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若いTrans-womanの研究者の方とお話 [現代の性(性別越境・性別移行)]

12月19日(日)

16時、「新宿ダイアログ」で若いTrans-womanの研究者の方とお会いする。
お母様が日本人、お祖父様が台湾人で、ご本人はイギリス育ちで、母国語はイギリス英語、外貌はまったく東洋系の女性という方。

2018年に来日して早稲田大学で学び、この春からある地方大学の専任教員(助教)になったとのこと。
研究テーマは、日本に住むトランスジェンダー外国人移住者。
「う~ん、研究はほとんどないですね」と言ったら、
「1つだけあります。三橋先生が指導された・・・」
「ん? ああ、あの論文、フィリピーナの・・・たしかに、私が査読しました」
やっと思い出した(無責任)。
(参考)岡田 トリシャ「日本におけるトランスジェンダーのフィリピン人エンターティナー」
   (『ジェンダー研究21』早稲田大学ジェンダー研究所紀要、2013年)

そんな会話から始まって、約2時間、お話。
ちょっとだけアドバイス。

私としては、この数年、トランスジェンダーの研究者が次々に大学の常勤職に就くようになったのが、単純にうれしい。
それと若い研究者の話を聞きながら、参考になるかもしれない昔話をするのが楽しい。
ということで、楽しい時間だった。

ところで、私が知る限り、今日の方を含め、日本のトランスジェンダーの(オープンリィな)常勤教員は5人(オープンかどうか微妙な方はカウントしていない)。
その全員がTrans-woman。
以前から、この傾向が気になっている。
なぜなのだろう?

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