書名問題、決裂寸前

４月13日（水）

３冊目の単著、初校ゲラが出る段階になっても、書名が決まらない。

著者である私の要望を出版社側が受け入れてくれず、あちらが提案する営業優先の書名は、私が気に入らない。

いよいよタイムリミットになり、書名交渉決裂→出版破談（原稿引き上げ）の線で、メールを書いた。
しかし、送信する直前で思い止まった。
初校ゲラを出すまで作業を進めてくれた担当編集者さんの社内での立場を考えた。

書名については営業マターで、著者が何を言っても通らないことがよくわかった。

理不尽な思いは強くある。
数は少ないだろうが読んでくださる方のことも考え、ここは本を出すことを優先した。