ目)援助者のセクシュアリティをめぐって
17時50分、講義終了。
看護学科で講義をするのは初めてで、少し不安だったが、90人ほどの看護師さんの卵が、熱心に聴いてくれた。
ただ、90分2コマ(休憩10分)の講義は、体力的にけっこうきつい。
昔(30代)は90分3コマでも平気だったのになぁ。
研究室に戻り、夕食をいただきながら、先生方と懇談。
19時20分、辞去。
10時、起床。
朝食は、マンゴーデニッシュとコーヒー。
12時半、家を出る。
東急東横線で横浜へ。
昼食は、京浜急行、ホームの「タリーズコーヒー」。
↑ チキンと彩り野菜の瀬戸内レモンパスタ ~青唐辛子風味~
14時過ぎ「県立大学」駅へ。
京浜急行の「県立大学」駅の旧称は「安浦」(2004年改称)。
進駐軍兵士の慰安施設「安浦ハウス」があった所。
「OFF LIMITS」指令で米兵が立ち入り禁止になると、日本人向けに転換して、横須賀エリア最大の「赤線」に移行した。
なので何度も現地調査に行っている。
今日もちょっとだけ現地確認。
地図で調べたら、大学は安浦の旧海岸線(海岸近くまで「赤線」だった)から先の海を大きく埋め立てた場所(平成町)にある。
県立大学の校舎は、神奈川県が裕福だったバブル期に設計した感じの大きなデザイン性の高い建物で、ちょっとびっくり。
神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部看護学科「精神看護学Ⅱ」(榊惠子教授)でゲスト講義。
↑ 6階の研究室から海が見える。
14時40分講義開始。
(1コマ目)非典型な「性」の病理化と脱病理化
(2コマ目)援助者のセクシュアリティをめぐって
17時50分、講義終了。
看護学科で講義をするのは初めてで、少し不安だったが、90人ほどの看護師さんの卵が、熱心に聴いてくれた。
ただ、90分2コマ(休憩10分)の講義は、体力的にけっこうきつい。
昔(30代)は90分3コマでも平気だったのになぁ。
研究室に戻り、夕食をいただきながら、先生方と懇談。
19時20分、辞去。
銀座「いせよし」のコピー [着物]
6月20日(木)
Twitterで批判が集中している、銀座の着物屋「いせよし」のコピー。
「着物を着ると 扉がすべて自動ドアになる」
「ハーフの子を産みたい方に」
「ナンパしてくる人は減る。ナンパしてくる人の年収は上がる」
たしかに、着物を着ていると、現象としては、ドアを開けてくれる人は増える。
外国の人は民族衣装として敬意を払ってくれる。
ナンパしてくる人の年齢層は確実に上がるから、中には年収の高い人もいるだろう。
でも、それが目的で着物を着るんじゃない。
そうした功利的な理由で着物を着るのは、いささかあさましいと思うし、着物屋が「それを言ったらおしめえよ」。
着物が好きだから、着物を着るのだ。
----------------------------------------------------
銀座いせよし、広告コピー(博報堂・志水雅子)炎上「ハーフの子を産みたい方に」「ナンパしてくる人の年収は上がる」
東京都中央区銀座にある着物の販売店(呉服屋)「銀座いせよし」の広告コピーが批判を浴び炎上している。
といっても、炎上している広告コピーは2016年のもので、しかも広告業界の賞まで受賞しているものだ(詳細は後述)。
以下の画像はポスターの一部。
博報堂のコピーライター、志水雅子さんの作品だ。このコピーで新人賞を受賞しているので、割と若い人だと思われる。
「ハーフの子を産みたい方に。」一見して意味がわからないが、他のコピーとあわせてみると、その思想、世界観が伺える(後述)。
銀座いせよし公式サイトによると、「伊勢由」は明治元年(1872年)創業。
店主の千谷美恵さんは「伊勢由」の三女として生まれ、米金融シティバンクに勤務した経験により日本文化の大切さを再認識したとのことで家業を継ぐことに。その後「伊勢由」とは方向性が違うということで独立したとのこと。
今回の炎上のきっかけは、6月18日に投稿されたある別のコピーライターの指摘とみられる。
ハーフの子供を産むことを、ひとつのステータスと捉えるようなメッセージに、むちゃゾワっとした。。。 pic.twitter.com/o1fjcz3zhU
— ほりいさやか (@horiisayaka) 2019年6月18日
ここからジワジワと燃え広がり、6月19日の夜になり一気に炎上した。
3年前、2016年6月20日の銀座いせよしのブログには、このコピーが「東京コピーライターズクラブ新人賞に入選した」と誇らしげに報告されている。
掲載されている一連のキャッチコピーは以下だ。
・着るという親孝行もある。
・ナンパしてくる人は減る。ナンパしてくる人の年収は上がる。
・着物を着ると、扉がすべて自動ドアになる。
・スマホでしか撮らなかったことを、久しぶりに後悔した。
・ハーフの子を産みたい方に。
