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自民党総裁選挙公示 [政治・選挙]

9月17日(金)

今回の自民党総裁選の最大のポイントは、新総裁が誕生して半月後に総選挙になることが確定しているということ(任期満了なので先延ばしはできない。
だから、選挙基盤が固まっていない(弱い)議員は、選挙で勝てる「顔」を選びたい。そうしないと自分が危ないから。

現在の情勢では、1回目投票は
1 河野太郎(規制改革担当大臣)
2 岸田文雄(元・政調会長)
3 高市早苗(元・総務大臣)
4 野田聖子(幹事長代行)
の順と思われる。

問題は、河野さんが1回目で過半数をとれるかどうかだが、野田さんの立候補で票が割れ、苦しくなった。
決選投票になった場合は、1・4位連合vs2・3位連合で岸田さんが逆転当選する可能性もある。

ただ、その場合、全国の党員の意向を、議員の思惑でまたひっくり返すということになり、党内民主主義(自民党内にはそんなものない?)的にいかがなものか?という話になる。
実際、選挙に向けての志気は落ちるだろう。

野党第一党の立憲民主党からしたら、一見、パワフルに見えてカラーの濃い河野さんより、線が細く、旧勢力(安倍・麻生)の傀儡的イメージが強い岸田さんの方が、総選挙を戦いやすいと思う。

菅首相のまま総選挙だったら、自民党70議席減で政権交代(エダノンが首相)の可能性もゼロではないと思っていたけど、そこは自民党は巧みで「顔」を変えることで、体勢を立て直し傷を最小限にすると思う。

情勢はまだ流動的だが、河野首相で20~30議席減、岸田首相で30~40議席減で、(残念ながら)自公政権(もしくは自公+維新政権)が維持される可能性が高い。
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