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台北のLGBTプライドパレードに約13万人 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

10月28日(日)

昨日の「台湾同志遊行(Taiwan LGBT Pride)」、すごい盛り上がりだったようだ。
日本からも、友人・知人がたくさん参加している。

日本で言えば最高裁判所大法廷に相当する司法院大法官会議が同性婚を認めないことを「違憲」とし2年以内の法整備を促したのが2017年5月。
2年の期限は2019年5月で、もう7か月しかない。
にもかかわらず、キリスト教右派の反対で、立法の動きが止まっている。

来月24日の同性婚を民法に位置付けるかなどを問う住民投票が大きな山場になる。
なんとか、アジア初の同成婚法制化を達成してほしい。

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「アジア最大級」LGBTパレード 同性婚問う投票控え

台北市内で27日、LGBTなど性的少数者の権利を訴えるパレードが開かれ、約13万人が参加した。アジア最大級と言われる毎年恒例のイベント。台湾では11月24日に同性婚を民法に位置付けるかなどを問う住民投票が予定されており、参加者は「同意の投票を」などと呼びかけた。

同性婚をめぐっては、台湾の憲法裁判所にあたる司法院大法官会議が昨年5月、同性婚を認めないことを「違憲」とする判断を示し、2年以内の法整備を促した。だが、1年半近くが過ぎても蔡英文(ツァイインウェン)政権は動けない。支持基盤の一つであるキリスト教会などが反対しているためだ。

来月、同性婚に関連した住民投票は5件あり、賛成派が請求した2件は、同性婚を民法で保障することへの賛否▽同性愛を含めた性教育を小学校から行うことへの賛否を問うている。一方で教会関係者ら慎重派が請求した3件は、民法の婚姻以外の形式で同性婚を規定することへの賛否▽民法の婚姻を男女に限ることへの賛否などを問う。

投票はテーマごとに「同意」「不同意」を選ぶ。女性同士のパートナーとパレードに参加した許庭瑜さん(30)は、「民法改正に同意しよう」と呼びかける手作りの看板を持参。「投票前の重要な時期だから、初めてパレードに参加した。改正が実現してほしい」と話した。

パレードには日本や中国、韓国などアジア各国からも参加者が訪れた。(台北=西本秀)

『朝日新聞』2018年10月27日23時23分
https://www.asahi.com/articles/ASLBW5JBCLBWUHBI02M.html?iref=pc_ss_date&fbclid=IwAR0rpPB18XGufZL4_VDz8Ge04ZqbkXxb_Y5Q1r5YRL-npTE1t9ex7HKaBHY


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青森市議会選挙、とても残念な結果 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

10月28日(日)

28日投開票の青森市議会選挙は、定数35に39人が立候補した少数激戦。

レズビアンであることをオープンにして立候補した岡田実穂さん、1639票で39人中35位。
奮戦もわずか27票及ばず次点。

応援していただけに、とても残念。

票の出方を見ていると、やはり組織がある候補(政党の公認)、地域代表の候補が強く(現職は全員当選)、県庁所在都市なのに浮動票が少ないのだなぁ、という気がする。
加えて、過去最低の低投票率・・・。

社民党の推薦があったとはいえ、無所属新人には厳しい選挙情勢だった。
私なりの分析で、安全圏は2000票と読んでいたが、組織も地盤もない徒手空拳で2000票はかなり辛い。
それで心配になって、6月に青森に行ったときに話を聞いたら、社民党の推薦が得られるとのこと。
それなら、なんとかなるかな?と思ったのだが・・・。
結果を見ると、社民党の組織票はあまり流れなかったようだ(公認候補2人は2800票台で悠々当選)。

選挙は1度落ちたくらいであきらめては駄目。
日常活動を積み上げて、ぜひ次を期してほしい。

【追記】
う~ん、悔しくて寝られそうもない。

しかしなぁ、あれだけ衰退が顕著な状況で、市議選の投票率が史上最低、現職全員当選って、どれだけ「何も変えたくない」市なんだ! 
「変えるくらいなら、座して死を待つ」のかな。

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