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渋谷区立松濤美術館企画展「装いの力 異性装の日本史」 [現代の性(性別越境・性別移行)]

6月16日(木)

渋谷区立松濤美術館企画展「装いの力 異性装の日本史」(2022年9月3日~10月30日)。

公立の美術館が「異性装」をテーマに企画展を開催するのは画期的なこと。

開催記念講演会(9月10日、三橋)、ドラァグ・クイーン公開対談(10月9日、シモーヌ深雪&ブブ??♀?ド[魚]ラ??♂?マドレーヌ、司会:三橋)、女装メイク講座(9月25日、横浜「アルテミス」)など、付属イベントの申し込みは近日中に始まります。

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男らしさ、女らしさって何? 「装う」ことで性の境界を考える展覧会が9月開催

渋谷区立松濤美術館で「装いの力―異性装の日本史」が開催されることが発表された。会期は2022年9月3日から10月30日。

男性/女性という二分化、二項対立的な認識で人間を把握する考え方は、今日の社会にも強く根付いている。しかし人の歴史を振り返れば、こういった既存の認識を越えたり、あるいは撹乱させる試みもまた行われてきた。

衣服や化粧によって男性が女性に、女性が男性に、あるいはさらに異なる何者かになること。社会的・文化的な性別を区分するための記号である衣服をもって、生物学的に与えられた性とは異なる性となる「異性装」について考えるのが同展だ。

室町期に描かれた絵巻、20世紀初期の日本画、現代のドラァグ・クイーンのウィッグなどを紹介しながら、古代から現代までの日本における様々な異性装の文化・表現を考察、その営みのこれまでとこれからを考える展示になるだろう。

新蔵人物語絵巻( 室町時代 16世:サントリー美術館.jpg
蔵人物語絵巻(室町時代 16世紀:サントリー美術館蔵)

阿国歌舞伎草紙(17世紀初期 大和文華館).jpg
阿国歌舞伎草紙(17世紀初期 大和文華館)

石井林響「童女の姿となりて」(1906 東京都現代美術館).jpg
石井林響[「童女の姿となりて」(1906年:東京都現代美術館)

シモーヌ深雪(2018).jpg
シモーヌ深雪(2018年)

装いの力―異性装の日本史

会場:渋谷区立松濤美術館
会期:2022年9月3日?10月30日 ※会期中、一部展示替えあり
休館日:月(9月19日、10月10日は除く)、9月20日、10月11日
入館料:一般1,000円(800円)/大学生800円(640円)/高校生・60歳以上500円(400円)/小中学生100円(80円)  ※カッコ内は渋谷区民の入館料
※土日祝は小中学生無料 ※毎週金曜日は渋谷区民無料 ※障がい者及び付添の方1名は無料 ※土日祝および会期最終週は日時指定予約制を予定

https://shoto-museum.jp/

「Tokyo art beat」2022年4月13日
https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/thepowerofclothing_news_20220413?fbclid=IwAR1GZ4mIRIsPFWWdWdmTkRL1TJRQ8RUpQ6Lj4xqJKEJ3j5JNRfdMEW9-V4Q
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