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政治家がSMバーで「交際」したらいけないというのは偏見だ [政治・選挙]

10月23日(木)
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なんだ、宮澤洋一経済産業大臣、ちゃんと政治資金報告書に「交際費」として記載しているじゃないか。
だったら、法的な問題ないでしょう。
政治家がSMバーで「交際」したらいけないという法律はないのだから。

政治資金の使途として、倫理的に問題があるという意見もあるだろう。
しかし、政治資金をこういう「交際」に使うことは、自民党政治がずっとずっと昔からやってきたことだ。
そして、そうした政党を多くの国民が支持し、現内閣も高い支持率を誇っている。
「政治資金をそういうことに使うのは止めよう」と主張してきた政党は、わずかな支持率しかない。
だからと言って、多額の政治資金を交際費(飲食)に使っていいとは思わないが、国民から支持されている自民党の政治家がずっとやってきた銀座の高級バーや赤坂の高級料亭で何10万円単位で「交際費」を使うのはOKで、広島市銀山町の小さなSMバーでの18230円の「交際費」をとがめるのは不公平だし、はっきり言ってSMへの偏見であり差別だ。

支出項目を調べてみた。
港区西麻布の「スピリタス&スミノフ」は老舗のバー。
同じく港区麻布十番「武千代」というのは、和風の店かと思ったら、ワイン・バーのようだ。
渋谷区道玄坂の「天松」は天婦羅屋。
ここは知ってる、マークシティの脇を入ったところだ。
福山市の「西華園」は中華料理屋。
広島市中区の「ぼんぼん屋」は、単なる居酒屋だった。
大阪曽根崎新地の「楽只庵(らくしあん)」はフグ料理屋。
ああ、だから、他よりも金額が大きいのか・・・。

どの項目も有力支持者を「接待」するという金額ではない。
「お世話になりました。ちょっと一杯いかがですか」くらいの額だ。
宮澤洋一大臣、自民党の政治家としてはかなり倹(つま)しい方だと思う。
叔父上の宮澤喜一元首相と同じで、お金にあまり縁が無いのだろうか。
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問題とされている広島市銀山町「マザン」の支出は18230円だ。
何人で行ったか知らないが、仮に3人で行ったとしたら1人6000円、高い店じゃない。
銀座の高級クラブで「交際」すれば、その10倍は払わないといけない。
六本木あたりの高級SMクラブで遊べば、その4~5倍はする。

経済産業大臣の仕事には、地方の中小企業の振興も含まれているはずだ。
そういう意味では、経済産業大臣が広島市の小さなSMバーを利用するのは悪いことではない。
性的嗜好(Sexual Preference)は、法律に触れない限り、個人の自由だ。
大臣がSM好きだからといって、批判されるいわれはない。
マスメディアの目など気にせず、大臣自ら、どんどん利用して欲しい。
なんなら、東京のSMバー、いい店、お教えしますよ。
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↑ 鞭を振るっているのがマスター(店主)らしい。

【追記(25日)】実際に、お店(マザン)に行ったことがある方からFace Bookにいただいたコメント。
「綺麗なおねいさんが居るわけでもないし、SM色を前面に出してる店ではありません。
SMイベントで関西在住の緊縛師さんや、ミストレスバーのママが来店されますが、それも、お店の常連さんが箱借りしてる感じです。普通に、飲めるお店。」
だそうです。
ありがとうございました。

10月22日(水)大興奮の夜 [日常]

10月22日(水)   雨   東京  19.5度   湿度91%(15時)
11時、起床。
朝食は、グレープフルーツ・デニッシュとコーヒー。
シャワーを浴びて髪と身体を洗う。
やはり、火曜日の長距離通勤の翌日は身体がだるい。

また溜めてしまった「日記」を書く。
遅い昼食は、明日葉の胡麻和えを作る。
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それと、残っていた大根と油揚げのお味噌汁。

思い立って、女装雑誌『くいーん』誌に掲載されていた林月光氏の挿絵を画像に取り込む。
何点かをブログで紹介。
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2014-10-22-3
以前から、気になっていたことをやっと実行。
林月光の作品はゲイ・イラストばかりではないということを知ってもらえれば、ファンとしてうれしい。

夕食は、ほうれん草とマッシュルームのバター炒めを作る。
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鶏もも肉の照り焼き(キムチ味)。
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パートナーが買ってきた鶏の唐揚げ。
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鶏が重なってしまった。

