8月15日(月)『特選小説』のインタビュー [お仕事(出演・取材協力)]
8月15日(月)
新宿で、『特選小説』(辰巳出版)のインタビュー。
けっしてメジャーな雑誌ではないが、前著『新宿「性なる街」の歴史地理』(朝日選書)のときも、取り上げて下さった。
今回の『歴史の中の多様な「性」』も、真っ先に声をかけてくださり、感謝に堪えない。
私は昔気質の人なので、かけてもらった恩義にはちゃんと報いるつもり。
インタビューの最後に、記者さんに「『歴史の中の多様な「性」』の執筆でいちばんつらかったことはなんですか?」と問われて、答えられなかった。
だって、書いている間、ずっととても楽しかったから。
私の場合、本を1冊書いたからといって、大学の常勤職になれるわけでも、博士号を取れるわけでも、お金がたくさん入るわけでも、社会的評価が上がるわけでもないわけで、研究者としての若干の社会的責務は意識しているものの、楽しくなかったら400頁近い本は書けない。
「若干の社会的責務」とは、自分の研究で明らかになったことを後世に伝える、ということ。
本を書いた意義を、敢えて言えば、そういうこと。
他の研究者の著作のように、命を削るような思いで書いた本ではない。
そもそも削るほどの余命はもうないし。
そんなお気楽な本なので、楽しんで読んでいただけたら幸いです。
新宿で、『特選小説』(辰巳出版)のインタビュー。
けっしてメジャーな雑誌ではないが、前著『新宿「性なる街」の歴史地理』(朝日選書)のときも、取り上げて下さった。
今回の『歴史の中の多様な「性」』も、真っ先に声をかけてくださり、感謝に堪えない。
私は昔気質の人なので、かけてもらった恩義にはちゃんと報いるつもり。
インタビューの最後に、記者さんに「『歴史の中の多様な「性」』の執筆でいちばんつらかったことはなんですか?」と問われて、答えられなかった。
だって、書いている間、ずっととても楽しかったから。
私の場合、本を1冊書いたからといって、大学の常勤職になれるわけでも、博士号を取れるわけでも、お金がたくさん入るわけでも、社会的評価が上がるわけでもないわけで、研究者としての若干の社会的責務は意識しているものの、楽しくなかったら400頁近い本は書けない。
「若干の社会的責務」とは、自分の研究で明らかになったことを後世に伝える、ということ。
本を書いた意義を、敢えて言えば、そういうこと。
他の研究者の著作のように、命を削るような思いで書いた本ではない。
そもそも削るほどの余命はもうないし。
そんなお気楽な本なので、楽しんで読んでいただけたら幸いです。
2022-08-16 14:34
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