遺族給付、同性パートナーの申請認めず [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]
12月27日(水)
大物同性カップルの「離婚」報道に隠れてしまったが、こちらも重要。
犯罪被害者の同性パートナーへの遺族給付が認められなかった。
予想通りの決定ではあるが、とても残念な結果だ。
そもそも同性間のパートナー関係を認めないのか?
それとも、この2人が同性パートナーだったということを認めないのか?
理由が知りたい。
事件の詳細については下記。
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2017-01-25-2
--------------------------------------------
同性パートナーに遺族給付金不支給 愛知県公安委、配偶者と認めず
名古屋市中村区で2014年12月に起きた殺人事件で、長年同居した同性のパートナーを殺され、犯罪被害者遺族への給付金を申請した男性(42)に対し、支給の可否を審査した愛知県公安委員会が22日付で、「(給付対象となる)配偶者や内縁関係とは認められない」と不支給を決定したことが分かった。男性側は決定を不服として国家公安委員会に改めて審査を求める方針。
国の犯罪被害給付制度で給付金を受けられる遺族は被害者の配偶者や家族とされ、内縁関係の人も含まれる。関係者によると、男性側は「同性同士でも事実上の内縁関係にあった」と主張していた。
本紙の取材に対し、県公安委は「個人に関わることは答えられない」と回答。給付制度で調査事務などを担う県警住民サービス課の担当者は「個別案件は答えない」とした上で「判例では内縁関係は男女間になっている」と述べた。
男性は14年12月、約20年間同居したパートナーの男性=当時(52)=を、知人の男=殺人罪などで懲役14年の判決確定=に殺された。男性の代理人弁護士によると、男性は自分の給料をパートナーの口座に入金して管理してもらうなど生計を共にしていたため、16年12月に遺族給付金の支給を申請した。
弁護士は不支給決定を「被害者と一緒に暮らした遺族を支えるという制度の目的に照らせば、同性カップルを排除する理由は全くない」と批判した。
性的少数者のための法整備を求めるLGBT法連合会(東京)の神谷悠一事務局長は「民間企業や政治の世界ではLGBTへの認識が広まりつつある。国家公安委員会が審査する場合、実態をよく見て犯罪の被害関係者に寄り添ってほしい」と話した。
<犯罪被害給付制度> 故意の犯罪行為で亡くなった人の遺族や被害者に、国が一時的に給付金を支給する。3種類あり、都道府県の公安委員会が支給の可否を決める。2016年度の支給決定は470件で、総額8億8200万円が支払われた。給付金のうち、遺族給付金の対象は、亡くなった人の配偶者(内縁関係を含む)と子ども、父母、孫、祖父母、きょうだい。16年度は209件の支給が認められた。平均支給額は486万円。
『中日新聞』2017年12月27日 21時50分
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017122790215035.html
大物同性カップルの「離婚」報道に隠れてしまったが、こちらも重要。
犯罪被害者の同性パートナーへの遺族給付が認められなかった。
予想通りの決定ではあるが、とても残念な結果だ。
そもそも同性間のパートナー関係を認めないのか?
それとも、この2人が同性パートナーだったということを認めないのか?
