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藤式部、大宰府へ [テレビ批評(光る君へ)]

11月24日(日)

「光る君へ」

藤式部が旅に出る。行く先は大宰府。

道長は「(朝廷の)使船に乗っていけ」と言う。

藤式部の身分は、太皇太后(彰子)付きの女房で、おそらく位階・がある公的な女官ではない。
さらに、旅は公用ではなく私用である。
朝廷の使船に便乗することが、特別待遇だ。

難波津から瀬戸内海を西へ、大宰府に向かう船は、途中、何度も港に寄っていく。
室津、鞆の津・・・。
国府に付属する津、「国府津」だ。

(このドラマの)道長のことだから、各国府にいる受領に「藤式部という女房が通るから、よしなに」
という書状を持たせたはず。

太政大臣殿下の書状を見た国司は、当然のことまがら、丁重に扱うはず。
中には、特別な関係を察する国司もいたかも。


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