将棋の熊坂学五段(フリークラス10年目=最終年度)が、森内俊之竜王(順位戦A級1位)を倒す大金星。
降級フリクラ棋士が現役タイトル保持者に勝ったのは初めてのこと。
クマー・ファンとして大興奮の夜。
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2014-10-22-4
夜中、論文を書き継ごうと思ったら、右目に鈍痛を感じる。
興奮しすぎたのかも。
大事をとって、目薬をさして、早寝。

就寝、2時。

巨大噴火の発生確率100年で1%  [地震・火山・地質]

10月22日(水)
「巨大カルデラ噴火」は、日本では過去12万年間に13回発生している。
つまり1万年に1回。
ところが、前回の「巨大カルデラ噴火」は鹿児島県南方の鬼界カルデラで、それを最後にもう7300年が経過している。
確率的に「もう、そろそろ・・・」ということは解っていたが、今後100年間で起こる可能性を計算したのは初めて。
しかも、結果は「100年以内に1%の確率」、地質学的な年代観では「いつ起こってもおかしくない」という、かなりショッキングなもの。
ん? でも10000年に1回なら、1000年に0.1回、100年に0.01回=1%・・・。
なんだ、コンピューター使わなくてもできる計算だった

新聞記事ではぼかしているが、被害はが最悪の「九州中部で起きるケース」というのは阿蘇山の「巨大カルデラ噴火」の想定。
その場合、「2時間以内に火砕流で九州の700万人が死亡」と推定しているが、これは西側の熊本市一帯、東側の大分・別府市一帯が全滅するのはもちろん、北側の福岡市もほぼ壊滅と推算しているということ。
熊本・大分・福岡の3県の人口合計は809万だから、その85%くらいが失われるとしないと700万人にならない。
東南海-南海トラフの巨大地震(30年以内の発生確率60 - 70%)の犠牲者想定が、最悪32万人だが、それの20倍ということ。
具体的にどういう状況になるかは、九州南部の「加久藤カルデラ」(霧島火山群)の巨大噴火を想定した地学小説の傑作『死都日本』(石黒耀著、講談社文庫、2008年)を読むとリアルに知ることができる。

私が生きているうちに、日本で起こるのは勘弁してほしい。
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巨大噴火の発生確率100年で1% 神戸大が試算、壊滅的な被害予測

日本に壊滅的な被害をもたらす「巨大カルデラ噴火」と呼ばれる火山噴火が100年以内に1%の確率で発生するとの予測を神戸大の巽(たつみ)好幸教授(マグマ学)らがまとめ、22日に発表した。現時点で差し迫っている状況ではないが、最悪の場合は日本の総人口にほぼ匹敵する約1億2千万人が死亡すると試算し、観測や研究の強化を求めた。

巨大カルデラ噴火は最大規模の破局的な噴火。火山灰などの噴出物は東京ドーム約8千杯分に相当する100億立方メートル以上で、通常の大規模噴火の数倍から100倍以上に当たる。噴火後、直径2キロ以上の巨大なくぼ地(カルデラ)を形成するのが特徴だ。

日本では過去12万年間に阿蘇(熊本県)、十和田(青森・秋田県)などで13回発生。これらの規模と頻度を統計学的に解析し、今後の発生確率を算出した。

巽教授によると、巨大カルデラ噴火の発生確率を統計学的な手法で算出したのは初めて。100年以内に1%の確率は首都直下地震などと比べるとはるかに低いが、「いつ起きても不思議ではないと認識すべき数値」としている。次にどこで発生するかは特定できないという。

被害は九州中部で起きるケースが最悪で、2万8千年前に九州南部で発生した「姶良(あいら)カルデラ噴火」の火砕流や火山灰の到達域を基に算出した。その結果、2時間以内に火砕流で九州の700万人が死亡。本州のほぼ全域で、偏西風で運ばれた火山灰が厚さ10センチ以上積もり、その重みによる家屋倒壊やライフラインの途絶などで壊滅するとした。

巽教授は日本が消滅しかねない重大な脅威だとして、「地下のマグマの状態を正確にとらえる技術を向上させ、発生メカニズムの解明を急ぐ必要がある」と訴えている
「産経ニュース」2014.10.22 19:28
http://www.sankei.com/affairs/news/141022/afr1410220036-n1.html