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酒飲み文化の変容 [生活文化・食文化・ファッション文化論]

10月24日(月)

昨夜の「サヴァト会」で、新宿二丁目で複数のお店を経営している方から「(コロナが一段落しても)店にお客さんが戻ってこない」という話を聞いた。

「コロナ禍」の2年間の間に、人々の生活・行動様式が変わり、夜の街(盛り場)に飲みにいかなくなっている、ということは、一般的な話として聞いていたが、ゲイタウンもそうらしい。

出会い系アプリの普及で、若い人を中心に「出会いの場」としてのゲイタウンの酒場の機能が低下していることは承知していたが、お酒飲みの習性まで、わずか2年間で変化してしまうとは・・・。

ただ、その一方で、8月に友人と行った新宿の魚食系居酒屋や、先週「女子会」で行った横浜の新潟料理のお店は、ほぼ満席に近い賑わいで、「コロナ禍」前の状況を取り戻していたように思う、

どうも、ゲイタウンに限らず、お酒だけを飲む酒場にお客さんが戻っていないような気がする。

酒飲み文化の変容現象は、2000年代になって顕著になってきた。
たとえば「はしご酒」が稀になり(いずれ死語化)、「家(宅)飲み」という言葉が普及したように。
さらに次の段階(酒場の衰退→消滅)に進むのだろうか?


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