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20世紀末(1990年代前半)の商業女装クラブ(その25)初期「エリザベス」の広告 [性社会史研究(性別越境・同性愛)]

1月21日(火)

1980年代後半の「エリザベス会館」の会員さん(先輩だけど、すれ違いで会ってはいない)で「伝説の美少女」と言われた相沢一子さんが、「エリザベス」の存在を知ったのは、お父さんが読んでいた週刊
誌『アサヒ芸能』掲載の広告だったとのこと。

相沢一子1(Q49・1988-8) - コピー.jpg
↑ 相沢一子さん『くいーん』49号(1988年8月号)

下の画像は、私のコレクションにある『アサヒ芸能』掲載の広告(1980年4月3日号)。
エリザベス会館広告2『アサヒ芸能』19800403.jpg
一子さんの初来館が18歳(当時は未成年)というのも伝説的。
おそらく初来館は1983年頃と思われるので、もしかすると、一子さんの女装ライフがはじまるきっかけは、この広告だったかもしれない。

つまり、「エ「」リザベス会館」の客は、『アサヒ芸能』のような男性サラリーマンが読む週刊誌の購読者と重なるということ。

さらに、「エリザベス会館」の広告はプロレス雑誌にも載っていた。
私はプロレス雑誌を読んだことはないので、資料保全はしていないが、。』知人男性に「載っていたよ」と教わった。
「エリザベス会館」の集客戦略の一端が見えてくる。

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