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11月30日(木)今日は長丁場 [お仕事(講義・講演)]

11月30日(木)  曇りのち雨  東京  14.3度  湿度90%(15時)

今日は長丁場。
15時20分~17時まで明治大学情報コミュニケーション学部(駿河台)でゲスト講義。
その後、18時~から、同学部ジェンダーセンター主催の砂川秀樹さん+田亀源五郎先生の講演会。
相変わらず状態が良くない腰がもつか、不安・・・

往きは最寄り駅まで1.7km、大学まで0.4km、ほとんど痛みなくまずまず普通に歩けた。
講義も最初の内は平気だった。
ところが半分くらいから痛くなりはじめ、最後は立ったり座ったりが辛かった。
講演会に移動する坂道が辛い。
そのまま痛みが続いたので、帰路は(雨も降り出したので)武蔵小杉駅からタクシーに乗った。
この腰痛、予想がまったくつかないのが実に厄介。
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そんな単純な話じゃないのだよ [現代の性(性別越境・性別移行)]

11月30日(木)

性別違和感を抱く人にとって、性器の形状を手術によって変えることが、果たして「良いこと」(有効な治療法)なのかということは、今までの歴史に鑑みれば、かなり疑ってみる余地があり、少なくともちゃんと議論すべき問題だと思う。

なのに、日本の現状は手術すること=「良いこと」という思い込み的な認識が、当事者だけでなく医療者の側にも強くある。
それはもう妄信と言っていいくらい。

そこにこそ問題の原点があるに、誰も論じようとしない。

「当時者が手術を望んでいる」というのは、顔面の美容形成だって同じで、それは「有効な治療」であることの理由にはならない。
まして、健康保険適用の理由とするのは無理。

私たちの世代は、手術をしたのに自ら命を断って先に逝ってしまった人を何人も見たり知ったりしているから、単純に性別適合手術=「良いこと」とは思えないのだ。

【追記】
自分の身体(性器を含む)をどういう形にするかは、基本的に自分で決めること(自己決定)。

ところが、日本においては、医師の関与、法律の誘導が強すぎて、本当の意味での自己決定がなされる環境になっていない。

それが問題だと言っている。

本当に自己決定した人は、もちろんそれでいいし、それは社会の中で尊重されるべき。

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11月29日(水)また腰痛が悪化 [日常(通院)]

11月29日(水)  晴れのち曇り  東京  19.2度  湿度66%(15時)

10時、起床。
朝食は、アマンドショコラとコーヒー。
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昨夕から腰痛&右足痛が悪化している。
これから外出なのだけど、駅まで1.8kmほどの道、歩けるか不安。

昨夜、「痛い、痛い、死んじゃう」と騒いでいたら、家猫さんに
「腰痛じゃあ、死にゃにゃい!」
と言われた。
「痛くて死んじゃうかもしれないじゃないか」
「死にゃにゃい!」
と、ピップエレキ絆を貼ってくれた。

野猫さんにも「うん。しにゃにゃい」と言われる。

13時、化粧と身支度。
14時、家を出る。
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今日は比較的温かいが、季節は確実に晩秋から初冬へ。
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最寄り駅まで1.7kmほど、かなり辛かったがなんとか痛みに耐えて到着。
東急東横線学芸大学駅で下車。
「仕事部屋」に寄って郵便物の整理と資料の「発掘」

また電車に乗って渋谷へ。
遅い昼食は、駅構内の「しぶそば」で「九条葱かきあげそば」(530円)。
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16時前、なんとか桜丘町の「東洋気功整体院」にたどり着く。
いつものようにY先生に施術してもらう。
首・肩・腕もけっこう凝っていたが、やはり状態が悪いのは右の腰から足。
神経痛で周囲の筋肉が変に凝っていて、血行が不良になり、それがまた筋肉の凝りと痛みを引き起こす悪循環。
凝った筋肉をほぐしてもらい、神経痛のツボを押してもらい(激痛)、血行もだいぶ改善。
17時45分、辞去。

