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ジェンダー・アイデンティティ=性同一性で問題なし [現代の性(性別越境・性別移行)]

5月10日(水)

松岡宗嗣 @ssimtok
LGBT法案について、自民党内で「性自認」は"自称"だから「性同一性」="医師の診断"に修正する方向、この点について衆院厚労委で立憲の西村議員が質問。これまでGender Identityの訳語として司法や医療、行政等で「性自認」が用いられてきた点を確認。性自認は「自称」などと矮小化は重大な問題。→
午後1:06 · 2023年5月10日
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松岡宗嗣 @ssimtok
「学校でLGBT教育するのか」と、やはり反対派は理解を広げるつもりなどなく、西田昌司参院議員は「性同一性は医学的な用語」と明確に性同一性障害の範囲でしか認めない姿勢。今日の会合では61人が参加し2時間議論、反対派と賛成派の発言数は拮抗。

午後9:34 · 2023年5月10日

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アイデンティティが「自称」なのは,当たり前ではないか。
アイデンティティに他者の承認が必要などという見解は、そもそも語義矛盾だ。

ただし、ジェンダー・アイデンティティは、その場限りのものではなく、社会の中である性別への同一性・帰属意識であり、一定の継時性と安定性が求められる概念。

それを表す訳語としては「性自認」より「性同一性」の方が適当であるという話。
松岡さん、そのあたり理解しているのか?

性同一性=性同一性障害、なんていう等式が国語的かつ論理的に成り立つはずないでしょう。
性同一性(gender identity)の障害(disorder)が性同一性障害だった(←過去形)のだから。

性同一性は、性的マイノリティに限らず、すべての人にあり、それによる差別があってはいけないということ。

そもそも、自民党案は「性的指向及び性同一性の多様性に関する国民の理解の増進に関する法律」であるわけで、特定の属性の人(ゲイ、レズビアン、バイセクシュアル、トランスジェンダー、性同一性障害者などなど)が対象として出てくるものではない。

性的指向と性同一性(性自認)が多様であるということの理解を増進する目的の法律なわけで、「性自認」でも「性同一性」でも、趣旨に変わりがない。

「性同一性」に医学的な意味を持たせようとする自民党右派(西田参議院議員ら)の主張もおかしいが、「性自認」という言葉にやたらとこだわる「活動家」(松岡さん)もおかしいと思う。

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