理由が知りたい。
事件の詳細については下記。
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2017-01-25-2
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同性パートナーに遺族給付金不支給 愛知県公安委、配偶者と認めず
名古屋市中村区で2014年12月に起きた殺人事件で、長年同居した同性のパートナーを殺され、犯罪被害者遺族への給付金を申請した男性(42)に対し、支給の可否を審査した愛知県公安委員会が22日付で、「(給付対象となる)配偶者や内縁関係とは認められない」と不支給を決定したことが分かった。男性側は決定を不服として国家公安委員会に改めて審査を求める方針。
国の犯罪被害給付制度で給付金を受けられる遺族は被害者の配偶者や家族とされ、内縁関係の人も含まれる。関係者によると、男性側は「同性同士でも事実上の内縁関係にあった」と主張していた。
本紙の取材に対し、県公安委は「個人に関わることは答えられない」と回答。給付制度で調査事務などを担う県警住民サービス課の担当者は「個別案件は答えない」とした上で「判例では内縁関係は男女間になっている」と述べた。
男性は14年12月、約20年間同居したパートナーの男性=当時(52)=を、知人の男=殺人罪などで懲役14年の判決確定=に殺された。男性の代理人弁護士によると、男性は自分の給料をパートナーの口座に入金して管理してもらうなど生計を共にしていたため、16年12月に遺族給付金の支給を申請した。
弁護士は不支給決定を「被害者と一緒に暮らした遺族を支えるという制度の目的に照らせば、同性カップルを排除する理由は全くない」と批判した。
性的少数者のための法整備を求めるLGBT法連合会(東京)の神谷悠一事務局長は「民間企業や政治の世界ではLGBTへの認識が広まりつつある。国家公安委員会が審査する場合、実態をよく見て犯罪の被害関係者に寄り添ってほしい」と話した。
<犯罪被害給付制度> 故意の犯罪行為で亡くなった人の遺族や被害者に、国が一時的に給付金を支給する。3種類あり、都道府県の公安委員会が支給の可否を決める。2016年度の支給決定は470件で、総額8億8200万円が支払われた。給付金のうち、遺族給付金の対象は、亡くなった人の配偶者(内縁関係を含む)と子ども、父母、孫、祖父母、きょうだい。16年度は209件の支給が認められた。平均支給額は486万円。
『中日新聞』2017年12月27日 21時50分
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017122790215035.html
同性パートナーシップ証明書「第一号」の「離婚」 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]
12月27日(水)
箱根から帰ってきたら、驚きのニュースが待っていた。
同性パートナーシップ証明書「第一号」東小雪・増原裕子さんの「離婚」報道。
大学の「LGBTとは何か」の講義で、メディアに流れている同性パートナーシップの画像を3枚ほど見せている。
今期までは「こちらとこちらは別れたようですが、ここは別れていません」と言えたけども、来期からは「渋谷区のパートナーシップ証明制度の開始からほぼ2年で、全部、別れました」と言うことになるのかなぁ。
それはともかく、このお二人だけでなく、世間の「ふうふ」(夫婦・婦婦・夫夫)で別れてしまうカップルをみていると、「ふうふらしさ」へのこだわりが強すぎるように思う。パートナーの関係って、良く言えばもっと多様だし、悪く言えばもっといい加減なものだと、結婚31年を過ぎた私は思う。
で、結婚も離婚も、本来はまったく個人的なこと。
しかし、渋谷区は、東小雪さんと増原裕子さんの「結婚」を、同性パートナーシップ制度の「広告塔」として利用した。
客観的に言って、渋谷区が2人を「第一号」に起用したことは、広報戦略として「大成功」だったと思う。
そして、2人にしても「渋谷区に利用されること」に乗ったのは否定できないだろう。
「広告塔」になることで、知名度が上がり、仕事が増え、経済的にもかなり潤った(だろう)から、「第一号」になったことの収支は十分にプラスだったと思う。
NHKの「ニュース8:45」が「離婚」を報じたくらいだから、明日以降、新聞や週刊誌が(年末年始だけど)追うだろう。
また知名度が上がり、増原さんはともかく、小雪さんはこれからも「元・第一号」ということで、お仕事ができると思う。
日本の「LGBTブーム」が、人権的観点ではなく、LGBTの商業利用という観点で始まったことを考えれば、この「結婚」は商業的には「大成功」だったと思う。
とは言え、同性パートナーシップの「広告塔」が「離婚」した影響は小さくない。
反対派は「それ見たことか」と叩きにくるだろう。
