SSブログ

なんちゃって神道概論 [お仕事(講義・講演)]

7月1日(金)

「なんちゃってジェンダー論」の講義の中での豆知識。
講師「日本の神様は、音で降りてきます」
受講生「???」
講師「神社にお参りするときは、柏手を打ちますね、鈴を鳴らしますね」
受講生「おおっ(やや納得)」
講師「だから、柏手はしっかり音がするように打たないといけません。(実際に)パン、パン」
受講生(先生の柏手、なんであんなにいい音なんだ?)
講師「ですから、古代・中世の巫女や遊女は、ほぼ必ず音が出るものを持っています。鼓や琴、琵琶や鈴などですね」
受講生「巫女が楽器を持っているのは今の説明で分かったけど、なぜ遊女???」

という流れで、巫女と遊女の近縁関係、さらに「遊び」の起源としての「神遊び」の話に入る。
「神遊び」とは、神への芸能の奉納、神との共同飲食、神の妻である巫女との性行為。

そこから神が抜けると、芸能、飲食、セックスワークとなり、その3つは、前近代においては不分離で三位一体であることを解説。

神道を語るのなら、せめてこの程度のことは理解していてほしい。



nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントの受付は締め切りました