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感染拡大地域では20代突出 [世相(新型コロナ肺炎関連)]

1月9日(日)

やっぱり、圧倒的に若者が感染しやすいのだなぁ。

行動が活発で、感染機会が多いということもあるだろうが、ここまで極端だと、免疫系の関係があるのでは?と思ってしまう。

つまり、若者は過去の同種のウィルスの感染経験が乏しく、免疫が反応しないのに対し、高齢者は過去に同種のウィルスに感染したことがあり、免疫が機能するみたいな。

欧米人と東アジア人との極端な感染率の差と、同種の仮説が成り立つのではないか。
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新型コロナ、感染拡大地域では20代突出
感染拡大地域では20代突出.jpg
新型コロナウイルスの感染が拡大している地域で、新規陽性者を年代別にみると、20代が突出している。感染拡大初期は活動が活発な若者に広がるためで、傾向はこれまでの感染急増時と変わらない。ただ、3連休の中、多くの地域で成人式が開催されることもあり、会食機会が増えることが見込まれる。各自治体は今後の状況を注視するとともに、感染の主体が高齢者に移行した場合、入院患者数の増加を懸念している。

蔓延(まんえん)防止等重点措置が9日から適用された沖縄県では同日、過去2番目となる1533人の感染者を確認した。このうち20代は702人で、全体の46%に上った。

こうした傾向は、前週比の10倍という「これまで経験したことのないスピード」(専門家)で感染が拡大している東京都も同じだ。9日に報告された感染者1223人のうち、20代は504人(41%)と突出。大阪府でも9日の感染者880人中、20代が35%を占めた。

20代が多い要因について、東京都の担当者は年末年始での会食機会の増加を挙げる。クラスター(感染者集団)が発生したケースでは、100人規模のパーティー開催や、20人で遊戯(ゆうぎ)施設を利用した例などがあったという。沖縄県では、20代のワクチン接種率が他の年代に比べて低く、感染拡大につながった可能性も指摘されている。

こうした中、8~10日の3連休期間中には各地で成人式が開催される。

東京都の小池百合子知事は「特に成人式後の会食に気をつけて。短時間、少人数で実施するほか、マスクの着用と換気の徹底を」と訴える。沖縄県の玉城デニー知事も、新成人に対して「厳しい状況の中で、感染防止対策にできる協力をして」と呼びかけるなど、警戒を強めている。

また、厚生労働省に対策を助言する専門家組織は3連休や成人式などの事情に加え、「さらなる気温の低下に伴い、屋内での活動が増える」とし、「密」な空間が感染拡大につながる可能性を指摘する。

これまでの感染拡大の例では、まず若年層に広がり、その後で高齢者に置き換わるパターンが多かった。専門家は「今回も同じ広がり方をする可能性は高い」と指摘。高齢者は重症化しやすく、入院患者が今後、増加する恐れもある。

都の幹部は「病床の逼迫(ひっぱく)具合を常に注視し、医療従事者に感染が広がり人手不足に陥るなど最悪のケースも想定して早めに手を打っていく」と述べた。
『産経新聞』2022年1月9日(日) 21:54配信
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