「同性カップルはすぐに別れる」というイメージが社会に広まってしまうかもしれない。
メディア上の「離婚」率は2分の2でも、「100%だ」と言われれば反論は難しい。
日本のメディアは、軽薄で飽きっぽい。
平気で「手の平返し」をする。
私としては、これが「潮目が変わる」きっかけにならないことを祈るだけだ。
きつい言い方かもしれないが、本来、私的であるべき「結婚」を、政治的・商業的なものに利用した「落とし前」はその人が取るべきだ。
そして、きっちり「落とし前」をつけたなら、新たなステージに向かえばいいと思う。
増原さんなら、きっとできると思う。
---------------------------------------
東小雪さん・増原裕子さん「約6年半の関係にピリオド」同性パートナー条例第1号カップル
元タカラジェンヌでLGBT(性的少数者)の活動家・東小雪さん(32)と会社経営・増原裕子さんが26日、「大切なご報告」と題しパートナーシップを解消したことを公式ブログで報告した。
2015年4月1日に日本初の同性パートナー条例が渋谷区で可決され、2人は交付第1号カップルとなった。
2人は連名で「増原裕子と東小雪はこの度、約6年半の関係にピリオドを打ち、離婚するという選択をいたしました。昨日12月25日、渋谷区にパートナーシップ証明書を返還いたしました」とパートナーを解消したことを報告した。
「この間、約5年前のディズニーでの結婚式、2年前の渋谷区パートナーシップ証明書をいただくという大きなライフイベントの際にも、たくさんの方々に応援していただきました。本当にたくさんの方々に愛して支えていただいた6年半でした。ふたりだけでは成し遂げられなかった素晴らしい経験ができたことを、周囲の大切な方々の顔を一人ひとり思い浮かべながら、ただただ感謝しております」とした上で「皆さまのご期待を裏切る形になってしまったこと、応援してくださっていた皆さまに対して大変申し訳なく、自責の念でいっぱいです。本当にお詫びの言葉もございません」と謝罪の言葉を記した。
価値観のずれが生じパートナーは解消となったが「親友として、大切に思い、尊重しあえる関係」で、今後も「LGBTをとりまく課題、SOGI(性的指向・性自認)にまつわる課題、女性や子どもの人権についての活動やお仕事には、ひき続き力を合わせて歩んで参ります」と活動を共にしていくという。
『スポーツ報知』2017年12月26日20時38分
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20171226-OHT1T50158.html
---------------------------------------
同性パートナー解消
渋谷区から、同性カップルをパートナーとして公的に認める「パートナーシップ証明書」の発行を初めて受けた会社経営の増原裕子さん(40)と、元タカラジェンヌの東小雪さん(32)がパートナーシップの関係を解消したことがわかった。
2人は2015年11月、同区から証明書の発行を受け、性的少数者(LGBT)への理解を深める活動などに取り組んでいたが、25日、同区に解消届を提出し証明書も返還した。増原さんは取材に、「LGBTを取り巻く課題などについては、引き続き力を合わせて取り組んでいきたい」と語った。
『読売新聞』2017年12月28日(東京23区)
http://www.yomiuri.co.jp/local/tokyo23/news/20171228-OYTNT50050.html
箱根から帰ってきたら、驚きのニュースが待っていた。
同性パートナーシップ証明書「第一号」東小雪・増原裕子さんの「離婚」報道。
大学の「LGBTとは何か」の講義で、メディアに流れている同性パートナーシップの画像を3枚ほど見せている。
今期までは「こちらとこちらは別れたようですが、ここは別れていません」と言えたけども、来期からは「渋谷区のパートナーシップ証明制度の開始からほぼ2年で、全部、別れました」と言うことになるのかなぁ。
それはともかく、このお二人だけでなく、世間の「ふうふ」(夫婦・婦婦・夫夫)で別れてしまうカップルをみていると、「ふうふらしさ」へのこだわりが強すぎるように思う。パートナーの関係って、良く言えばもっと多様だし、悪く言えばもっといい加減なものだと、結婚31年を過ぎた私は思う。
で、結婚も離婚も、本来はまったく個人的なこと。
しかし、渋谷区は、東小雪さんと増原裕子さんの「結婚」を、同性パートナーシップ制度の「広告塔」として利用した。
客観的に言って、渋谷区が2人を「第一号」に起用したことは、広報戦略として「大成功」だったと思う。
そして、2人にしても「渋谷区に利用されること」に乗ったのは否定できないだろう。
「広告塔」になることで、知名度が上がり、仕事が増え、経済的にもかなり潤った(だろう)から、「第一号」になったことの収支は十分にプラスだったと思う。
