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2月16日(金)15のうちの9つ、手直し終える [お仕事(講義・講演)]

2月16日(金) 曇り  東京  10.0度  湿度57%

10時半、起床。
朝食は、クリームパンとコーヒー。
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昼食は、きつねうどん。
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午後から夜中、拙著『「性なる場」の記憶を求めて(仮題)』「第4章「赤線」とはなにか(3)―その終焉―」の加筆作業。

昨日、国会図書館で資料収集してきた新吉原女子保健組合機関誌『婦人新風』から、当事者である女給さんの生の意見をいろいろ取り入れる。

それと、現代のセックスワーク論との関係も補筆。

この章、2章(その成立)、3章(実態と経済)に比べて、やや書き込み不足だった。
2000字ほど増えたが、だいぶ充実した。

続いて、コラム3、4、5の手直し。
これで、全部で15あるうちの9つの手直しを終えた。

夕食は、お刺身(かんぱち、ぶり)。
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椎茸と卵のお汁。
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納豆。
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お風呂に入って髪と身体を洗う。

就寝、4時。
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「闇の男」を「ストリート・ボーイ」と読ませる記事ー昭和11年(1936)の男色恐喝事件ー [性社会史研究(性別越境・同性愛)]

2月15日(木)

「闇の男」に「ストリート・ボーイ」と仮名を振った興味深い記事を発見。
「闇の女」が街娼(ストリート・ガール)を意味することは知っていたが、「闇の男」を「ストリート・ボーイ」と読ませている記事は初めて。
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『読売新聞』昭和11年(1936)8月14日

不覚なり闇の男(ストリート・ボーイ)
銀座でひく刑事の袖
毒花のトリオ三人組

大都会のかげに咲く妖しの“闇の男・・・”不覚にも刑事の袖をひいて暴露した世紀末的なグロ場面――去る九日の宵 銀座尾張町三越裏を赤坂表町署の安部刑事が密行してゐると明石の単衣に錦紗総絞りの兵児帯、白足袋といふ女とも見まがふ美青年が近づいて“ねーあなた!散歩しませうよ”と嬌態を見せた。刑事はしばし呆然にとられたがやがて職業意識を取り戻し本署に連行調べると、四谷区谷町一八元陸軍省勤務岩野芳春(二九)といひ美貌を資本に変態男をあさつてゐた闇の一人と判つた。彼の自白で小石川区新諏訪町一七佐野富男(二九)を検挙、住所不明木田新次(三〇)―仮名―を捜査してゐるが、この三人は数年前からこの社会に出没、岩野は去る六月二日夜四谷見付の小公園ベンチから京橋区銀座五ノ一一洋品店商和田元男(四六)―仮名―を自宅に連れ込み、これを仲間の木田がさりげなく訪れた風をして現場を見届けさせ一週間後に岩野が和田の家を訪れ百円を無心、和田が拒むと岩野は店先で「都合しなければこの間のことを一切奥さんに報らせる」と大声で恐喝、マンマと百円をせしめた。
この手で三人代わるがわる和田から計二百五十円を恐喝したほか銀座、日本橋、?谷の大商店主ばかり卅余人を恐喝したことを自白した。

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日本が日中戦争に突入する前の年に、帝都東京で発覚した男色者グループによるかなり大規模な恐喝事件。
犯行の手口は「美人局(つつもたせ)」の男色版だが、主犯の岩野がいくら美貌にしても、ずいぶん多くの商店主がひっかかったことに驚く。
ちなみに当時の物価は、もりそば12銭、天丼40銭、銀行員の初任給70円で、現在の貨幣価値に直すにはだいたい3000倍。100円は30万円相当になる。

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あっけにとられた [日常]

2月15日(木)

昨夕、コンビニで資料のコピーをしていた。
半分済んだところで、確認と整理作業。
(作業途上なので、お金は入れたまま)

ふと、横を見ると、私と同年代の初老女性がコピー機(多用途機)のパネルを操作している。
えっ?
「すいません。まだ終わってないのですけど」と言ったが、おばさん、操作を止めない。
もう一度「まだ終わってないのですけど」と少し大きな声で言った。
そしたら、シュッ、シュッとプリントアウト出力。
えっ?
その瞬間、女性はプリントアウト2枚を掴むと、無言のまま逃げるように立ち去った。

あっけにとられる私。
で、気づく、今の2枚のプリントアウトの代金、私が払ったわけ?

信じられない。
たった20円とはいえ、それって厳密に言えば窃盗でしょう。
いったいどういう社会感覚なのだろう?

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