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北丸雄二さんの新著『愛と差別と友情とLGBRQ+』 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

8月27日(金)
北丸雄二さんから新著『愛と差別と友情とLGBRQ+』(人々舎)をいただく。
ありがとうございました。
愛と差別と友情とLGBRQ+.jpg
440頁余のお弁当箱のような大著。
まず、同じく著述を業とする者として、これだけの分量を書くエネルギー(情熱)に感服。

以下、概括的な(まだ精読していない)感想。
内容のほとんどは、アメリカのゲイ現代史。
1993年から2018年前まで25年間の在米生活の見聞がベースになっている。
その期間は、クリントン(2期)、ブッシュ(息子)、オバマ(2期)、トランプの4代の大統領に及ぶ。

しかも、北丸さんは、学者・研究者ではなく、叩き上げのジャーナリスト。
視座が地についている。
そんな著者、他にはいない。

そこから生まれる豊富な情報量とリアリティこそが、本書の真骨頂であり、他に例のない稀有で貴重な記録(同時代史)になっている。

「です、ます調」の文体も読みやすく、読者に「伝える」ことへの意識の高さがわかる。
ということで、大勢の方に読んで欲しい掛け値なし、お世辞なし、忖度なしの好著である。


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