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9月2日(土)「MASH大阪研修会」 [お仕事(講義・講演)]

9月2日(土)  晴れ  大阪  30.3度  湿度40%(15時)

6時半、起床。
8時半、家を出る
小雨、肌寒い(10時の東京の気温17.8度)

新横浜駅9時39分発「のぞみ217号」に乗車。

〓 頭を雲の上に出し・・・。
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東海道新幹線新富士駅付近から、雪が見えない夏富士。
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左右の上隅の影は、富士川鉄橋のトラス。

昼食は、品川駅の貝づくし(980円)。
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以前から好物だったが、品川駅でしか売ってなかった。
駅弁コンクールで金賞をとったとのことで、新横浜駅で売っていた。

11時53分、新大阪駅に到着。
大阪はまだ夏。
東京とは12度以上の差。

右足の具合がまた良くないので、新大阪駅からタクシーで「ヴィアイン梅田」へ直行。
8月に開業したばかりの新しいホテル。
タクシーの運転手さんによると、前はパチンコ店だったとのこと。
着いてみると、阪急東通りのすぐ近くで、「堂山」の真向かい。
これは便利だ。
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ホテルに荷物を預けて外に出て、会場への地図を見ようとしたら、「三橋さん」と声。
顔を上げると、今日の司会のりりぃさん。
あれ、宿泊場所は教えてなかったのに、超能力者か?

りりぃさんの案内で会場へ。
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あれ?この道、このビル、覚えがある。
20年前、大阪で遊んでいたエリアじゃないか。

ということで、予定より早く12時30分、今日の講演会場「dista」に到着。
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今日は、大阪堂山のコミュニティーセンター「Dista」で行われる「MASH大阪研修会」の講師。
テーマは「なぜ女装者やニューハーフの存在はエイズ対策において周縁化され続けてきたのか?」
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「MASH大阪」は、Men And Sexual Helth Osakaで、HIV/STI感染の予防を促し、 セクシュアル・ヘルス(性的健康)を増進させることを目的として活動している団体。

今回の研修会は、厚生労働省が「公益財団法人エイズ予防財団」に委託する事業「同性愛者向けコミュニティセンター事業」の一環とのこと。

実は、私、HIV/AIDSについて、人前でお話するのは初めて。
「いいのか、私で?」と思っているが、もう仕方ない。

「MASH大阪」の大畑泰次郎さん、町登志雄さん、伴仲昭彦さん、G-ERONT関西の松本圭二さんにご挨拶(名刺交換)。
13時、パワーポイントのチェックをしながら打ち合わせ。

その後、会場を見学。
所狭しとポスターが貼られ、チラシが置かれている。
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↑ ありがとうございます。

14時、開会。
20人定員のところに23人で満席。
1時間15分ほどメインテーマを話し、その後、15分ほどおまけの話。
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なぜ女装者やニューハーフの存在はエイズ対策において周縁化され続けてきたのか?
はじめにー「WPATH(World Professional Association for Transgender Health)2014」でー
1 基本認識 ー私の「日記」(2014年2月16日)からー
2 HIV/AIDS「上陸」の頃のTG世界(東京)
3 なぜHIV感染が少なかったのか?
4 なぜ女装者やニューハーフの存在はエイズ対策において周縁化され続けてきたのか?
まとめにかえて ー今、なすべきことー
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2017-09-03
(おまけ1)大阪の女装男娼の集合写真
(おまけ2)女装男娼のセクシュアリティ
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大畑泰次郎さん(弁護士/MASH大阪)にコメントをいただく。
その後、質疑応答。

16時15分、閉会。
人前でお話するようなレベルの話ではないのに、熱心に聴いてくださり、うれしかった。
こういう機会を設けてくださった「MASH大阪」の皆さん、ありがとうございました。
お蔭さまで、自分なりに勉強することができました。

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↑ 記念撮影。

(続く)

【追記1】
今回、つくづく思ったこと。
HIV/AIDSの問題について、トランスジェンダーが無関係であるような認識、MSMの中に組み込んでそれで済ませてきた姿勢は、まったく誤りであること。
まあ、こちらも積極的にコミットしようと思わなかったのも確かだけど。
「MASH大阪」の方々には、今回、そうした誤った認識を正していく機会を作っていただいた。
でも、そうした認識の修正は大阪だからきたでのであって、東京では難しいのだろうな。

【追記2】
東京の長谷川博史さんが1952年生、私が1955年生、古橋悌二さんが1960年生(1995年,AIDSで逝去)。
日本でHIV/AIDSが広まり出した1990年に30~38代で、まさに「ど真ん中」の世代。
でも、もうそこら辺の時代を実感もって語れる世代、減ってきているのだなぁと思った。
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