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紀平梨花選手、GPファイナル初優勝 [スポーツ]

12月9日(日)

しかし、才能+勢いというのはすごいなぁ。

紀平梨花選手(16歳)に才能があるのは、ジュニア時代からわかっていたけど、こんなに早く、シニア最初のシーズンで世界一になるとは思わなかった。
しかも、あのザキトワ選手に勝っての戴冠だから価値がある。

一方、6位(最下位)に終わった宮原知子選手(20歳)が、まさかこんなに早く日本のNo.1の地位から滑り落ちるとは・・・。

ロシアには、(女子で)4回転を跳ぶ14歳の天才少女・トゥルソワがいるし、女子フィギアの新陳代謝、早すぎると思う。
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紀平がGPファイナル初優勝! 女王ザギトワ抑え快挙

【12月9日 AFP】18-19フィギュアスケートグランプリ(GP)ファイナルは8日、カナダ・バンクーバーで女子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、紀平梨花(Rika Kihira)がロシアの女王アリーナ・ザギトワ(Alina Zagitova)との16歳同士の対決を制し、大会初優勝を果たした。
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ショートプログラム(SP)で首位に立った紀平は、ジェニファー・トーマス(Jennifer Thomas)の「ビューティフル・ストーム(Beautiful Storm)」に乗せたFSで、冒頭のトリプルアクセルにミスがあったがその後は3回転ルッツからのコンビネーションを決めるなどきれいな演技を披露し、150.61点をマーク。合計点を自己最高の233.12点まで伸ばし、平昌冬季五輪の金メダリストであるザギトワに6点以上の差をつけて優勝した。

紀平は「最初にミスをしてしまったが、切り替えて最後までやれた。この舞台でそういう演技ができてとてもうれしい」とコメントした。

昨年のジュニアGPファイナルで、史上初めてトリプルアクセルと3回転トーループのコンビネーションを成功させている紀平は、シニアデビューの今季、NHK杯(NHK Trophy 2018)とフランス杯(Internationaux de France 2018)でGPシリーズ連勝を飾ると、この日はファイナルを制し、快進撃を続けている。

「カルメン組曲(Carmen Suite)」に乗せてフリーを滑ったザギトワは、合計226.53点で2位に入り、同じロシアのエリザベータ・トゥクタミシェワ(Elizaveta Tuktamysheva)が215.32点で表彰台入りを果たした。

日本とロシアの選手が3人ずつ出場している女子シングルは、坂本花織(Kaori Sakamoto)が4位、ソフィア・サモデュロワ(Sofia Samodurova)が5位、そして宮原知子(Satoko Miyahara)が6位という結果だった。(c)AFP

「AFP」2018年12月9日 12:21 発信地:ロサンゼルス/米国
http://www.afpbb.com/articles/-/3201172?cx_part=top_topstory&cx_position=1



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木村伊兵衛写真賞の最終ノミネートが全員女性 [現代の性(一般)]

12月9日(日)

木村伊兵衛写真賞(朝日新聞社、朝日新聞出版主催)の最終ノミネートに残った6人が全員女性のこと。

優秀な新人カメラマンに女性が多いのは、もう数年前から、かなりはっきりしてきた傾向。
今年はたまたま最終ノミネートが全員女性だっただけの話だろう。

撮る側の事情はわからないが、写真を評価する側は、男性視点から女性の視点を含めた形にはっきり変わってきた。

そういう意味で、写真評論にジェンダーの視点を導入した笠原美智子さん(東京都写真美術館→ブリヂストン美術館) の功績はとても大きいと思う。

「木村伊兵衛写真賞の最終ノミネートは、全員女性だった。 男と女、写真の撮り方はどう違うのか。創刊92年の「アサヒカメラ」が、「女性写真家」を特集した理由」

「Huffingtonpost」2018年12月08日 13時16分 JST
https://www.huffingtonpost.jp/2018/12/04/asahicamera_a_23607860/




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資格が取れる学科の学生と、そうでない学科の学生と・・・ [お仕事(講義・講演)]

12月9日(日)

「結婚と恋愛のジェンダー&セクシュアリティ」の講義で、「今時、専業主婦になろうというのはとても難関ですよ。ちゃんとした資格をとって、手に職をつけた方が安心だと思います」と言ったら、コク、コクと肯ずく女子学生たち。

保育士、幼稚園教諭、管理栄養士などの資格が取れる学科の学生と、そうでない学科の学生と、かなり意識の差があるように思う。

講義も半ばを過ぎて、出欠記入の作業がだいぶ溜まったので、今日4回分の記入をしたのだけど、やっぱりかなり違う。
資格がとれる学科の学生は全般的に出席が良いし、コメント票もちゃんと書いている学生が多い。

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元男子代表選手が女子で2度目世界選手権切符 [現代の性(性別越境・性別移行)]

12月9日(日)

国際ハンドボール連盟 (IHF)のルール(女子選手としての認定)はどうなっているのだろう?
国際オリンピック委員会(IOC)のそれに準拠しているのか?
それともそれより緩いのか?

