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山中の秘湯・慶雲館 [旅]

4月6日(土)

今夜のお宿は、早川(富士川の支流)をどんどん遡った南アルプスの山ふところに抱かれた西山温泉「慶雲館」(山梨県南巨摩郡早川町)。
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その名の通り飛鳥時代末期の慶雲年間(704~707)の開湯と伝えられる山中の秘湯。
ギネスブックに「世界最古のホテル・旅館」と認定されているとのこと。
伝説は伝説として、古くからの湯治場だったことは間違いない。

お部屋の部屋の窓から。
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目の下に、フォッサマグナの大破砕帯を流れる早川の激流。
V字谷の向こうには残雪の南アルプス。
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すごい所にお宿があることがわかる。

さっそく温泉へ。
露天風呂「瀬音」
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源泉かけ流し、泉温50.9度。
無色透明無味で、わずかに硫黄臭がある。。
Ph9.2のアルカリ泉なので、肌に心地よいぬめりがある。
成分は、陽イオンがナトリウムイオン、カルシウムウイオン。
陰イオンは、硫酸イオン、塩素イオンが卓越。
成分総量1215g/kg。
ナトリウム・カルシウムー硫酸塩・塩化物泉(低張性アルカリ高温泉)。
昔風に言うと、含塩化土類芒硝泉。
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↑ 岩風呂の喫水付近に、温泉成分(硫酸ナトリウム) が析出している。

良く温まる気持ちの良い温泉で、夜3回、朝2回の計5回も入浴。




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