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社会福祉としてのLGBTの高齢化・貧困化への対応 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

10月27日(木)

昨日、社会福祉関係の人といろいろお話しして、LGBTの高齢化・貧困化への対応が、今後の大きな課題だということを、あらためて認識した。

生活のバックアップ・システムをもっと利用しやすくしないといけない。
どうも、そこらへんの情報が当事者に届いていない。

若くて生活の心配が少ない「活動家」の意識は、高齢化や貧困化になかなか向かない、という事情がある。

それと、日本のLGBT運動の大きな問題として、「専門家」とのリンク(協業)が下手(だから進まない)という状況がある。

この5年ほどで、ユースやキッズへのケアはずいぶん良くなった。
そうした事業を推進するNPOには資金も人材も集まる。

しかし、高齢&貧困LGBTの支援を掲げるNPOはそもそも少ないし資金も集まらない。
もう少しバランスが取れないものかと思う。

【追記】
考えがまとまってなく、何が言いたいか伝わっていないようなので・・・。

生活が困窮した際にバックアップ・システム(生活保護)につなげる、あるいは、高齢になり身体が不調の際に介護システムにつなげることは、LGBT特有の問題ではない。

ただし、LGBTであるがために、つながりにくいことがあるのなら、それは支援が必要だし、解消すべき問題ということ。

そこらへんへの意識や対処が、今までの「LGBT運動」では、やや希薄だったのではないか(←かなり控えめに言っている)と、昨日、いろいろしゃべったり聞いたりして思った、ということ。



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