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スコットランドも性別変更手続きを簡易化 [現代の性(性別越境・性別移行)]

12月23日(金)

スコットランドも性別変更要件を緩和。
ただし、イギリス政府は懸念を示す。

性別変更手続き必要なジェンダー認定証明書(GRC)を申請できる年齢を16歳に引き下げ。
申請の際に、性別違和の診断書が不要となり、自己申告での変更が可能となる。

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スコットランド、性別変更手続きを簡易化 イギリス政府は懸念

英スコットランド議会は22日、法律上の性別変更の手続きを簡易化する法案を86対39の賛成多数で可決した。

可決が発表されると、議会にはトランスジェンダーの権利活動家の歓声が響いた。一方、法案に反対する女性の権利活動家などは「恥を知れ!」と叫んだ。

議論を呼んでいるこの法案では、変更に必要なジェンダー認定証明書(GRC)に申請できる年齢を16歳に引き下げた。また申請の際に、性別違和(生物学的な性別と性自認に違和感がある状態)の診断書が不要となり、自己申告での変更が可能となった。

性別変更手続きの簡易化を認めたのは、イギリスではスコットランドが初めて。

イギリス政府は法案に懸念を示しており、各政府の決定を国王が個人的に承認する「国王裁可」を食い止めることで、スコットランドでの正式な法制化を阻止する可能性があるとしている。しかし、スコットランド自治政府はこれに強く反発している。

欧州ではアイルランドやデンマーク、ノルウェー、ポルトガル、スイスなど9カ国が、自己申告での性別変更手続きを可能にしている。22日にはスペイン下院が、身分証明書と申請のみで法律上の性別を変更できる法案を可決し、上院の採決を待つばかりになった。

「BBCニュース」2022年12月23日
https://www.bbc.com/japanese/64073056
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