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「性同一性障害」診断書の読み替え問題 [現代の性(性別越境・性別移行)]

2月28日(火)

2022 年1月にWHOの新しい国際疾病分類ICD-11が実施され、国際的には、性同一性障害という概念は完全に消滅した。

日本では、「診断と治療のガイドライン」の改定が遅れに遅れて、消滅したはずの「性同一性障害」がゾンビ状態で流通している状態。

しかし、遠からず新「ガイドライン」が公表され、日本においても「性同一性障害」は消えるはず。

その時、問題になるのは、すでに発行されている「性同一性障害」の診断書の効力。
今回のICDの診断基準の変更は医療側の都合で、それによって診断された側が不利益を受けるとしたら不合理。

そこで、「性同一性障害」の診断書を新たな概念(性の健康にかかわる状態)の「性別不合」に読み替える、という話が非公式に流れていた。

こうした「読み替え」措置がほんとうになされるのか? 
それは無条件なのか? それとも再診察‣再診断が必要なのか?
新しい診断書の発行は有料なのか?
など、気になることはいろいろあるのだが、まったく情報が流れてこない。

また「活動家」は反医療の、診断書を持っていない人が中心になっているので、関心がないようだ。

時間とお金をかけてもらった診断書。
診断書持っていない人にはどうでもいい問題でも、持っている人は、けっこう気になるのは当然。

3月の「GID学会」で情報収集してくるつもり。
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