施術の後の帰路は痛みが和らぎ、それほどの苦痛もなく帰宅。

4日遅れの家猫さん、お誕生日祝いケーキ(洋梨)。
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夕食は、「JAGA」の残りカレー。
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野菜サラダ。
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肉味噌豆腐。
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「発掘」した資料を画像化し、パワーポイント資料に組み込む。
髪の部分染め。
お風呂に入って髪と身体を洗う。
明日の講義のためにコメント票を読む。

就寝、2時。

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性同一性障害の人の「適合手術」、保険適用を議論へ [現代の性(性別越境・性別移行)]

11月29日(水)

前から指摘しているように、2018年に国際的な疾病分類(WHOのICD)の改訂で「性同一性障害」という病名が消えるのに、日本国内で「性同一性障害」による性別適合手術への健康保険適用を行うことは矛盾しないのか?という疑問。

また、WHO他の国連諸機関が、公的な性別の変更に際して性別適合手術を法律で義務付けるのは人権侵害と勧告していて、日本の法律はその点で完全に抵触している。
それをそのままにして、性別適合手術に健康保険適応をしてよいのか?という疑問。

法的な性別変更と生殖権(子孫を残す権利)を安易にバーター(取引)してしまう法制度というのは、現代の国際的な人権感覚からして、かなり問題がある。
そこらへんの議論がまったくなされずに、生殖権を喪失する性別適合手術に健康保険を適用するのは、私的には大いに疑問がある。
順序として、まず法的な性別変更の要件から性別適合手術を外し、その上で純粋に医学的に治療効果があるのなら性別適合手術に健康保険を適用すべきだと思う。

さらに、実際問題として、性別適応手術に健康保険が適用されるのは、かなり限られた認定医療機関になると予想される(おそらく10カ所以下)。
それでは、年間1000例近い需要には応じられない。
手術をする認定医療機関が今後、増えていかないと、相変わらず海外での手術が主流になってしまう。

ちなみに、当然のことながら、海外での手術には健康保険は適用されない。
健康保険が適用されて費用が安くすむ国内の病院で3年以上手術の順番待ちをするか、約3~4倍?の費用を払って、すぐに手術してくれる海外の病院にするかの選択になると予想される。

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性同一性障害の人の「適合手術」、保険適用を議論へ

体と心の性が一致しない性同一性障害の人が、体を心の性に合わせる「性別適合手術」について、公的医療保険の対象にするかどうか、厚生労働省が29日の中央社会保険医療協議会(厚労相の諮問機関)で議論してもらうよう提案する。2004年に性同一性障害者の性別変更を認める特例法が施行されたが、この手術が要件の一つとなっているためだ。

性同一性障害の人は精神保健福祉法上、精神障害と位置付けられている。特例法では「20歳以上」「婚姻していない」などに加え、性別適合手術を受けることが性別変更の要件となっている。手術には子宮や精巣などを摘出する多額のお金が必要なケースがあるが、今は公的医療保険の適用外だ。

特例法によって、これまでに性別を変更した人は約7千人いる。年々増えて16年は約900人で、厚労省は保険適用の可否について議論する必要性が高まっていると判断した。

『朝日新聞』2017年11月29日07時06分
http://www.asahi.com/articles/ASKCX6DVNKCXUTFK01K.html?ref=tw_asahi
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性別適合手術に保険適用へ 来年度、性同一性障害対象

厚生労働省は28日、心と体の性が一致しない性同一性障害(GID)の人を対象にした性別適合手術について、来年度から新たに公的医療保険の適用対象とする方向で検討に入った。近年、性的マイノリティーへの社会的認知が広がっていることが背景にあり、社会保障制度でも支援体制を整える動きが始まったといえそうだ。

現在は高額な費用が壁となって手術をためらう人も多いが、保険が適用されれば最大3割の自己負担で受けることができる。厚労省は29日の中央社会保険医療協議会(厚労相の諮問機関)に提案する。

「共同通信社」2017/11/29 02:00
https://this.kiji.is/308286764265686113
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性別適合手術 保険適用 当事者、歓迎と懸念 「ホルモン療法にも広げて」

心と体の性別が一致しない性同一性障害(GID)の人に対する性別適合手術に、来年度から公的医療保険が適用される見通しとなった。2004年にGIDの人の性別変更を認める特例法が施行されて10年余。当事者たちは長年の訴えが届いたことを歓迎する一方、経済面や心理面の負担をより軽くする保険適用の拡大や制度変更を望む声も出ている。


