宮台真司さん襲撃事件の動機 [事件・事故]
3月10日(金)
宮台さん個人への恨みではなく、宮台さんに象徴される知性主義(知識人)への恨みか・・・。
安倍ちゃんが進めた反知性主義(しばしば宗教カルトと重なる)の同調者か。
そういう意味では、安倍ちゃんの「敵(かたき)」をとろうとしたのかも(まったく見当違いだが)。
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「戦後の知性主義が日本を破壊した」自宅にメモ 宮台真司さん襲撃事件 死亡の41歳男書類送検
東京都八王子市の東京都立大南大沢キャンパスで教授の社会学者宮台真司さん(64)が首などを切られて重傷を負った事件で、警視庁捜査一課は9日、事件後に死亡した相模原市南区の無職倉光実容疑者=当時(41)=を殺人未遂容疑で書類送検し、一連の捜査を終結した。
捜査1課によると、自宅からメモ帳3冊が見つかり、「学者は一番上にきてはいけない人種」「戦後の知性主義が日本を破壊した」「大学教師なら人に偉そうに説教することを目的にしたらいけない」との走り書きが残されていた。2008年ごろに書いたとみられるが、宮台さんら特定の人物の名前はなく、犯行動機との関連は不明という。
書類送検容疑では、昨年11月29日午後4時過ぎ、都立大南大沢キャンパスで、宮台さんを刃物で複数回突き刺して殺害しようとし、全治6週間の重傷を負わせたとされる。
◆公開捜査の影響は 動機不明の一方、次の犯行を防いだ効果も
殺人未遂容疑で書類送検された倉光実容疑者が、自ら命を絶ったとされるきっかけは、警視庁が防犯カメラ画像を公開したことだったとみられる。死亡により真相解明は遠のいたが、次の犯行を計画していた形跡もあり、公開捜査が事件に与えた影響は大きい。
「画像を公開すれば、市民らからの情報提供が期待できる。一方で、画像に写っている衣類などの証拠を容疑者が隠滅する恐れも生じる。もろ刃の剣だ」。警視庁が公開捜査に踏み切った際、捜査幹部はそう漏らした。
画像を公開したのは、事件から約2週間後の昨年12月12日だった。現場周辺は防犯カメラが少なく、宮台さんも画像の男について「面識がない」と説明するなど捜査は難航。容疑者の所在が分からない中、「宮台さんの安全を確保しなければならない」(捜査幹部)という事情もあった。
公開捜査後の情報提供は303件に上ったが、決定打はなかった。倉光容疑者を割り出すことができたのは、防犯カメラに写っていた自転車の画像。購入したのが倉光容疑者だと分かった時には既に死亡していた。
公開捜査は、倉光容疑者にも衝撃をもって受け止められた可能性が高い。同居の母親は調べに「直後から様子がおかしくなった」と説明。死亡したのは、公開からわずか4日後とされる。犯行時の衣類や凶器、パソコンなどは見つからず、処分したとみられる。
一方、倉光容疑者は事件後、インターネットで山刀(刃渡り21センチ)を注文しており、別の犯行に及ぼうとしていた疑いがある。捜査関係者は「宮台さんを再び襲っていた可能性もある。容疑者を逮捕できなかったのは残念だが、公開捜査が必ずしも誤りだったとは言えない」と強調する。
宮台さんは書類送検を受け、ネット放送局「ビデオニュース・ドットコム」で「区切りであることは間違いない。動機は分からないままになる」と語った。(榊原大騎、鈴鹿雄大)
『東京新聞』2023年3月10日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/235628
宮台さん個人への恨みではなく、宮台さんに象徴される知性主義(知識人)への恨みか・・・。
安倍ちゃんが進めた反知性主義(しばしば宗教カルトと重なる)の同調者か。
そういう意味では、安倍ちゃんの「敵(かたき)」をとろうとしたのかも(まったく見当違いだが)。
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「戦後の知性主義が日本を破壊した」自宅にメモ 宮台真司さん襲撃事件 死亡の41歳男書類送検
東京都八王子市の東京都立大南大沢キャンパスで教授の社会学者宮台真司さん(64)が首などを切られて重傷を負った事件で、警視庁捜査一課は9日、事件後に死亡した相模原市南区の無職倉光実容疑者=当時(41)=を殺人未遂容疑で書類送検し、一連の捜査を終結した。
捜査1課によると、自宅からメモ帳3冊が見つかり、「学者は一番上にきてはいけない人種」「戦後の知性主義が日本を破壊した」「大学教師なら人に偉そうに説教することを目的にしたらいけない」との走り書きが残されていた。2008年ごろに書いたとみられるが、宮台さんら特定の人物の名前はなく、犯行動機との関連は不明という。
書類送検容疑では、昨年11月29日午後4時過ぎ、都立大南大沢キャンパスで、宮台さんを刃物で複数回突き刺して殺害しようとし、全治6週間の重傷を負わせたとされる。
◆公開捜査の影響は 動機不明の一方、次の犯行を防いだ効果も
殺人未遂容疑で書類送検された倉光実容疑者が、自ら命を絶ったとされるきっかけは、警視庁が防犯カメラ画像を公開したことだったとみられる。死亡により真相解明は遠のいたが、次の犯行を計画していた形跡もあり、公開捜査が事件に与えた影響は大きい。
「画像を公開すれば、市民らからの情報提供が期待できる。一方で、画像に写っている衣類などの証拠を容疑者が隠滅する恐れも生じる。もろ刃の剣だ」。警視庁が公開捜査に踏み切った際、捜査幹部はそう漏らした。
画像を公開したのは、事件から約2週間後の昨年12月12日だった。現場周辺は防犯カメラが少なく、宮台さんも画像の男について「面識がない」と説明するなど捜査は難航。容疑者の所在が分からない中、「宮台さんの安全を確保しなければならない」(捜査幹部)という事情もあった。
公開捜査後の情報提供は303件に上ったが、決定打はなかった。倉光容疑者を割り出すことができたのは、防犯カメラに写っていた自転車の画像。購入したのが倉光容疑者だと分かった時には既に死亡していた。
公開捜査は、倉光容疑者にも衝撃をもって受け止められた可能性が高い。同居の母親は調べに「直後から様子がおかしくなった」と説明。死亡したのは、公開からわずか4日後とされる。犯行時の衣類や凶器、パソコンなどは見つからず、処分したとみられる。
一方、倉光容疑者は事件後、インターネットで山刀(刃渡り21センチ)を注文しており、別の犯行に及ぼうとしていた疑いがある。捜査関係者は「宮台さんを再び襲っていた可能性もある。容疑者を逮捕できなかったのは残念だが、公開捜査が必ずしも誤りだったとは言えない」と強調する。
宮台さんは書類送検を受け、ネット放送局「ビデオニュース・ドットコム」で「区切りであることは間違いない。動機は分からないままになる」と語った。(榊原大騎、鈴鹿雄大)
『東京新聞』2023年3月10日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/235628
2023-03-11 00:55
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