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8月5日(金)松濤美術館に資料を搬入 [性社会史研究(性別越境・同性愛)]

8月5日(金)

渋谷区立松濤美術館に、9月から始まる企画展「装いの力ー異性装の日本史」の展示資料を搬入。

手提げ袋に入れた資料を、担当学芸員さんに「はい。よろしく」と渡して、帰れるかというと、そういう訳にはいかず・・・。

搬入したのは、絵葉書1セット、書籍2点、雑誌3種5点、女装同好会の会誌10冊。
学芸員さん2人がかりで、1点、1点、チェックして、現状(どこに破れがある、傷がある)を記録し、写真を撮る。

「そんなたいした物じゃないから、適当でいいですよ」と言いたいが、一応、学芸員資格を持っているので、この作業が「基本」だということも分かっているので、言えない。

45分後、ようやく「預かり証」をいただく。

で、重要文化財の江戸時代の若衆振袖(東京国立博物館所蔵)と、1960年代の性風俗雑誌『風俗奇譚』や、1990年代の女装雑誌『くいーん』『ひまわり』が同列に(展示資料として)並ぶことになった。


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