子宮や卵巣を摘出したり陰茎を切除したりする性別適合手術の保険適用は、11月29日の中央社会保険医療協議会で厚生労働省が提案し、大筋で了承された。性同一性障害特例法は手術を戸籍上の性別変更の要件にしているが、今は保険の対象外。100万円を超えることもある費用はすべて自己負担だ。保険が適用されれば原則3割負担で、高額医療費の負担軽減措置もある。

20年近く保険適用を訴えてきた「日本性同一性障害と共に生きる人々の会」前代表の山本蘭さん(60)は「活動の成果がようやく実る」と喜ぶ。金銭面から手術できないことで絶望し、自死を選んだ人もいたという。15年にGID学会による認定医制度はできたが、安全性はなお課題。手術のできる医療機関の地域格差もある。山本さんは「保険適用が医療の質の向上と医療機関の増加につながれば」と期待する。

体の性別は女性で男性として暮らす東京都内の大学生(22)は「戸籍上の性別変更を将来の選択肢として考えることができる」と声を弾ませる。ただ、体を心の性別に近づける効果のあるホルモン療法は、手術より一般的に行われているのに保険適用外のまま。「ホルモン療法も急いでほしい」と求めた。

一方、手術が要件となっている現行制度自体が人権侵害だとの批判もある。NPO法人「共生社会をつくるセクシュアル・マイノリティ支援全国ネットワーク」の原ミナ汰(た)代表理事(61)は「手術しやすくなることで、本人の意思に関わりなく周囲から戸籍の性別変更を求められ、手術に追い込まれてしまうのではないか」と懸念し、法改正を訴える。【藤沢美由紀】
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『毎日新聞』2017年12月1日 東京夕刊
https://mainichi.jp/articles/20171201/dde/041/040/027000c
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ドキュメンタリー映画「恋とボルバキア」12月9日公開! [現代の性(性別越境・性別移行)]

11月28日(火)

ドキュメンタリー映画「恋とボルバキア」(小野さやか監督)は12月9日(土)より「ポレポレ東中野」でロードショー。
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私のコメントも、チラシに載りました。
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著名な生物学者、福岡伸一先生と並びでおそれ多いです。



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粘り勝ち [お仕事(出演・取材協力)]

11月28日(火)

「三段重ねのアイスクリームを誰に食べてほしいか」という表現が直接的過ぎるとクレームがつき、1週間近く止まっていた某新聞の企画、先方(編集の上層部?)が折れてやっと実現する運びに。

「この点については絶対に妥協しない」と言い続けた私の粘り勝ち。

とりあえず、良かった。


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11月28日(火)都留文科大学「ジェンダー研究1」第9講「衣服とジェンダー&セクシュアリティ(1)―人はなぜ服を着るのか?―」 [お仕事(講義・講演)]

11月28日(火)  晴れのち曇り  大月  12.3度 

5時15分、起床。

朝食は、グレープフルーツデニッシュとコーヒー。
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シャワーを浴びて、髪と身体を洗い、髪はブローしてあんこを入れて、頭頂部で結んで、シュシュを巻く。
6時、化粧と身支度。
黒と白のジラフ柄のロング・チュニック(長袖)、黒のブーツカットパンツ、黒網の膝下ストッキング、黒のショート・ブーツ、ワインレッドのバッグ。
黄色のニットのポンチョ。

7時、家を出る。
東急目黒線で目黒駅に出てJR山手線で新宿駅へ。
8時05分、新宿駅に到着。
南口の駅弁屋で昼食用のお弁当を買い、8時30分発の「あずさ7号」に乗車。
車中、コメント票を読む。
9時40分、大月駅着。
10時02分発の富士急行「ふじさん特急3号」に乗り換え。
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富士山、コントラストが良くない。
↑ 富士急行・田野倉駅直前。
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↑ 富士急行・田野倉~禾生駅間。
少し雲がかかっている。