NHKの「ニュース8:45」が「離婚」を報じたくらいだから、明日以降、新聞や週刊誌が(年末年始だけど)追うだろう。
また知名度が上がり、増原さんはともかく、小雪さんはこれからも「元・第一号」ということで、お仕事ができると思う。
日本の「LGBTブーム」が、人権的観点ではなく、LGBTの商業利用という観点で始まったことを考えれば、この「結婚」は商業的には「大成功」だったと思う。
とは言え、同性パートナーシップの「広告塔」が「離婚」した影響は小さくない。
反対派は「それ見たことか」と叩きにくるだろう。
「同性カップルはすぐに別れる」というイメージが社会に広まってしまうかもしれない。
メディア上の「離婚」率は2分の2でも、「100%だ」と言われれば反論は難しい。
日本のメディアは、軽薄で飽きっぽい。
平気で「手の平返し」をする。
私としては、これが「潮目が変わる」きっかけにならないことを祈るだけだ。
きつい言い方かもしれないが、本来、私的であるべき「結婚」を、政治的・商業的なものに利用した「落とし前」はその人が取るべきだ。
そして、きっちり「落とし前」をつけたなら、新たなステージに向かえばいいと思う。
増原さんなら、きっとできると思う。
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東小雪さん・増原裕子さん「約6年半の関係にピリオド」同性パートナー条例第1号カップル
元タカラジェンヌでLGBT(性的少数者)の活動家・東小雪さん(32)と会社経営・増原裕子さんが26日、「大切なご報告」と題しパートナーシップを解消したことを公式ブログで報告した。
2015年4月1日に日本初の同性パートナー条例が渋谷区で可決され、2人は交付第1号カップルとなった。
2人は連名で「増原裕子と東小雪はこの度、約6年半の関係にピリオドを打ち、離婚するという選択をいたしました。昨日12月25日、渋谷区にパートナーシップ証明書を返還いたしました」とパートナーを解消したことを報告した。
「この間、約5年前のディズニーでの結婚式、2年前の渋谷区パートナーシップ証明書をいただくという大きなライフイベントの際にも、たくさんの方々に応援していただきました。本当にたくさんの方々に愛して支えていただいた6年半でした。ふたりだけでは成し遂げられなかった素晴らしい経験ができたことを、周囲の大切な方々の顔を一人ひとり思い浮かべながら、ただただ感謝しております」とした上で「皆さまのご期待を裏切る形になってしまったこと、応援してくださっていた皆さまに対して大変申し訳なく、自責の念でいっぱいです。本当にお詫びの言葉もございません」と謝罪の言葉を記した。
価値観のずれが生じパートナーは解消となったが「親友として、大切に思い、尊重しあえる関係」で、今後も「LGBTをとりまく課題、SOGI(性的指向・性自認)にまつわる課題、女性や子どもの人権についての活動やお仕事には、ひき続き力を合わせて歩んで参ります」と活動を共にしていくという。
『スポーツ報知』2017年12月26日20時38分
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20171226-OHT1T50158.html
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同性パートナー解消
渋谷区から、同性カップルをパートナーとして公的に認める「パートナーシップ証明書」の発行を初めて受けた会社経営の増原裕子さん(40)と、元タカラジェンヌの東小雪さん(32)がパートナーシップの関係を解消したことがわかった。
2人は2015年11月、同区から証明書の発行を受け、性的少数者(LGBT)への理解を深める活動などに取り組んでいたが、25日、同区に解消届を提出し証明書も返還した。増原さんは取材に、「LGBTを取り巻く課題などについては、引き続き力を合わせて取り組んでいきたい」と語った。
『読売新聞』2017年12月28日(東京23区)
http://www.yomiuri.co.jp/local/tokyo23/news/20171228-OYTNT50050.html
師走の箱根へ(2日目の2) [旅]
12月27日(水)
(続き)
箱根湯本駅構内の、目の前に箱根登山電車の模型が、眼下に実物が見えるカフェへ。
熱いコーヒーと箱根ロールで休憩。
湯本駅周辺は、昨日以上の人出。
帰りの「ロマンスカー」の切符をなんとか確保。
ちょうどお昼時ということもあって、どこの食事処も長蛇の列。
あまりお腹も空いていないので、湯本での昼食を断念。
電車で2つ小田原寄りの入生田駅に移動。
以前から行きたかった「生命の星・地球博物館博物館」へ。
ここ、神奈川県立であるにもかかわらず、地質と古生物の展示がすごい!