189センチ、99キロで、写真で見るように、細身のイラン女子選手と比べると体格差は歴然。
体重はともかく、身長と骨格)は性別移行してもほとんど変わらない。

ハンドボールはシュートの打点が高くなる高身長が有利になる競技なので、男性ホルモン環境下で得た高身長は、女子競技の中で有利に働くのは間違いない。

それを性別移行に伴う仕方がないことと考えるか、競技上の不公正と見るか、かなり意見が分かれるだろう。
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性転換の元男子代表が女子で2度目世界選手権切符
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イラン戦で豪快なシュートを放つマウンシー(撮影・田口有史/JHA)
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男子から女子へ-、オーストラリア代表のハンナ・マウンシー(29)が「2度目」の世界選手権切符を手にした。オーストラリアは5位決定戦でイランに30-24と快勝し、来年11月の世界選手権(熊本)出場権を獲得した。マウンシーが来年再び熊本のコートに立てば、15年性転換前の13年男子大会に続く男女での世界選手権出場。周囲の雑音を封じるように「男でも女でも、やるのはハンドボール」と笑顔で言い切った。
   ◇   ◇   ◇
試合終了の瞬間、マウンシーは両手で顔を覆った。189センチ、99キロ、歓喜の輪の中で頭一つ飛び出す。それでも次々と仲間とハイタッチし、世界選手権出場を喜んだ。「素晴らしい。苦しかったけれど、今は最高にハッピー」。高さのあるポストプレーで3得点、守備でも強さを見せた。声は太く、笑い方も豪快。それでも、時折女性らしい柔らかな表情もみせた。

代表デビューは22歳の12年6月、世界選手権予選ニュージーランド戦だった。ポストプレーヤーとして13年世界選手権に出場し、16年リオデジャネイロオリンピック(五輪)は予選敗退。男子として戦いながらも心は女性だった。性同一性障害に悩み「女性として生きたい」と思い続けた。リオ五輪予選後に性転換し、今度は「女子で世界に」の夢ができた。

今大会直前、女子代表入りした。11月30日のカザフスタン戦で「2度目」の代表デビュー。よほどうれしかったのだろう。29日の練習では会場に流れる「ダンシング・クイーン」の曲で踊る動画を自身のツイッターに載せた。1次リーグを3位で終えると「あと2勝して世界選手権に行く」と誓いのツイートもした。

「チームメートは、みんなよくしてくれる。最高の仲間たち」とマウンシー。ただ、身体接触のある競技だけに、難しい面もある。イラン選手は「人前で男性と肌を合わせられない」と対戦を渋ったというし、国際ハンドボール連盟(IHF)も「大会後にリポートを出す」としている。本人や周囲も神経質で、日本戦後は沈黙を貫いていた。

それでも、アリー監督は「彼女は貴重な選手。すごくよかった」、同国協会のボイド会長も「もちろん、来年の世界選手権も一緒に戦ってもらう」。試合後にはマウンシーがロッカールームの歓喜を動画でツイート。さらに「女子代表」の一員として溶け込んだ喜びから避けていたミックスゾーンで喜びを口にした。

女子での世界選手権出場という夢の次には、男子で逃した五輪がある。「目の前の大会はすべて勝ちたい。東京五輪でプレーしたい」と語気を強めた。「男でも、女でも、関係はない。私はハンドボールをするだけ」。興味本位の扱われ方や言われない偏見、バッシングも増すかもしれない。それでも、そんな苦難を吹き飛ばすように笑った。【荻島弘一】

◆ハンナ・マウンシー 1989年10月21日、シドニー生まれ。サッカー、オーストラリアンフットボールなどでも活躍し、09年にキャンベラ・ハンドボールクラブ入り。12年6月の世界選手権予選で男子代表デビューし、翌13年の世界選手権スペイン大会に出場。15年のリオデジャネイロ五輪予選後に性別を変更し、女子としてオーストラリアンフットボール、ハンドボールで活躍する。189センチ、99キロ。

