SSブログ

あるインタビュー調査 [性社会史研究(性別越境・同性愛)]

4月24日(土)

2年前の夏に、友人の研究者と2人で沖縄で行ったインタビュー調査の書き起こし原稿が送られてきた。

なにしろ2日間、計約8時間のロングインタビューなので、分量がすごい!
量だけでなく、内容も1940~90年代の約半世紀に及ぶ。
その方のライフヒストリーとしてだけでなく、草創期から勃興期の日本の男性同性愛世界の歴史資料として、とても貴重。
インタビューをお願いして、ほんとうに良かったと思う。

この調査、某大手企業系の財団の資金提供を受けているのだが、実は、このインタビュー調査の直前、研究主宰者(某大学准教授)の度重なる言動に無責任かつ非常識な言動に腹を立て(精神的なストレスに耐えきれず)、研究チームから離脱してしまった。

結果、インタビューの原稿化は友人1人がすることになり、大きな負担をかけてしまった。
その点、とても申し訳なく思う。
(ただ、私も沖縄出張の交通費・宿泊費。諸経費約13万円が自腹になるという犠牲も払った)

この調査プロジェクトかなり大規模なもので、沖縄の方以外にも、かなりの人数が対象になっていたはず(実は私も)。
しかし、調査が実施されたという話、あまり聞こえてこない。
(私は調査対象外になったのだろう)

まあ、予期せぬ「コロナ禍」の影響が大きいのだろうが、研究主宰者の責任は大きい。

インタビュー調査の「話を聞きたいときには、その人はもういない(逝っちゃった)」という格言を踏まえると、とても残念なことだと思う。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。