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年賀状の衰退 [世相]

1月3日(金)

午後、遅まきながら年賀状を印刷。

よころで、年始の挨拶状を葉書で送るという風習、それほど古いものではない。

年賀の葉書に貼る専用の切手が発行されたのは昭和11年用(発行は1935年12月)が最初で、12年用、13年用と発行されて戦争で途切れ、戦後は昭和24年用(1948年12月発行)で復活し、現在に至る。

専用の年賀はがき(お年玉付郵便葉書)が発行されたのは昭和25年用(1949年12月発行)が最初。

以後、高度経済成長とともに、発行枚数が増加していく。

つまり、年賀状という風習が広まったのは、この80~90年のこと。

その長年の風習も、今年の状況を見ると、急速に衰退しつつある。
「年賀状仕舞」を記してきた人が数人いる。
一気に20円値上げで、1通85円になったことで、メールやSNSに比べてコスト高であることが、より鮮明になった。

おそらく、あと10年、もたないのではないだろうか。
年賀切手.jpg
上段の3枚が昭和戦前期の年賀切手(昭和11~13年用)。
中・下段が戦後の年賀切手’(昭和24~30年用)
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