◆ハンドボール女子世界選手権 1957年に第1回が行われ、現在は2年に1回開催。19年大会は11月30日~12月15日に熊本で24カ国が参加する。開催国の日本、前回優勝フランス、中南米からブラジルとアルゼンチン、アジア選手権で日本を除く上位3カ国(韓国、中国、カザフスタン)が出場決定。オセアニア予選はアジア選手権で行われ5位以内なら出場決定、6位以下なら出場枠が他地域に回った。優勝で20年東京五輪出場権が与えられる。

◆国際オリンピック委員会(IOC)は14年にオリンピック憲章を改訂し、LGBTなど性的少数者への差別撤廃を明記。性的指向による差別が禁止された。米CNNが人権団体の調べで16年リオ五輪には少なくとも過去最多の41人の性的少数者が出場したと報じるなど、性的指向による差別は少なくなりつつある。

IOCはの04年アテネ大会前に性別適合(性転換)手術を受けたT(トランスジェンダー)に出場資格を与えることを決めた。男子から女子へは「性別適合手術を受けている」「テストステロン(男性ホルモンの一種)が2年間基準値以下である」ことが条件だったが、15年にはこれを緩和。手術の有無を問わず、ホルモン検査の期間も過去1年間に短縮された。



『日刊スポーツ』2018年12月9日4時56分
https://www.nikkansports.com/sports/news/201812080000830.html

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12月8日(土)中央大学×LLAN連続講座(第8回・最終)「LGBTと社会ー世界人権宣言70周年を迎えて」 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

12月8日(土) 晴れ  東京  12.2度  湿度67%(15時)

10時、起床。
朝食は、ダークチェリーパイとコーヒー。

13時半、家を出る。
東急目路線から東京メトロ南北線へ。
昼食は、途中下車して永田町駅構内の「C&Cカレー」。
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↑ 三元豚カツカレー(650円)
再び南北線に乗って後楽園駅で下車。

15時、中央大学・後楽園キャンパスへ。

中央大学×LLAN連続講座(第8回・最終)「LGBTと社会ー世界人権宣言70周年を迎えて」を聴講。

報告者は藤田直介さん(弁護士、ゴールドマン・サックス証券株式会社)と谷口洋幸さん(金沢大学)。
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谷口さんのお話、人権という概念をあらためて確認・整理する上でとても有益だった。
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とりわけ、「特権を持っているのは、シス・ヘテロセクシュアル」という言葉が印象的だった。
この社会で、安全に安心して暮らす権利は万人にあるはずだが、シスジェンダー&ヘテロセクシュアルにはそれが保障されているが、LGBTはそうではない。
LGBTが求めているのは特権ではなく、シスジェンダー&ヘテロセクシュアルと同じ権利(=人権)であるということ。
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5月から8か月の長丁場、ずっと企画・司会をしてくださった長嶋佐恵子さん(中央大学)、まさに八面六臂の活躍だった谷口洋幸さん、お疲れさまでした。
そして、ありがとうございました。
来年度も連続講座が企画されるとのことなので、楽しみにしています。

19時、帰宅。
夕食は、お刺身(かんぱち、ぶり)。
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差よりの一夜干し。
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大なめことほうれん草のお味噌汁。
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ローストビーフサラダ。
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お風呂に入って温まる。

就寝、3時。



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東大のジュディス・バトラー先生の講演会、行けなかった [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

12月8日(土)

東大のジュディス・バトラー先生の講演会、すごい人出らしい。
バトラーに関心がある人が、世の中にそんなにいるなんて、ちょっと驚きだ。

私は、正直言って、話を聞いてもよくわからない。
『ジェンダー・トラブル』をじっくり読んでも、よくわからないのだから。

会うだけなら、前回の来日公演の時(2006年、お茶の水女子大)にご挨拶したし。

それと、これがいちばんの理由だけど、竹村和子先生の不在が悲しくなるから。

それでも、やっぱり行こうかなと思ったけど、迷っているうちに締切りになっていた。
聞いた話では、受け付け開始の12月1日にもう満席&受付終了だったらしい。

【追記】
参加された方によると、司会の清水晶子さんもバトラーさん自身も、竹村さんへの思い出話をされたとのこと。
その場にいたら、泣いちゃうと思う。
竹村先生が私より一つ上、バトラー先生は一つ下。みんな元気でいていい世代なのに・・・。

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