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『週刊新潮』2024年6月13日号にコメント [お仕事(出演・取材協力)]

6月13日(木)

『週刊新潮』2024年6月13日号 ワイド特集「カメラの裏側」。
「『虎に翼』「土屋志央梨」演じる”男装の麗人”は実在したのか?」
IMG_9143.JPG
1頁ほどの記事で、4分の1くらいが私のコメント(笑)
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 性社会文化史の研究者で明治大学非常勤講師の三橋順子氏に訊ねると、
「明治期から戦前にかけて女性の男装には3つのパターンがあっりました。1つ目は〝防御としての男装〟で、これは主に男性の性的な視線や性暴力から身を護るため。たとえば、絵を嗜む女性が郊外まで風景をスケッチしに出かける時に、男装していたという記録が残っています」
 2つ目は〝社会に参加するための男装〟で、
「これは政治活動などの男性が圧倒的多数を占めていた分野に、女性が潜り込む術だったとされています。そして、3つ目はトランスジェンダーの方々の男装で、やはりこちらも一定数が存在していました」(同)

 ならば、よねの男装はどれに該当するのか。
「今のところの彼女は、その悲しい過去を踏まえれば、1つ目のパターンです。ただし、司法試験に受かるなどして社会に進出していけば、2つ目の意味合いが大きくなるでしょう。いずれにしても、よねの男装は史実をきちんと反映しており、かつ、女性の社会進出という物語のテーマにも沿っている。巧みなキャラクター設定だ思います」(同)

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