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宮台真司さん襲撃事件、その後 [事件・事故]

12月7日(水)

11月29日、東京都八王子市の東京都立大学で教授の宮台真司さんが男性に襲撃され重傷を負った事件(宮台真司さん襲撃事件)、いまだ犯人の特定・逮捕に至っていない。

捜査が難航しているのは、①犯行時刻が暗くなり始めた夕方で、加えて、犯人はマスク・帽子姿で、容貌が不詳、②都心部と違い防犯カメラの設置が少ない、③著名な言論人で、恨みを買いそうな人が多数で、絞り切れない、ということだと思う。

ポイントは、逃走経路だと思う。
襲撃後の犯人が、犯行現場から程近い南大沢駅方面(南方向)に逃げず、逆方向の北へ逃げていること。

北方向にある鉄道の駅は、京王八王子線の北野駅でかなり遠い。
考えられるのは、そこに至る途中に車を止めていたか、あるいはこの近辺に家があるか?

警察もそこらへんは考えているだろうが、ともかく早く逮捕してほしい。

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宮台真司さん切りつけ 防犯カメラや目撃情報少なく捜査難航

社会学者の宮台真司さん(63)が東京都八王子市の東京都立大学南大沢キャンパス敷地内で切りつけられた事件は今も解決に至っていない。警視庁捜査1課は殺人未遂容疑で襲った男の行方を追っているが、大学周辺に防犯カメラが少なく、有力な目撃証言も乏しいことなどから捜査の難航も予想される。誰が何のために襲ったのか。事件は6日で発生から1週間が経過した。

捜査関係者によると、逃走する男の様子は現場近くの防犯カメラに映っていた。男は宮台さんを襲った後、小走りで東方向に向かい、現場から約100メートル離れた門の脇から大学の外に逃走。その後、大学の北側にある団地などが建ち並ぶ住宅街を歩く姿も確認された。

ただ、大学周辺は住宅街や丘陵が混在しており、捜査関係者によると、都心部に比べて防犯カメラの設置数はかなり少ないという。同課はカメラの画像解析や聞き込み捜査などを続け、その後の男の行動を追跡しているが、時間がかかっている。

また、事件の発生が日没に近い午後4時17分ごろだったことも捜査を難しくしている。男はマスク姿で帽子をかぶっており「暗がりでマスクをしていたので男が誰なのか分からなかった」と宮台さんは説明する。キャンパス内でも人通りの少ない場所で襲われており、目撃情報も少ないという。

一方、宮台さんの授業は毎週火曜のみで、事件が起きたのはその授業が終了した約7分後だった。帰宅のため駐車場に1人で向かっていたところを被害にあっており、宮台さんの予定を把握した上で、襲撃の機会をうかがっていた可能性がある。

動機については、宮台さんが後頭部や首、顔面などを執拗(しつよう)に切られていることから、同課は怨恨(えんこん)による犯行の疑いがあるとみている。

『毎日新聞』 2022/12/5 12:28(最終更新 12/6 23:32) 1169文字
https://mainichi.jp/articles/20221205/k00/00m/040/072000c
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