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(日本以外の)アジアの「活動家」の貢献 [現代の性(性別越境・性別移行)]

12月23日(木)

ICD-11における性別移行の脱精神疾患化については、欧米先進国の「活動家」だけでなく、アジア&パシフィック(フィリピン、タイ、インドネシア、インドetc)の「活動家」の貢献(ロビー活動)もかなり大きかった。

そうした事実、なぜ日本では認識されないのだろう?

国際学会などでICDの改訂委員会の委員(多くは男性)がいると、彼女たち(多くはTrans-woman)は積極的にロビーイングする。
(時に「色仕掛け」っぽい雰囲気もあったような)

自分たちの要求を伝えて、委員から情報を引き出す。
英語が不自由な私は、その交渉力にひたすら驚いた。

ICD-11の性別移行の脱精神疾患化については、日本の「活動家」は、推進派も反対派も、ロビーイングという点では、ほとんどなにもしていない。
というか、国際的なロビーイングができる能力をもつ「活動家」は誰もいなかった。

英語力だけでなく、国連諸機関や徐国政府から活動資金を引き出す能力、PP資料を駆使して堂々とプレゼンする能力、彼女たちは発展途上国のトランスジェンダーの中ではアッパーミドル(中の上)以上の階層に位置することは間違いないのだが、それでも(日本以外の)アジアの「活動家」の貢献を無視してはいけないと思う。




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