北海道根室半島沖でM5.4、最大震度5弱 [地震・火山・地質]
4月14日(土)
やたら早起き(4時10分起床)して、テレビをつけたら、地震のニュースだった。
14日04時00分頃、震源地は根室半島南東沖(北緯43.2度、東経145.7度)、震源の深さは約50km、地震の規模はM5.4。
北海道中標津町で震度5弱を観測。
このエリア、遠くない将来に海溝型巨大地震が予測されているので、ちょっと気になる。
やたら早起き(4時10分起床)して、テレビをつけたら、地震のニュースだった。
14日04時00分頃、震源地は根室半島南東沖(北緯43.2度、東経145.7度)、震源の深さは約50km、地震の規模はM5.4。
北海道中標津町で震度5弱を観測。
このエリア、遠くない将来に海溝型巨大地震が予測されているので、ちょっと気になる。
大学講師冥利 [お仕事(講義・講演)]
4月13日(金)
文学部事務室に行ったら、職員さんに呼び止められて書類を渡される。
見ると、ある学生さんが(学籍簿と異なる)通称名を使用することを教員に伝達し配慮を求める書類。
「あっ、このシステム作ったとき、私も関わりましたから、なんの問題もないです(私も通称名だし)」
講義の後、その学生さんがわざわざ「よろしくお願いします」と挨拶に来たので、同じように何も問題ない旨を伝える。
で、コメント票を読むと、性別の悩みで大学に進学できず、その間、独学で勉強していたらしい。
それがTwitterで、トランスジェンダーである私が明治大学で講義していることを知り、勇気づけられて、現役入学より4年遅れで、この春、明治大学に入学したとのこと。
「だから、三橋先生の講義、とても楽しみにしています」
「これからの社会はどんどん境がなくなっていくと考えています。ジェンダー、セクシュアリティについて広い視野で世界を見て生きていきたいと思って、先生の講義を受講しました」
読んで目頭が熱くなってしまった。
こういうことって、ほんとうに大学講師冥利に尽きる。
文学部事務室に行ったら、職員さんに呼び止められて書類を渡される。
見ると、ある学生さんが(学籍簿と異なる)通称名を使用することを教員に伝達し配慮を求める書類。
「あっ、このシステム作ったとき、私も関わりましたから、なんの問題もないです(私も通称名だし)」
講義の後、その学生さんがわざわざ「よろしくお願いします」と挨拶に来たので、同じように何も問題ない旨を伝える。
で、コメント票を読むと、性別の悩みで大学に進学できず、その間、独学で勉強していたらしい。
それがTwitterで、トランスジェンダーである私が明治大学で講義していることを知り、勇気づけられて、現役入学より4年遅れで、この春、明治大学に入学したとのこと。
「だから、三橋先生の講義、とても楽しみにしています」
「これからの社会はどんどん境がなくなっていくと考えています。ジェンダー、セクシュアリティについて広い視野で世界を見て生きていきたいと思って、先生の講義を受講しました」
読んで目頭が熱くなってしまった。
こういうことって、ほんとうに大学講師冥利に尽きる。
「奨学金相談コーナー」に新入生が長蛇の列 [世相]
4月13日(金)
新年度の大学、「奨学金相談コーナー」に新入生が長蛇の列。
これだけ「返済困難」問題(さらには「返済不能」→「破産」まで)が報じられ、「奨学金」とは名ばかりで「実態は利息の付いた借金」と言われているのに。
それぞれ家庭の事情があるから、「借りない方がいいよ」とは言えないけど、こういう景色を見ると、「将来、大丈夫かな?」と、やっぱり心配になる。
背景には保護者の経済状況の悪化がある。
それが「仕送り」の減少になり、奨学金受給学生の増加につながっている。
もう、「奨学金」という名称を止めて、はっきり「学資ローン」と言うべきだろ。
私たちの世代だと、「育英会」の奨学金を受けていたのは、50人のクラスで1割くらいだったと思う。
学生部に奨学金担当の職員はいたが、「奨学金相談コーナー」なんてなかった。
大学院になると受給率が高くなったが、あの頃は、公立学校の教員になると返済免除だった。
私の友人は、試験に合格して450万円の借金を帳消しにした。
私は、幸い学部(4年間)の学費は親に出してもらった。
大学院(5年間)は、学費全額免除(支給型奨学金)だった。
現在に比べると、良い時代だったのかなと思う。
新年度の大学、「奨学金相談コーナー」に新入生が長蛇の列。
これだけ「返済困難」問題(さらには「返済不能」→「破産」まで)が報じられ、「奨学金」とは名ばかりで「実態は利息の付いた借金」と言われているのに。
それぞれ家庭の事情があるから、「借りない方がいいよ」とは言えないけど、こういう景色を見ると、「将来、大丈夫かな?」と、やっぱり心配になる。
背景には保護者の経済状況の悪化がある。
それが「仕送り」の減少になり、奨学金受給学生の増加につながっている。
もう、「奨学金」という名称を止めて、はっきり「学資ローン」と言うべきだろ。
私たちの世代だと、「育英会」の奨学金を受けていたのは、50人のクラスで1割くらいだったと思う。
学生部に奨学金担当の職員はいたが、「奨学金相談コーナー」なんてなかった。
大学院になると受給率が高くなったが、あの頃は、公立学校の教員になると返済免除だった。
私の友人は、試験に合格して450万円の借金を帳消しにした。
私は、幸い学部(4年間)の学費は親に出してもらった。
大学院(5年間)は、学費全額免除(支給型奨学金)だった。
現在に比べると、良い時代だったのかなと思う。