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前のめりに倒れて逝くのなら本望ではないか [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

9月21日(金)

たかが頭の悪い右翼政治家の尻馬に乗っている右派系雑誌が少し売れたくらいで、こういう(↓)発想になってしまうのは、つくづく「負け犬」根性。
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つっちー @onilez
LGBTブーム、中の人たちはオリンピックまでイケイケで頑張るんだろうと思ってたけど、ずっと手前でバックラッシュが到来してしまったな。
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そんなことでは、世の中は変わらない。
どんな向かい風の中でも、自分が生きやすくなるように少しでも前に進む。
私はそれを23年間やってきた。
これからも、そうする。
前のめりに倒れて逝くのなら、それで本望。

2014年以前の日本のLGの「運動」は「府中青年の家裁判」は例外として、社会を変えるという意味で、ほとんど成果を上げられなかった。

なにしろ連戦連敗だから、すっかり負けることに慣れてしまった。
「うがー!」とか叫んだり、「どいつもこいつも!」と不満を吐き散らしたり、他者を呪ったりするけれど、どうすれば少しでも前に進めるか、社会を変えることができるかを戦略的に考えることをしない癖がついてしまった。

でも、2015年以降の「運動」は違う。
少しずつでも着実に前に進んでいる。
その成果は、まだまだ不満足だし、スピードも遅いけれど、前に進んでいるのは間違いない。
不十分な点はいろいろあるが、「こうすれば、こうなる(社会が変わる)」という戦略もある。
カテゴリー間の「連帯」の仕方も大きく変わってきた。
なにより、社会、とりわけマスメディアのバックアップが、2014年以前とはまったく違う。

そうした変化についていけない、「負け犬根性」の古手の「活動家」は、もう退いてもらった方がいいと思う。

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『新潮45』の件、新潮社の見識 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

9月20日(木)

『新潮45』の件で、新潮社の見識を問う意見が多いが、今さら何を言ってるのだ?と思う。

この出版社の看板雑誌である『週刊新潮』は、2000年代初期のジェンダー・バックラッシュでも『正論』(産業経済新聞社)や『世界日報』などとつるんで中核的な役割を果たし、ゲイ、レズビアン、トランスジェンダーなどの性的マイノリティに対しても常に批判的・揶揄的な編集姿勢を通してきた。
女性&マイノリティ嫌いの姿勢は、ほぼ一貫している。

私は、『週刊新潮』2003年1月30日号の誌面で、取材無しで一方的に名指し批判された、卑劣なやり口を決して忘れない。
(『世界日報』は私に直接取材して話を聞いた上での批判記事なので「見解の相違」として許せる)

新潮社を弁護すれば、なにも最近急に見識が劣化したわけではない。
もうかなり以前(少なくとも20年近く前)から、見識が歪んでいるのだ。

今回の件は、いよいよ経営的に行き詰って、マイノリティ嫌いの人に媚びて売り上げを伸ばそうと、「マイノリティ叩き」が露骨になっただけだと思う。

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レズビアンのトランスウーマン排除の論理は不当 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

9月20日(木)

1週間ほど前の、あるミニ・フォーラムで、女性の定義を、生まれた時の身体の性や戸籍の性別に求めて、トランスウーマンを排除し、その理由としてトランスウーマンを性犯罪の加害者として見なすレズビアン業界の旧態依然たる姿勢を、批判的でなく容認的に語られたことに、すごく腹が立った。

しかも「新宿二丁目の歴史地理」というテーマと直接関係ないことなのに、最後に言い出した。

反論は、畑野とまとさんに任せようかと思ったのだけど、どうにも腹が立って発言してしまった。
そうしたら、「いついつ大阪のレズビアンバーでそういう事件があった」と反論してきた。

稀にそうした性犯罪者的なトランスウーマンがいたとしても、それを根拠にトランスウーマン全体を虞犯者視して排除するのは、典型的な差別の手法ではないか!

「イスラム教徒が爆弾を仕掛けた。だからイスラム教徒は入国禁止!」というトランプ大統領や、
「中国人の1人が盗みをしたから、中国人は泥棒だ。日本から出ていけ!」というネット右翼の連中と同じ理屈だ。
あるいは、お茶の水女子大のトランスウーマン受け入れ方針に反対した連中と同じ論理。

それがどれだけ差別的で、通用しない論理であるか、女性差別反対、レズビアン差別反対を主張する「活動家」を名乗る人が認識できないって、ほんとうに「馬鹿じゃね」と思った。

百歩譲って、古い業界の慣行はなかなか改まらないにしろ、仮にも「活動家」を名乗る人が、そうした差別的な旧態を容認していいのか?

その発言者が、二丁目の古いレズビアン・バー(トランスウーマンも含む男性の入店禁止)の営業形態に愛着があるのはわかるが、トランスウーマン排除の理由に「性暴力加害性」を持ち出すのが私は許せない。

ジェラードさん曰く、サンフランシスコのコミュニティでは1990年代にすでに解決済み(トランスウーマンは女性、トランスマンは男性)の話とのこと。

日々の学びを怠り、時代についていけなくなった(でも自分は業界の事情通と思いこんで能書き垂れる)「活動家」って害悪だと本気で思った。

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好きな物を好きなだけ食べて [日常]

9月20日(木)

この夏~初秋、私よりずっと年下の40代の友人・知人が、入院したり、救急車で搬送されたり・・・。

食事に気を使ったり、小まめに病院に行ったり、健康に留意しているように見えたのだけど・・・。

相変わらず、好きな物を好きなだけ食べ、ことさら健康に留意することもなく、病院ともまったく縁はなく、もう30年以上「検診て何?」という状態で、史上最も暑い夏を体調を崩すこともなく乗り切った自分。
なんだか、申し訳なく思う。

さて、蕎麦の漬け汁もまずまず上手にできた。
一晩、寝かせて、明日は、秩父で買ってきた蕎麦を茹でよう!

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