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小谷真理さんの新著『性差(ジェンダー)事変』 [現代の性(一般)]

12月4日(土)

目黒の部屋で郵便物の整理をしていたら、青土社からの献本(著者代行)の不在通知連絡があった。
「今時、青土社からって誰だろう、少なくともトランス関係じゃないよな」と思いながら、徒歩5分の目黒郵便局に出向いて受け取り。
性差事変.jpg
小谷真理さんの新著『性差(ジェンダー)事変―平成のポップ・カルチャーとフェミニズム―』(青土社、2021年12月、2600円+税)だった。

ありがとうございます!

四六判、468頁、お弁当箱っぽい。
1993年から2021年までの間に執筆・講演した27本の評論を収録。
編集者氏が「小谷真理のすべてがわかるような感じの本」と言うように、いたって重厚な内容。

SF&ファンタジー評論家の小谷真理さんとは、1998年2月に、新宿「紀伊國屋ホール」で開催された「性を越境する-異装がもたらすゆらぎ-」というフォーラムで出会った。
もう24年も前のことだ。

なぜか、着物の着付けを一緒に習うことになり、ほぼ同世代(私が3つ上)ということもあり、仲良くなった。

私が、日本SFの初期作品をかなり読んでいたこともあり、草創期の「センス・オブ・ジェンダー賞」(2001年~)の選考にも混ぜていただいた。

フェミニズムだけでなく、いろいろなことを教えてくださった女性の1人。

「コロナ禍」以前は、明治大学(駿河台)の講師控室で、ときどき出会い、おしゃべりをしていたが、昨年・今年と対面講義が壊滅状態で、なかなかお会いできない。

出会った頃は、40歳前後だったが、4半世紀近く経って、お互い白髪も増えた。
でも、この分野では「小谷真理の前に小谷真理なし、小谷真理の後に小谷真理なし」のまさに第一人者。
ますますのご健筆を祈っています。

(追伸)
いつもご著書をいただいてばかりで恐縮ですが、来年は少しだけお返しできると思います。


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