隕石、恐竜の化石、熱帯産の蝶など、展示されている標本類にすごくお金がかかっていることは、地学・生物マニアならすぐに解る。
↑ エントランスのチンタオサウルス(白亜紀)の骨格標本の前で。
この博物館は1995年3月の開館。
神奈川県の職員である家猫さん(←えっそうだったの?)によると、「神にゃ川県がいちばんお金があったときに計画立案された『バブルの遺産』にゃ」とのこと。
14時半、館内のレストランで遅い昼食。
おいしくはないが、まあ食べられるエビフライ&ハンバーグ定食。
大混雑の観光地で食べるより、精神衛生的には良いと思う。
小田原駅15時43分発の「はこね30号」で新宿へ。
家猫さんの還暦祝いと、秋シーズンそれなりに頑張った自分への慰労のつもりの温泉旅、温泉では癒されたものの、外国人観光客の多さに驚いてしまった。
これからの日本、どこに行ってもこうなるのかなぁ。
(続き)
箱根湯本駅構内の、目の前に箱根登山電車の模型が、眼下に実物が見えるカフェへ。
熱いコーヒーと箱根ロールで休憩。
湯本駅周辺は、昨日以上の人出。
帰りの「ロマンスカー」の切符をなんとか確保。
ちょうどお昼時ということもあって、どこの食事処も長蛇の列。
あまりお腹も空いていないので、湯本での昼食を断念。
電車で2つ小田原寄りの入生田駅に移動。
以前から行きたかった「生命の星・地球博物館博物館」へ。
ここ、神奈川県立であるにもかかわらず、地質と古生物の展示がすごい!
隕石、恐竜の化石、熱帯産の蝶など、展示されている標本類にすごくお金がかかっていることは、地学・生物マニアならすぐに解る。
↑ エントランスのチンタオサウルス(白亜紀)の骨格標本の前で。
この博物館は1995年3月の開館。
神奈川県の職員である家猫さん(←えっそうだったの?)によると、「神にゃ川県がいちばんお金があったときに計画立案された『バブルの遺産』にゃ」とのこと。
14時半、館内のレストランで遅い昼食。
おいしくはないが、まあ食べられるエビフライ&ハンバーグ定食。
大混雑の観光地で食べるより、精神衛生的には良いと思う。
小田原駅15時43分発の「はこね30号」で新宿へ。
家猫さんの還暦祝いと、秋シーズンそれなりに頑張った自分への慰労のつもりの温泉旅、温泉では癒されたものの、外国人観光客の多さに驚いてしまった。
これからの日本、どこに行ってもこうなるのかなぁ。
12月27日(水)師走の箱根へ(2日目の1) [旅]
12月27日(水))
6時半、起床。
部屋からすぐの家族風呂へ。
3度目の温泉。
8時半、朝食。
旅館の朝食ってなぜか食が進む。
9時半、チェックアウト。
予定では、箱根ロープーウェイで大涌谷に行くつもりだったが、ここで重大情報。
早雲山からのロープウェーが運航停止。
最初は強風のためと思って、バスルートに変更を考えたが、お宿の人に確かめると、大涌谷の火山ガス濃度が上昇したためとのこと。
え~っ!ということは、大涌谷は立ち入り禁止。
ということで、根本的に予定変項。
↑ また来ます。
急坂を下って、ケーブルカーの「公園上」駅へ。
強羅駅に下る。
強羅駅は、ロープーウェイの運航停止で下に降りてきた観光客で大混雑。
私らは、箱根登山電車には乗らず・・・、
仙石原行きのバスに乗って、山を登る。
バスも大混雑。
40分ほど乗って、仙石原に到着。
家猫さんお目当てのお肉屋さんで買い物。
今度はバスで一気に湯本駅まで下る。
(続く)
6時半、起床。
部屋からすぐの家族風呂へ。
3度目の温泉。
8時半、朝食。
旅館の朝食ってなぜか食が進む。
9時半、チェックアウト。
予定では、箱根ロープーウェイで大涌谷に行くつもりだったが、ここで重大情報。
早雲山からのロープウェーが運航停止。
最初は強風のためと思って、バスルートに変更を考えたが、お宿の人に確かめると、大涌谷の火山ガス濃度が上昇したためとのこと。
え~っ!ということは、大涌谷は立ち入り禁止。
