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大学のセキュリティ [世相]

11月30日(水)

日本の大学は全般的にセキュリティ感覚が乏しい。

私が関わった大学で、セキュリティがしっかりしていたのは、お茶の水女子大学。
キャンパス内に大学だけでなく、小・中学校もあるので、「池田小事件」以降、セキュリティが厳重になった。
外郭がしっかりしているし、校門も少ない。
校門の守衛さんに顔を覚えてもらうまでは、いちいち身分証明書を提示しなければならず面倒だったが、安全という観点からしたら仕方がない。

あと、先月ゲスト講義に行った東洋大学(白山)も厳しかった。
外部の人は基本的に入れない。

逆に緩いのは、明治大学(駿河台)や日本大学(水道橋)などのように、キャンパスの外郭がなく(したがって校門もなく)ビルの集合体の大学。
ビル1つ1つの出入りをチェックするのは実質的に無理。

早稲田大学もセキュリティの概念に乏しい。
一応外郭はあるが、校門ではノーチェック。
理工学部キャンパスなんて、地下鉄の駅に直結だから、誰でも入れてしまう。

慶應義塾大学(三田)も同様。
外郭と校門はあるが、チェックしてなかった。
日吉キャンパスは、校門がない。

そもそも、社会に開かれた大学という理念とセキュリティの両立は難しい。
どうバランスを取るべきか、難問である。

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