SSブログ

50数年ぶりの「のし餅」 [日常(料理・食べ物)]

12月22日(水)

いつもお世話になっている方から、のし餅をいただく。
お家でついたのし餅なんて、いったい何年ぶりだろう?
たぶん50数年ぶりだ。
IMG_9358.JPG
感動して眺めているうちに、60年前、のし餅を切る父親の姿とそれを見ている自分(7才)の姿が思い浮かぶ。

そして、「のし餅はな、切るタイミングが難しいんだ。やわらかすぎても包丁にくっついて切れない。だが、少しでもやわらかな内に切らないと、たいへんなことになる(硬くなると包丁で切れなくなる)」という父親の言葉がよみがえる。

そうだ、切らないといけない!

さっそく、作業開始。
ん、かなり厚いな。
厚さの半分くらいまで包丁で刻み目を入れて、あとは手で割る。
要領を思い出すと早い。
ます2分割を3回繰り返して、8分割に。
IMG_9360.JPG
↑ 4分割状態、やっと家の小さなまな板に収まる。
IMG_9361.JPG
↑ 8分割状態。

それを3分割して、24個の切り餅が出来上がり。
IMG_9362.JPG
ちょっと不揃いだけど。
そういえば、父親は竹の物差しを当てて切っていたな

少なくとも50数年間しなかった作業を思い出す不思議。
お餅をいただいただけでなく、いろいろ思い出させていただき、ほんとうにありがとうございました。


【追記】丸いお餅の関西圏の人たち、こうやって切るから関東圏のお餅は四角いのです。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。