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資生堂「アネッサ」のCM [日常(髪・爪・肌・ファッション)]

7月21日(土)

資生堂の日焼け止め「アネッサ」のCM。
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モデル(森星さん)のウェストの高さ(≒足の長さ)に驚嘆。
彼女は日本人×イタリア系アメリカ人のmixedだから、一般化はできないけど。

そう言えば、日焼け止め、切れてた。
「アネッサ」を買おうか。
でも高いから、やっぱりニベア。

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性別変更選手、東京五輪に出場へ [現代の性(性別越境・性別移行)]

7月21日(土)
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↑ 『朝日新聞』2018年7月21日夕刊

IOC(国際オリンピック委員会)が2015年に「性別変更のガイドライン」を明確に定めているわけで、各競技団体はそれを順守するしかないと思う。

2020東京オリンピックだけ、あるいは特定の競技だけルールを変えるのは、むしろ不公正。

最大の問題は、日本の競技団体が、ほとんどまったくこの問題に対処していないこと。

現実的には、男性から女性に移行した選手の場合、IOCがオリンピック出場の基準として定める、テストステロン(男性ホルモン)血中濃度10 nmol/L 以下を競技参加1年前~競技中、長期間にわたって維持、という条件はかなり厳しい。
https://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2016-01-25-2
筋肉量的には、男性であったことの有利さはほとんど失われると思う。
ただ、一度、形作くられた骨格は変化しないので、骨量的には有利さが残るかも。

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性別変更選手、東京五輪で出場可能に? 不公平批判も

IOCが認定基準緩和

2020年の東京で、性別変更をした選手が初めて五輪に出場する可能性が広がっている。国際オリンピック委員会(IOC)が性的指向による差別を禁じ、競技者の性別認定基準を緩和した。しかし、日本国内の対応は進んでおらず、情報も不足している。

米コロラド州コロラドスプリングスに住むジリアン・ベアデンさん(38)は東京五輪の自転車女子ロードで米国代表を目指す。「またレースに出られるとは思ってもいなかった。五輪出場は子どもの頃からの夢。あきらめない」

12年まで男子で活躍した。プロ契約の話もあった。だが、性自認は女性。「うそをついて生きる自分」がいた。競技への意欲が消え、自殺も考えた。だが、妻と2人の幼い子どもがいる。14年、女性になることを決めた。妻は決断を受け入れてくれた。

ホルモン治療を始め、健康のために自転車の練習を再開した。IOCが性別変更した選手の五輪出場条件を緩和したというニュースを見た時は、ジムで練習中だった。手術から2年という条件がなくなった。「トレッドミルから転げ落ちそうになるくらい驚いた」

ベアデンさんはすぐに米自転車協会に電話で相談した。16年、レースに復帰。17年、性別変更した女性として初めてプロのレースに出場。2勝を挙げた。来年のパンアメリカン大会に出て、東京五輪への足がかりにする計画だ。

米自転車協会は、ベアデンさんの例をもとに17年、IOCより寛容な独自のルールを定めた。同協会のレース出場資格6クラスのうち、下位3クラスの性別は、自己申告制だ。性別を変えた選手は2桁を超えた。チャック・ホッジ技術委員長は「自転車競技を広めることが我々の方針」と話した。

専門家「情報発信が必要」
IOCの方針に従って性別認定基準を緩める動きは競技団体に広がっている。陸上とテニスの国際団体は性別変更の規約を設けた。米国では自転車、バレーボール、トライアスロンなどが、英国ではサッカーやラグビー(15人制)が、ルールを明文化している。

その一方、女性へ性別を変えた選手は、生まれながらの女性と比べて体力的に優位で、互いが一緒に競技するのは不公平だという批判は根強い。

その渦中にいるのが、ニュージーランドの重量挙げ女子選手、ローレル・フバードさん(40)。男子で活躍した後、30代で性別を変更。昨年の世界選手権女子90キロ超級で銀メダルを獲得し、出場がかなえば東京五輪でもメダル候補になる。だが、今年4月の英連邦大会では開催国の豪州が出場資格取り消しを求め、ニュージーランド国内でも批判がある。

バレーボールでもブラジルの女子プロリーグで、欧州の男子プロの経験があるブラジル人選手が性別変更して活躍しているが、そこでも賛否両論がある。

日本では、13年の学術調査で性別変更を希望した事例が複数確認された。しかし、性別変更に関する規約などを持つ競技団体はない。日本スポーツ協会は、内規で競技の性別は戸籍の性としており、事実上、IOCが撤廃した性別適合手術を性別変更の条件に残す。

専門家は、まずは競技現場や社会で情報を共有することが重要だと指摘する。日本スポーツ協会に登録する指導者1万人以上が回答した最近の調査で、スポーツの場面は職場などと比べて性的少数者に出会う可能性が高く、現場の指導者が情報を求めていることがわかった。中京大の來田(らいた)享子(きょうこ)教授(スポーツ史)は、「実際に性的少数者の選手とスポーツをする機会を増やすなど、東京五輪までに情報発信を増やしていく必要がある」と話す。(忠鉢信一)
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〈IOCの性別変更ガイドライン〉 IOCは2015年、それまで求められていた性別適合手術を受けなくても、五輪に出場できるよう変更した。女性として生まれた選手が男子で競技に出るのは無条件。男性として生まれた選手が女子で競技に出るには、自認を宣言して4年間変更せず、血中の男性ホルモン(テストステロン)の値が12カ月間一定レベルを下回っていることを証明することが必要。

『朝日新聞』2018年7月21日15時00分
https://digital.asahi.com/articles/ASL6102JFL50UTQP03V.html?rm=914
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