おそらくこれらのキャッチコピーの世界観では、着物を着ると、年収の高い人や外国人男性が言い寄ってきて、親切にしてくれて、年収の低い人は退散し、親孝行になって、デジカメで撮らなかったことを後悔する・・・・・・という冗談なのかマジなのかわからないが。
さて、前述の通りこの「ハーフの子を産みたい方に。」というコピーは、日本最大のコピーライター・CMプランナー団体「東京コピーライターズクラブ(TCC)」の新人賞に入選した。
当時のPRtimesの記事によると、その時グランプリとなったコピーはau三太郎シリーズの「みんながみんな英雄。」(電通の3名による)
最優秀新人賞は、電通九州の渡邊千佳氏による「名もなき一日を走る。長崎バス」。
そして20以上ある新人賞入選作の一つとして(一番末尾に)以下のようにある。
志水雅子(博報堂)
【代表コピー】ハーフの子を産みたい方に。
2019年06月20日01:39
http://blog.livedoor.jp/ninji/archives/53507347.html
Twitterで批判が集中している、銀座の着物屋「いせよし」のコピー。
「着物を着ると 扉がすべて自動ドアになる」
「ハーフの子を産みたい方に」
「ナンパしてくる人は減る。ナンパしてくる人の年収は上がる」
たしかに、着物を着ていると、現象としては、ドアを開けてくれる人は増える。
外国の人は民族衣装として敬意を払ってくれる。
ナンパしてくる人の年齢層は確実に上がるから、中には年収の高い人もいるだろう。
でも、それが目的で着物を着るんじゃない。
そうした功利的な理由で着物を着るのは、いささかあさましいと思うし、着物屋が「それを言ったらおしめえよ」。
着物が好きだから、着物を着るのだ。
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銀座いせよし、広告コピー(博報堂・志水雅子)炎上「ハーフの子を産みたい方に」「ナンパしてくる人の年収は上がる」
東京都中央区銀座にある着物の販売店(呉服屋)「銀座いせよし」の広告コピーが批判を浴び炎上している。
といっても、炎上している広告コピーは2016年のもので、しかも広告業界の賞まで受賞しているものだ(詳細は後述)。
以下の画像はポスターの一部。
博報堂のコピーライター、志水雅子さんの作品だ。このコピーで新人賞を受賞しているので、割と若い人だと思われる。
「ハーフの子を産みたい方に。」一見して意味がわからないが、他のコピーとあわせてみると、その思想、世界観が伺える(後述)。
銀座いせよし公式サイトによると、「伊勢由」は明治元年(1872年)創業。
店主の千谷美恵さんは「伊勢由」の三女として生まれ、米金融シティバンクに勤務した経験により日本文化の大切さを再認識したとのことで家業を継ぐことに。その後「伊勢由」とは方向性が違うということで独立したとのこと。
今回の炎上のきっかけは、6月18日に投稿されたある別のコピーライターの指摘とみられる。
ハーフの子供を産むことを、ひとつのステータスと捉えるようなメッセージに、むちゃゾワっとした。。。 pic.twitter.com/o1fjcz3zhU
— ほりいさやか (@horiisayaka) 2019年6月18日
ここからジワジワと燃え広がり、6月19日の夜になり一気に炎上した。
3年前、2016年6月20日の銀座いせよしのブログには、このコピーが「東京コピーライターズクラブ新人賞に入選した」と誇らしげに報告されている。
掲載されている一連のキャッチコピーは以下だ。
・着るという親孝行もある。
・ナンパしてくる人は減る。ナンパしてくる人の年収は上がる。
・着物を着ると、扉がすべて自動ドアになる。
・スマホでしか撮らなかったことを、久しぶりに後悔した。
・ハーフの子を産みたい方に。
おそらくこれらのキャッチコピーの世界観では、着物を着ると、年収の高い人や外国人男性が言い寄ってきて、親切にしてくれて、年収の低い人は退散し、親孝行になって、デジカメで撮らなかったことを後悔する・・・・・・という冗談なのかマジなのかわからないが。
さて、前述の通りこの「ハーフの子を産みたい方に。」というコピーは、日本最大のコピーライター・CMプランナー団体「東京コピーライターズクラブ(TCC)」の新人賞に入選した。
当時のPRtimesの記事によると、その時グランプリとなったコピーはau三太郎シリーズの「みんながみんな英雄。」(電通の3名による)
最優秀新人賞は、電通九州の渡邊千佳氏による「名もなき一日を走る。長崎バス」。
そして20以上ある新人賞入選作の一つとして(一番末尾に)以下のようにある。
志水雅子(博報堂)
【代表コピー】ハーフの子を産みたい方に。
2019年06月20日01:39
http://blog.livedoor.jp/ninji/archives/53507347.html