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12月15日(金)関東学院大学「セクシュアリティ論」第11講「『買売春』を考える(1)―「性の商品化」論と買売春論の基礎―」  [お仕事(講義・講演)]

12月15日(金)  曇り  横浜  8.5度  湿度50%(15時)

9時半、起床。
朝食は、アップルパイとコーヒー。
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シャワーを浴びて、髪と身体を洗い、よくブローしてあんこを入れて頭頂部で結んでシュシュを巻く。
化粧と身支度。
黒と白のジラフ柄のロング・チュニック(長袖)、黒のブーツカットパンツ、黒網の膝下ストッキング、黒のショート・ブーツ、ワインレッドのトートバッグ。
黒のカシミアのポンチョ。

12時、家を出る。

東急東横線で横浜へ。
昼食は久しぶりに京浜急行ホームの「タリーズコーヒー」。
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↑ チキンと彩り野菜の瀬戸内レモンパスタ ~青唐辛子風味~ (980円)

13時46分発のバスに乗る。
13時55分、講師控え室へ。
レジュメは2×165部印刷.
15分前に教室(3号館5階502番)へ。

15時「セクシュアリティ論」の講義開始。
まず、第10講「『恋愛』と『結婚』のジェンダー&セクシュアリティ ―その現在―」の残りを解説。
1 結婚難の時代
 (1) 基本的要因
 (2) 恋愛と結婚の直結
 (3) 「婚活」は有効か? 埋まらない溝
2 「恋愛」と「結婚」の問題点
 (1) ドメスティック・ヴァイオレンス 
 (2) 選択的夫婦別姓制度
---------------(ここまで)---------------------
 (3) 同性パートナー問題
 (4) シングルマザー問題
 (5) 非婚単身者の激増
おわりに―「恋愛」と「結婚」の未来像―
(余白)捨て猫の寓話

続いて、第11講「『買売春』を考える(1)―「性の商品化」論と買売春論の基礎―」に入る。

1 「性の商品化」とは何か?
(1)定義
(2)なぜ「性の商品化」はいけないとされたのか?
(3)「性の商品化」論への反論
2 「買売春」論の基礎
(1)売春の定義
(2)売春はなぜいけないとされるのか? ー主張と反論ー
(3)「セックスワーク(性的サービス労働)論」の登場

さらに、第12講にも少し入る。
3 前近代日本の「買売春」の歴史
(1)「遊行女婦」「夜発」「傀儡女」(奈良時代~平安時代)
(2)「色里」の成立(平安時代後期~鎌倉時代)
------------------(ここまで)-------------------------------
(3)「廓」の成立と展開(安土桃山時代~江戸時代)
4 近代日本(明治~昭和戦前期)の「買売春」の歴史
(1)「貸座敷」許可と「娼妓」鑑札制度(明治時代)
(2)「廃娼運動」の活発化(大正・昭和戦前期)

16時30分、終了。
講師控室に戻り、コメント票の整理など後片付け。
16時55分、辞去。

16時59分発のバスに乗る。
17時25分発の特急(品川行き)で座っていく。
18時20分、自宅最寄り駅に帰着。
「東急ストア」で夕食の材料を買う
19時、帰宅。
今日は、往きも帰りも、右足の具合がまずまずだった。

夕食は、豚肉の生姜焼き。
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キャベツともやし炒め。
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酢いわし。
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お風呂に入って温まる。
溜まっている「日記」を書く。

就寝、3時。



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大量落札 [性社会史研究(一般)]

12月15日(金)

古書店「股旅堂」から落札した本が届いた。
前回もそうだったが、今回も予想よりたくさん落札できて、予算が大幅オーバー。
でも、欲しい本が手に入ったのでうれしい。

これから講義で、眺めている暇がない。
帰宅してからのお楽しみ。
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なんちゃって「身体論」 [お仕事(講義・講演)]

12月15日(金)

10日(日)の「G-front関西」の講演会の質疑応答で、こんな質問があった。

「三橋先生は大学(大学院)で正規に『ジェンダー論』『セクシュアリティ論』を学んだのですか?」

ドキッ!

誤魔化しても仕方がないので、正直に返答。

「大学では『ジェンダー論』も『セクシュアリティ論』学んだことはありません。私の大学時代(1970年代)にはそういう講義はまったくありませんでした。だから私の『ジェンダー論』は『なんちゃってジェンダー論』ですし、『セクシュアリティ論』は『なんちゃってセクシュアリティ論』なのです」

その私が、来年度「身体論」の講義をすることになり、シラバスを書かなければならない時期になった。

実は「なんちゃって身体論」であることを、シラバスに正直に書こうか、迷っている。

今のところ、こんな講義内容を考えている。
もうまったくの寄せ集めで、専門の先生からしたらお笑い種だろうが、この程度しかできないのだから仕方がない。
もう開き直るしかない。
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2018年度(春学期) 明治大学(和泉キャンパス)「身体と社会」

【テーマ】身体、社会との関わりからセクシュアリティを考える

【授業内容】
(1) ガイダンス ―身体・社会・「性」を考えることの意味-
(2) 「性」と身体 ―性分化の仕組み―
(3) セクシュアリティ論の基礎(1)―セクシュアリティの構築性―
(4) セクシュアリティ論の基礎(2)―性的指向・性幻想・性的嗜好―
(5) 身体・衣服・セクシュアリティ(1)―裸体と着衣のエロティズム―
(6) 身体・衣服・セクシュアリティ(2)―セクシーなファッションは誰のため?―
(7) L/G/B/Tとは何か(1)―言葉の意味とそれぞれの問題点―
(8) L/G/B/Tとは何か(2)―病理化と脱病理化―
(9) トランスジェンダーと身体(1)―女装と女体化の間・身体の自己決定―
(10) トランスジェンダーと身体(2)―そのセクシュアリティ―
(11) トランスジェンダーと身体(3)―トイレ問題・温泉問題―
(12) 「買売春」を考える(1) ―「性の商品化」論と「セックスワーク」論―
(13) 「買売春」を考える(2) ―歴史をたどる 前近代から昭和戦後期―
(14) 「買売春」を考える(3) ―現在の諸問題―   
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