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千葉県市川市男子大学生刺殺事件 [事件・事故]

3月6日(日)

2021年5月に千葉県市川市で、21歳の男子大学生が、36歳の男性に刺殺された事件の裁判。

被害者の男子大学生が女装して、デートなどの見返りに金銭を受け取る「(女装)パパ活」をしていて、一方的に恋愛感情を抱いた加害者が、絶縁を告げられて絶望し、殺害して焼身自殺をしようとした「無理心中」未遂事件であることが判明。

事件直後の報道(朝日新聞)では、加害者は被害者の「知人」とされ、被害者が女装していたことは触れられていない。

女装絡みの殺人事件としては、女性だと思い込んで性交渉した相手が女装者だと判り、逆上して殺害というパターンがときどきあるが、昔風に言えば「痴情のもつれ」というパターンは少ない。

2011年の「軽井沢ニューハーフ死体遺棄事件」(容疑者の男性による暴行と死因との関係が立証できず、殺人罪では不起訴、死体遺棄罪で有罪)が思い浮かぶくらい。

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市川市内で恋愛感情抱いた男子大学生をナイフで殺害 被告の男、起訴内容認める 弁護側は責任能力争う 千葉地裁

市川市内で“パパ活”の男子大学生を刺殺した上、放火しようとしたとして、殺人と放火予備の罪に問われた埼玉県三郷市、無職、斉藤陽一郎被告(37)の裁判員裁判初公判が4日、千葉地裁(安藤範樹裁判長)であり、被告は起訴内容を認めた。弁護側は責任能力を争う方針を示した。

検察側の冒頭陳述などによると、男子大学生は女装して被告相手にデートなどの見返りに金銭を受け取る“パパ活”をしていたとされる。検察側は「一方的に男子大学生に恋愛感情を抱いていた被告は、絶縁を告げられて絶望した。殺害して焼身自殺をしようとした」と経緯を説明。「動機は身勝手」と述べた。

弁護側によると、被告は貯金を崩して100万円ほどを援助するほど男子大学生に入れ揚げていた。弁護側は「被告は当時、運転手の仕事などでストレスを感じ、適応障害だった。男子大学生と話すことが唯一の精神安定剤だった」などと主張。被告が心神耗弱状態だった可能性を指摘した。

起訴状などによると、被告は昨年5月10日ごろ、市川市の男子大学生(21)宅で、背中などを複数回、ペティナイフ(刃体約12・5センチ)で刺すなどして殺害。さらに、男子大学生宅にガソリンと灯油をまぜた油をまいて放火しようとしたとされる。被告は放火を思いとどまり、翌11日、市川署に自首した。
『千葉日報』2022年3/5(土) 12:24配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b61e0a593f59a770bda4026de460bbc63e1e2cf
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男子大学生を刺殺した疑い、36歳知人を逮捕 千葉

21歳の男子大学生を刺殺したとして、千葉県警市川署は12日、埼玉県三郷市高洲3丁目、自称運送業斉藤陽一郎容疑者(36)を殺人容疑で緊急逮捕し、発表した。「殺したことに間違いない」と容疑を認めているという。

署によると、斉藤容疑者は10日午後11時ごろ、千葉県市川市稲荷木1丁目の大学生岩本健介さん(21)の自宅で、知人である岩本さんの背中などを刃物のようなもので刺すなどして殺害した疑いがある。

県警によると、斉藤容疑者が12日午前0時ごろ、「人を殺してしまった」と署に出頭したという。署員が岩本さん宅を調べたところ、岩本さんが居室内で倒れており、現場で死亡が確認された。署が詳しい経緯を調べている。(伊藤繭莉)
『朝日新聞』2021年5月12日 12時15分
https://www.asahi.com/articles/ASP5D4212P5DUTIL011.html

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