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映画「ブルーボーイ事件」の感想(続き) [現代の性(性別越境・性別移行)]

10月24日(木)

映画 「ブルーボーイ事件」(飯塚花笑監督、日活)の試写を観た感想(続き)。

この映画、日活が制作主体、大手企業(KDDI)がスポンサーということで、自主制作映画とは、何と言うか、厚みが違う。

いちばん目にとまったのはエキストラの多さ。
その点で、リアリティがたっぷり。
予算が限られる自主制作映画では、ああいう人の使い方はできない。

時代考証的に言うと、いくつか気になる点も。

① 女性のスカート丈がやや短め。
1965~67年だと、膝は見えない丈のはず。

② この時代の女装男娼は、和装中心で洋装はまだ少ないはず。
これは単にファッションの問題ではなく、女装男娼の営業形態に関わる。

③ 女装男娼たちがゲイっぽ過ぎる。
この時代の女装男娼は女性と思わせて誘客している。
ゲイ男性的では仕事にならない。


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