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都議会選挙、自民党が事実上の敗北 [政治・選挙]

7月4日(日)
都議会選挙、各党派の獲得議席数
自民 33(+8)
都民 31(-14)
公明 23(±0)
共産 19(+1)
立憲 15(+7)
ネット 1(±0)
維新  1(±0)
れいわ 0(±0)
国民  0(±0)
嵐の党 0(±0)
無・他 4(-1)

都議会選挙、事前の予想に反して、自民党が事実上の敗北。
「楽勝」で第1党、公明党と合わせて過半数確保のはずが、前回大敗した失地の回復がほとんどできず、33議席にとどまった。
第1党はかろうじて確保したが、公明党と合わせても過半数には遠く及ばなかった。

7つある1人区でとれたのはわずか2つ(中央区・島部)。
千代田区は都民ファーストに逆転負け。
青梅市・昭島市も都民ファーストに、武蔵野市は立民に、小金井市は野党系無所属に、それぞれ大差をつけられた。

定数2の文京区・日野市で共産党に競り負け。
荒川区・三鷹市でも落選。
定数3の目黒区でまた共倒れ。
中野区も落選。
定数4の品川区でも共倒れ。
ともかく、負け方が悪すぎ。

敗因は、あきらかにオリンピックとコロナ・ワクチン。
中央政府の度重なる失態への批判が、無党派層の取り込み失敗になったと思う。

都議会選挙は、次の国政選挙の先行指標になる。
これでは、秋の解散・総選挙がおおいに危ぶまれる。

都民ファーストは、八王子市で共倒れするなど、現有議席を大きく減らし31議席。
第1党を守れなかったが、それでも、事前の惨敗の予想を覆して、踏み止まった。
小池都知事にコロナ対策が一定の評価を得たということか?

公明党は、NHKの出口調査では苦戦が伝えられたが、期日前投票をしっかり固めていたようで、じわじわ当選圏内に入り、終わってみれば23議席。
結党以来の都議選「全員当選」を守った。
さすがの選挙上手、お見事!としか言いようがない。

共産党は、文京区・日野市で自民党を破るなど健闘し19議席。
現有議席18議席を守ったが、大きな上積みはできなかった。

立憲民主党は、武蔵野市、三鷹市などでトップ当選し、定数8の世田谷区で2議席を獲得。
目黒区と品川区で競り勝って最終議席に滑り込んだ。
現有8議席に7つ上積みして15議席。
しかし、区部の下町や多摩西部で力不足を露呈した。

生活者ネットと維新の党は、虎の子の1議席を守った。




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