ということで、根本的に予定変項。
↑ また来ます。
急坂を下って、ケーブルカーの「公園上」駅へ。
強羅駅に下る。
強羅駅は、ロープーウェイの運航停止で下に降りてきた観光客で大混雑。
私らは、箱根登山電車には乗らず・・・、
仙石原行きのバスに乗って、山を登る。
バスも大混雑。
40分ほど乗って、仙石原に到着。
家猫さんお目当てのお肉屋さんで買い物。
今度はバスで一気に湯本駅まで下る。
(続く)
師走の箱根へ(1日目の3) [旅]
12月26日(火)
(続き)
お宿は強羅温泉の「桐谷・箱根荘」。
16時、早めチェックインして、早速、温泉(別棟にある有料の貸切風呂)へ。
お湯は、画像のようないわゆる「にごり湯」で、昔の区分では石膏泉。
箱根温泉供給株式会社の配給で、源泉はあの大涌谷温泉。
泉質は、酸性-カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・塩化物泉(酸性-含塩化土類石膏泉)。
Phは2.9、原泉温度は64.7度。
温泉成分表を見ると、陽イオンは、カルシウムイオンが50%で卓越し、次いでナトリウムイオンが21%、マグネシウムイオン19%と続く。
陰イオンは、硫酸イオンが76%と卓越し、次いで塩素イオンが21%、硫酸炭酸水素イオンが3%と続く。
非解離成分はメタケイ酸(H2SiO3)が213mg/kg。
成分総量は1013mg。
お湯は、白く濁り、かすかに肌に刺激があり、僅かながら硫化酸素臭がある。
嘗めてみたら軽い塩辛さとわずかな苦味を感じる。
内湯と露天風呂を交互に、のぼせる寸前まで、ゆっくり浸かる。
18時半、夕食。
家猫さんの好物の「蟹コース」。
喜んでくれて、うれしかった。
食後、一眠り。
22時過ぎ、もう一度、温泉(部屋からすぐの無料の家族風呂)へ。
就寝、23時。
(続き)
お宿は強羅温泉の「桐谷・箱根荘」。
16時、早めチェックインして、早速、温泉(別棟にある有料の貸切風呂)へ。
お湯は、画像のようないわゆる「にごり湯」で、昔の区分では石膏泉。
箱根温泉供給株式会社の配給で、源泉はあの大涌谷温泉。
泉質は、酸性-カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・塩化物泉(酸性-含塩化土類石膏泉)。
Phは2.9、原泉温度は64.7度。
温泉成分表を見ると、陽イオンは、カルシウムイオンが50%で卓越し、次いでナトリウムイオンが21%、マグネシウムイオン19%と続く。
陰イオンは、硫酸イオンが76%と卓越し、次いで塩素イオンが21%、硫酸炭酸水素イオンが3%と続く。
非解離成分はメタケイ酸(H2SiO3)が213mg/kg。
成分総量は1013mg。
お湯は、白く濁り、かすかに肌に刺激があり、僅かながら硫化酸素臭がある。
嘗めてみたら軽い塩辛さとわずかな苦味を感じる。
内湯と露天風呂を交互に、のぼせる寸前まで、ゆっくり浸かる。
18時半、夕食。
家猫さんの好物の「蟹コース」。
喜んでくれて、うれしかった。
食後、一眠り。
22時過ぎ、もう一度、温泉(部屋からすぐの無料の家族風呂)へ。
就寝、23時。
師走の箱根へ(1日目の2) [旅]
12月26日(火)
(続き)
宮の下の「ホテル前」停留所からバスに乗る。
この「ホテル」は「富士屋ホテル」なのだが、「富士屋ホテル前」でないところがすごい!。
宮の下に「富士屋」しかホテルがなかった頃の名残。
バスは大混雑。
外国人観光客が多く、しかも巨大なトランクを持ち込むため。
後方出口がトランク置き場になっていて使用不能。
前方出口しか使えないので乗り降りが大変。
小涌園前で下車。
「岡田美術館」へ。
空港の搭乗口並み、いや以上のセキュリティ。
カメラや携帯電話もロッカーに預けないといけない。
展示は・・・驚いた。
中国陶磁器のコレクションが質・量ともにすごい!
