思い出の扇 [テレビ批評(光る君へ)]
9月1日(日)
「光る君へ」第33回「式部誕生」
初恋の娘との出会いの場面を扇絵に描かせて、25年後にその女性に手渡す藤原道長。
これは、藤式部もぐっとくる。
優れた脚本家による見事な伏線回収。
道長の日記『御堂関白記』を読むと、実在の道長も、けっこう細かな心遣いをする人だったと思われる。
公卿や配下の者への贈り物を細かく記しているのは、不公平や、前回より少ない事態を回避するため。
人心の掌握に長けた人で、それが四半世紀にわたる長期政権の一因になった。
「光る君へ」第33回「式部誕生」
初恋の娘との出会いの場面を扇絵に描かせて、25年後にその女性に手渡す藤原道長。
これは、藤式部もぐっとくる。
優れた脚本家による見事な伏線回収。
道長の日記『御堂関白記』を読むと、実在の道長も、けっこう細かな心遣いをする人だったと思われる。
公卿や配下の者への贈り物を細かく記しているのは、不公平や、前回より少ない事態を回避するため。
人心の掌握に長けた人で、それが四半世紀にわたる長期政権の一因になった。
2024-09-02 03:09
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0
コメントの受付は締め切りました