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感染した高齢者の致死率 [世相(新型コロナ肺炎関連)]

8月11日(水)

感染した高齢者の致死率(死亡者/感染者)。

ワクチン未接種  4・31%
ワクチン1回接種 3・03%
ワクチン2回接種 0・89%

そもそもワクチン接種で感染率が9分の1ほどになり、致死率が4分の1になるのだから、高齢者の死亡は劇的に減ることになる。

アルファ株(イギリス型)5・6%
デルタ株 (インド型) 4・5%
(有意差なし)

こういうデータの蓄積が大事なのに、テレビは報じない。

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2回接種の高齢者、感染後の死亡率0・89%…未接種者の5分の1

新型コロナウイルスワクチンを2回接種した65歳以上の高齢者は、未接種の高齢者に比べ、感染後の死亡率が5分の1程度にとどまることが11日、厚生労働省の分析で分かった。厚労省の助言機関の会合で報告された。

感染者のデータを一元管理する情報システム「 HER―SYSハーシス 」のデータをもとに、今年6月に感染が判明した高齢者について、ワクチンの接種回数別の死亡者数と死亡率を調べた。死亡率は未接種者が4・31%だったのに対し、1回接種者が3・03%、2回接種者が0・89%だった。

変異ウイルス別の死亡率は、インド由来の「デルタ株」が4・5%、英国由来の「アルファ株」が5・6%で、両者に有意な差はなかった。

助言機関の座長を務める脇田隆字・国立感染症研究所長は「引き続き、感染状況や死亡者数などの経過を見ていく必要があるが、ワクチンによる重症化抑制などの効果がうかがえる」と評価した。

『読売新聞』2021/08/11 20:31
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20210811-OYT1T50209/
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