どれだけ資金力があるのだ?と思うと同時に、長い時間をかけて1点1点集めたものではないな、目利きの収集家のコレクションを短期間にいくつも丸買いしてったのでは?と思う。
まあ、コレクションが散逸してしまうよりは、ずっと良い。
私がここで見たかった喜多川歌麿の「深川の雪」(1806年)は、10%縮小(90%大)の精密コピーが展示されていたが、それでも肉質浮世絵としては稀有の大作であることがよくわかった。
展示室が広大なので、足が耐え難く痛くなる。
(続き)
(続き)
宮の下の「ホテル前」停留所からバスに乗る。
この「ホテル」は「富士屋ホテル」なのだが、「富士屋ホテル前」でないところがすごい!。
宮の下に「富士屋」しかホテルがなかった頃の名残。
バスは大混雑。
外国人観光客が多く、しかも巨大なトランクを持ち込むため。
後方出口がトランク置き場になっていて使用不能。
前方出口しか使えないので乗り降りが大変。
小涌園前で下車。
「岡田美術館」へ。
空港の搭乗口並み、いや以上のセキュリティ。
カメラや携帯電話もロッカーに預けないといけない。
展示は・・・驚いた。
中国陶磁器のコレクションが質・量ともにすごい!
どれだけ資金力があるのだ?と思うと同時に、長い時間をかけて1点1点集めたものではないな、目利きの収集家のコレクションを短期間にいくつも丸買いしてったのでは?と思う。
まあ、コレクションが散逸してしまうよりは、ずっと良い。
私がここで見たかった喜多川歌麿の「深川の雪」(1806年)は、10%縮小(90%大)の精密コピーが展示されていたが、それでも肉質浮世絵としては稀有の大作であることがよくわかった。
展示室が広大なので、足が耐え難く痛くなる。
(続き)
12月26日(火)師走の箱根へ(1日目の1) [旅]
12月26日(火) 晴れ 小田原 12.2度
やっと時間を作って、家猫さんと箱根の温泉へ。
7時、起床。
9時、家を出る。
10時15分、小田急線新宿駅へ。
待つことしばし、白い「ロマンスカー」が入線。
10時30分発「はこね15号」に乗車。
新松田駅付近から富士山。
12時08分、箱根湯本駅に到着。
箱根登山電車に乗り換えて、宮の下駅で降りる。
箱根の山、中腹とはいえ、風が強く寒い。
昼食は、宮の下の「富士屋ホテル」近くの天麩羅の専門店「じゅらく」。
創業50年とのことで、かなり高齢の店主が1人で揚げ場に立つ。
ランチサービスの「ひめしゃら定食」を注文(1944円)。
良いネタを使っている。
特に、海老と穴子。
揚げ方も文句なしで、とてもおいしかった。
敢えて言えば、野菜がもう少し大きいといいな。
(続く)
やっと時間を作って、家猫さんと箱根の温泉へ。
7時、起床。
9時、家を出る。
10時15分、小田急線新宿駅へ。
待つことしばし、白い「ロマンスカー」が入線。
10時30分発「はこね15号」に乗車。
新松田駅付近から富士山。
12時08分、箱根湯本駅に到着。
箱根登山電車に乗り換えて、宮の下駅で降りる。
箱根の山、中腹とはいえ、風が強く寒い。
昼食は、宮の下の「富士屋ホテル」近くの天麩羅の専門店「じゅらく」。
創業50年とのことで、かなり高齢の店主が1人で揚げ場に立つ。
ランチサービスの「ひめしゃら定食」を注文(1944円)。
良いネタを使っている。
特に、海老と穴子。
揚げ方も文句なしで、とてもおいしかった。
敢えて言えば、野菜がもう少し大きいといいな。
(続く)