10時20分、都留文科大前駅に到着。
今日はまずまず温かい。

10時27分、都留文科大学に到着。
レジュメは、3枚×420部を印刷。

10時50分、講義開始。
まず、第8講「トランスジェンダーと社会(後半)」の残りを解説。
1 トランスジェンダーの基本定義
2 「第三の性」(Third Gender)の存在
3 性別越境者の職能
4 日本におけるトランスジェンダーの歴史 ―その職能を中心に―
 (1)トランスジェンダーの職能
 ※女装を伴う祭礼
 (2)トランスジェンダーの職能の展開
----------------(ここから)-----------------
5 「双性原理」について
 (1)「双性原理」とは何か
 (2)「双性原理」と「聖」・「賤」

残り30分で、第9講「衣服とジェンダー&セクシュアリティ(1)―人はなぜ服を着るのか?―」に入る。
1 衣服の機能
(1)性器の隠蔽
(2)身体の保護・保温
(3)着心地・運動性
 (Topic1)貴族女性のドレスと運動性
---------------------(B組ここまで)---------------------
(4)性別(ジェンダー)指標
---------------------(A組ここまで)---------------------
 (Topic2)「モテ服」の不思議 
 (Topic3)「お立ち台ギャル」は誘っているのか?
(5)身分指標
 (Topic4) 武士は、なぜちゃんと着衣しているのか?
 (Topic5) 欧米における娼婦の記号  
(6)自己表現 
 (Topic6)  ふたたび、性的誘引か、自己表現

いろいろ話をしてしまい、なかなか遅れを取り戻せない。

昼食は「新潟三新軒」の「村上 牛しぐれ」(1300円)
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いつもは同じ店の「焼肉弁当」(山葵味)だが、これは生姜味。
ただ、50円高い分、おいしいかというとそうでもない気がする。
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↑ すっかり冬景色。
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↑ 定点観測の銀杏の木。

15時35分、辞去。
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↑ 疲れた顔。

15時58分発の普通電車に乗る。
大月駅に16時26分着。
16時45発の特急「かいじ118号」に乗り換え。
立川駅に17時22分着。
16時32分発のJR南武線に乗り換え。
18時20分、武蔵小杉駅に帰着。

夕食は、新丸子駅西口の回転寿司へ。
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↑ 本日の三種盛り
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↑ あんきも。
疲れていて、あまり食欲がない(5皿)。

帰宅途中、右足の痛みがひどくなり、歩けなくなる。
家猫さんに自転車を貸してもらう。
自転車をこぐのはなんとかできることがわかった。

20時、帰宅。

お風呂に入って温まる。
痛む場所をマッサージ。
筋肉が変に凝っている。

就寝、1時。





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11月27日(月)パワポ資料の補充作業 [性社会史研究(性別越境・同性愛)]

11月27日(月)

10時半、起床。

週末の長旅の疲れが残っているので、自宅で過ごす。

資料ファイルを「発掘」して、12月10日「G-front関西」での講演「大阪の女装文化」のパワーポイント資料の補充作業。

1960~70年代の大阪の女装文化、プロのお店もアマチュア女装のお店も、性風俗系月刊誌(『風俗奇譚』)や一般週刊誌の記事で、だいたい起源や展開が追える。

しかし、非女装の男性同性愛の店の展開については、ほとんど情報がないに等しく、東京よりさらに解明が困難。

私の力では無理なので、いさぎよく、あきらめた。
地元研究者の地道な調査に期待。
夏子ママ(女性自身19671016) (2) - コピー.jpg 夏子ママ(女性自身19671016) (3).jpg
↑ 1960年代後半に週刊誌で話題になった「夏子乃店」の夏子ママ。
(『女性自身』1967年10月16日号)


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11月26日(日)「カシオペア紀行」(2日目:秋田に到着) [旅]

11月26日(日)

目が覚める。暗い寂しい駅。
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ホームに雪が積もっている。
外はまだ真っ暗。
時計を見ると6時。
ということは、青森駅?
夜中の間に遅れを取り戻したらしい。

青森駅のあたりはかなり雪がある。
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ところが津軽平野に入ると雪は少なくなり、弘前駅は雪はなかった。
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しかし、青森県と秋田県の県境に近づくとまた積雪。
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雪の積もり方は、地域や地形でけっこう変わるのだなぁ、と実感。
それにしても、まだ11月、今年は雪が早い。

夜が明けるまで熟睡していた家猫さんが起き出したので、私も身支度。

7時、コーヒーと朝ご飯が配給される。
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お握りと稲荷寿司、それに鶏の唐揚げなのだが、ご飯が固くなっている。
これは落第。
作ったのが横浜の「大船軒」だから、少なくとも15時間以上は経っている。
せめて、仙台あたりで積み込めないものなのか?

