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渋谷の街から大型書店がほぼ消えた [世相]

1月31日(火)

今日31日、「東急本店」が閉店した。
これで、渋谷から東急系デパートが消えた。
かつての、東急vs西武の「渋谷戦争」を知る者として、時代の変転をしみじみ感じる。

そして、「東急本店」の閉店にともない「丸善ジュンク堂・渋谷店」も閉店となり、渋谷の街から大型書店がほぼ消えることになる。

私が学生の頃(47年ほど前)は、「東急文化会館」に「三省堂書店」があり、そこで用が足りなけれ
ば、ビルが丸ごと本屋の「本のデパート・大盛堂書店」(2005年閉店)があった。

その後、「東急プラザ」に「紀伊国屋書店」が入り、院生・講師時代はもっぱら。そこを利用してい
た。
しかし、ビルの建て替えで、「西武渋谷店パーキング館」1階に縮小移転し、「新・東急プラザ」に戻ることはなかった。

また、東京メトロ半蔵門線の渋谷駅から直結していた「渋谷第一勧業共同ビル」地下には「旭屋書店」
があった(2005年閉店)。
「旭屋書店」が撤退した跡には、「ブックファースト」が入ったがそれも、2017年に閉店してしまった。

すでに、大型書店の閉店が相次いだ00年代半ばから、渋谷の文化的衰退が言われてきたが、いよいよ、それが極まった感じ。

要は、本を読むような人は、渋谷の街には集まらないということ。

なんとも寂しい限りだが、私も渋谷駅で降りるのは、月2回の整体マッサージだけ。
本を買うなら、新宿の「紀伊国屋本店」か、神田神保町の「東京堂書店」に行く。
カルチャー的には、もう渋谷は終わりだと思う。
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