ラウンジカー(12号車)に行ってみる。
青森駅で進行方向が変わり、機関車の位置が変わったので、やっと展望車らしくなった。
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でも、周囲の景色は寒々していて、あまり楽しくない。

部屋に戻って下車の準備。
9時31分、秋田駅に到着。
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乗車時間17時間11分。
閉所恐怖の傾向がちょっとある私には、少しだけ辛い長旅だった。

なまはげさんの歓迎。
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私、まだ目が覚めていない顔をしている。

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11月25日(土)[カシオペア紀行」(1日目:秋田へ) [旅]

11月25日(土)  晴れ  東京  14.4度  湿度37%(15時)

今日は、上野駅から寝台特急「カシオペア」に乗って秋田へ。
いろいろ出たいイベント・学会もあるのだけど、長年連れ添った大切な家猫さんの還暦記念なので、こちらが優先。

私自身の体調もだいぶ回復してきた。
上気道炎はほぼ収まり(まだ咳が出るけど)、胃がやや重いけど

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JR東日本の寝台特急列車「カシオペア」は、1999年から上野駅~札幌駅間を走っていたが、2016年3月の北海道新幹線開業で津軽海峡トンネルが使えなくなるため、定期運行は廃止された。

その後、団体専用の臨時列車「カシオペアクルーズ」「カシオペア紀行」として運用されている。

今回、秋田行きの「カシオペア紀行」が、家猫さん(←なぜか寝台列車が好き)の60回目の誕生日に運行されるので「家猫さん還暦記念」として乗車してきた。
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15時52分、上野駅13番ホームに入線。
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牽引はEF81-81号電気機関車。
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「カシオペア」のヘッドマーク。
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車両の表示
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もうすぐ乗車。
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16時20分、発車。
通路はとても狭い。
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お部屋は、標準タイプの「カシオペア・ツイン」。
上・下があるが残念ながら下(10号車13号室)。
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コンパートメント内は広いとは言えないが、座席1つとソファーベットが向き合う形で配置され、トイレ兼洗面所もある。

とてもうれしそうな家猫さん。
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それにしても、なんで寝台列車がすきなのだろう?
廃止直前の「富士」(東京~大分)にも乗ったし、「北斗星」(東京~洞爺)にも乗りたがった。

「カシオペア」乗車記念証。
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17時半過ぎ、ウェルカム・ドリンク(オレンジジュース)が配られる。
18時半、宇都宮を過ぎたあたりで、予約したお弁当が届く。
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3段重ねのお重箱タイプ。
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開けてみると、なかなかゴージャス。
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おかずの量がたっぷり。
味も予想以上にGoodで満足。

20時14分、郡山駅を通過。
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寝る前に、ラウンジカー(12号車)に行って、コーヒーを飲む。
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機関車のお尻。
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部屋に戻って、ベッドの準備。
座席をずらして、背もたれを平らにすると、L字型(右奥に曲がる)のベッドになる。
家猫さんが進行方向に並行に、私は直角に寝る。
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松川という駅で30分近く(20時29分~20時58分)停車。
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「夢」がテーマの小説(浅田次郎「ブラック オア ホワイト」)を読んでいたのだが、引き込まれるように意識を失う。

駅の明るさで目が覚める。
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時計を見ると、23時57分。
どこだろう?と見ていたら、「松島」という行き先表示の電車が入ってきた。
とすると仙台駅だ。
あれ? でも仙台駅は23時44分発のはずなのだが。
0時13分、29分遅れで仙台駅を発車。
深夜にもかかわらずホームの端に「撮り鉄」君が3人いて、手を振っていた。
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この列車、そんなに珍しいのか?

その後、熟睡。

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